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  • 子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 上

    子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕

    ビジネス・実用

    4.0
    1~2巻924円 (税込)
    親が愛情をかければ良い子が育ち、育て方を間違えれば子どもは道を踏み外す――この「子育て神話」は、学者たちのずさんで恣意的な学説から生まれたまったくのデタラメだった! 双子を対象にした統計データからニューギニアに生きる部族の記録まで多様な調査を総動員して、子どもの性格と将来を決定づける真の要因に迫る。センセーショナルな主張が物議を醸す一方、子育てに励む人々を重圧から解放してきた革命的育児論。

ユーザーレビュー

  • 子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 上

    Posted by ブクログ

    生まれと育ちについて適当なことを言ってくる人にエビデンスで殴り返せるのでとても有用です。
    行動遺伝学(双子の比較)や行動経済学、統計など論文もたどれるので便利。

    これを肝に銘じて子育てしてる。

    要約
    「子どもの性格は生まれつき」
    「遺伝子の組み合わせで決まるので、きょうだいでも違う」
    「育てにくい子もいるけど、それも受精のときに決まることなので妊娠中の過ごし方とか親の育て方とか愛情の問題ではない」
    「親子で性格が合わないこともある」

    引用
    「ジェンダー意識、すなわち自分が男の子であるか、それとも女の子であるかという意識は、その人に備わった性器の種類によって決まるものではない。ましてや親が与えようとして与えられるものではない。」

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    2019年06月08日
  • 子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 下

    Posted by ブクログ

    子供sj風団が成立すると、その集団固有の文化が自然発生する。親が移民同士で、共通言語を持たない子供同士でも、子供集団が成立し、新しい文化・言語が成立することがある(新しい手話言語の自然発生など)

    ジェンダーの差は、大人社会が子供に押し付けるものではなく、子供集団において自然発生する。男の子集団と女の子集団が成立すると、ジェンダーの差が発生する。女子校のように女の子だけの場合は、ジェンダーの差は大きくならないし、逆に集団が小さすぎて女の子だけのグループが成立しない場合もジェンダーの差は発生しにくい。

    固有の子供集団が成立すると、その集団は他の集団からの違いを際立たせる方向に集団文化を発達させる傾向がある。多数の白人と黒人が交じる学校では、黒人だけ、白人だけのグループができて、黒人グループでは、勉強をしないという文化が生じる傾向がある。黒人だけの学校の場合や、黒人の人数が少なすぎて黒人だけのグループが成立しない場合には、そのような傾向はない。

    部族社会では、ティーンエイジャーも働き手として大人社会に属する。そのため、10歳位までの子供集団と、それ以上の大人集団しかなく、ティーンエイジャーグループが成立しないために、ティーンエイジャー文化も成立しない。工業化社会では、ティーンエイジャーは、働き手とならないために、独自のグループを構成し、独自の文化を生じる。

    両親が揃っていない事自体は、子供の精神的成熟に悪影響を与えない。問題発生の原因になるのは、離婚する親の性格的問題点が遺伝すること、シングルマザーの経済的状況が悪いために、問題を生じやすい子供文化が根づいている地域に住む傾向があること。

    親にできることは、良質な子供文化がある地域で子供を育てること、頻繁な引っ越しによって子供を集団から何度も切り離さないこと、それが無理な場合には子供の数を増やして、家族内だけで子供集団を成立させそこに良質な文化を作らせること。親子で共有する時間はそれほど重要ではない。

    出生順位は、子供の家族内での態度には影響を与えることがあるが、子供の社会での性格にはほとんど影響を与えない。

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    2019年05月21日
  • 子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 下

    Posted by ブクログ

    タイトルが誇張表現になっているので注意。
    重要なのは親じゃない(言語習得、性格において)
    が正しいタイトル。
    読書観や学習観は、家庭で変わることについて、著者も認めている。
    ただ、集団社会仮説という、家庭より家庭外の環境が大切かもよ?
    という見方は面白いので読んでみてもいいかもしれない。

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    2025年10月18日
  • 子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 上

    Posted by ブクログ

    見方としては面白いので一読の価値ありだが、研究としては甘いと感じた。

    3000万語の格差という研究がある。沢山言葉が飛び交う家庭とそうでない家庭。前者で育った子の方が語彙を獲得する、という研究だ。本書ではこうした研究において、沢山言葉が飛び交う家庭ならば、社会文化的地位が高い可能性があり、遺伝子的にも優れた可能性があるから、沢山言葉を発さなくても子どもは言葉を獲得したのではないか
    と疑問を呈する。
    たしかにな、と思う一方で、本書でも取り上げられたように帰無仮説、否定的な内容を立証することは出来ない。また、
    結局、「重要なのは親じゃない"こともある"」までしか主張できないはず。多くの読者が思う「親の影響で自分はこうなっている」という事例が複数ある以上、結局、親としてやれることはやる必要がある。
    ただ、本書で述べられているように、子育てにしんどくなったら、「重要なのは親じゃない」と都合いい時には信じて、適度に息抜きするのも大切だと感じた。
    また、本書は社会化説を支持する。すると、より良い社会、良い学校などに保護者は自分の子どもを入れようと尽力する。すると、著者のいう「子育てを少しでも楽にしたい、親の子育てストレスを軽減したい 」という目的から遠ざかり、受験熱を増してしまう。構造的な矛盾を抱えている。
    大量の論文をメタ分析した教育学者ジョンハッティのように、メタ分析してみないことには、「重要なのは親」なのかどうか論ずるのは難しいのではないか。
    結局、文脈依存性VSポータブルスキルという話かもしれない。
    「子どもに対する親の行動は、親と一緒のとき、または親を連想する状況で、子どもがどう行動するかに影響を及ぼす」と述べていて、親の影響力も認めている。

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    2025年10月11日
  • 子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 下

    Posted by ブクログ

    サブタイトルに「重要なのは親じゃない」とある通り、親が義務に感じるような子育ては必要ないと伝えている。
    子育てのノウハウ本ではなく、「子育て神話」の誤解を解いている本。

    内容は
    ・子供は同年代の仲間の影響を多く受けて成長する
    ・子供の行動、性格は遺伝に寄る
    というもの。

    だから子育ては負担に感じる必要はなく、もっと楽しんでいいんだよってことを伝えている。

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    2024年09月07日

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