作品一覧

  • バンビ 森に生きる
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    森に生まれたバンビは、さまざまな動物たちとふれあいながら、喜びや悲しみ、恐怖や孤独の体験を通して、やがておとなのノロジカへと成長していきます。ときに動物たちの死を間近に見、生きることの厳しさを知るバンビ。そして生きぬくための智恵と勇気を自らの行動をもって教え諭し、バンビを導くノロジカの古老。“生きる”ということを真摯に読者に語りかけ、1923年の刊行以来、今なお古びることのない動物文学の名作です。

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  • バンビ 森の、ある一生の物語
    3.9
    1巻1,078円 (税込)
    森に生まれた子鹿のバンビが,仲間たちと交わりながら,いきいきと成長していくさまを描く.初めて草原に出たときの喜び,人間に遭遇したときの恐怖,思春期の目覚め,森の古老へのおそれ…….森の動物たちの世界を,詩的な筆づかいで愛情を込めてとらえた,動物文学永遠の名作.新訳.

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  • 小学館世界J文学館 バンビ ~森のいのちの物語~
    -
    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 小さなバンビが、大きく立派に成長するまで。 森の小さな茂みでノロジカの男の子が生まれました。「バンビ」と名付けられて、元気に成長していきます。バンビは森の中で小さな生き物たちと仲良くなり、仲間と遊び、さまざまなことを経験しました。それは楽しいことだけではありません。草原にはノロジカをねらう怖い「あれ」も来ます。バンビはどうやって危険を知り、どうにげたらいいかをお母さんから教わります。そうして季節は冬になりました。食べ物のない雪と氷の世界、森はしずまりかえっています。そんな中「あれ」がやってきます。かみなりの音がひびき、森じゅうが大さわぎになります。お母さんのかけ声でバンビも走り出しました。バンビはただただ走り続けました。そしてようやく静かなところまで来ましたが、その後、お母さんと会えることはなかったのです…… 「動物たちもことばとたましいを持っている。わたしは、自分の作品のなかで、それをそのまま人間にわかることばに直して語らせた」…作者ザルテンの徹底した動物観察から生まれた作品。アニメ映画化された印象から、かわいい子鹿の愛らしい物語と思われがちだが、自然の厳しさや生き延びるための激しい戦いを重厚に描く。(新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。

ユーザーレビュー

  • バンビ 森に生きる

    Posted by ブクログ

    バンビ、
    子供の頃、ディズニーの絵本を持っていて、
    その可愛さが大好きだった。

    でもすっかり絵本の内容も忘れてしまい、

    本物のバンビは、ただただ可愛いだけなんかじゃない、森に生まれ落ちたノロジカの、
    とても美しくて、厳しくて、尊い一生の物語だった。

    人間の卑怯さと
    古老のかしこさ。


    ここからネタバレ
    好きなセリフ
    「アイツとわたしたちには差などありはしない。わたしたちとおなじなのだ。なざなら、アイツもおびえ、苦しみ、なやむからだ…。」
    「しっかり生きるのだ。」

    0
    2021年09月26日
  • バンビ 森に生きる

    Posted by ブクログ

    温かくて残酷で強くて、とても良かった。子供の頃にディズニーの絵本を読んだ記憶があって、火事はいつ起きるのかと思ったら火事は起きないし、いい意味で度々期待を裏切られて、そこが期待どおりでとてもいい本だった。強くて美しい。

    0
    2021年06月01日
  • バンビ 森の、ある一生の物語

    Posted by ブクログ

    生きる哲学の詰まった本。
    動物が動物らしく生きている。
    生きるということは、美しい。
    同じ物事でも視点を変えると
    違って見えるということに気づかせてくれた本。
    ドキドキハラハラ、最後は感動。
    何度も読み返したい。

    0
    2015年05月31日
  • バンビ 森の、ある一生の物語

    Posted by ブクログ

    興味をもったことはなんでも尋ねる無邪気な子供のバンビ、それにゆったりと答え、時には敢えて答えない母親。森の仲間と戯れ天真爛漫な子ども時代を経て、やがて立派な大人の鹿へと成長していく様子は素朴ながら感動的です。訳も柔らか。
    ディズニーのバンビが、その残像すら綺麗に吹き飛んでしまう。さよならでぃずにーバンビ。(あれはあれで可愛いけれど。)

    0
    2011年08月29日
  • バンビ 森の、ある一生の物語

    Posted by ブクログ

     冒頭部分、生まれたばかりのバンビの成長の日々は読んでいるこちらも幸せになってしまいますが、長くは続きません。
     突然森に現れる災いのもと【あいつ】。あいつが体の一部から轟音と炎と嫌なにおいを放つと、離れた場所にいる森の仲間が血を流して倒れ、死んでいく・・・。
    あいつってなんだろう。あいつは何がしたいのだろう。
    森の仲間はあいつの思うがまま死んだり、生きたりしているのだろうか。
     森の古老と触れ合ううちにバンビは気づきます。あいつも、自分たちも同じ、より偉大な存在の一部ではないのかと。

     対象年齢は小学5~6年以上ですが、自分が小学5年生だったら、どこまで深く読めただろうか、単に物語の筋を追

    0
    2011年04月01日

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