和田光弘の作品一覧
「和田光弘」の「植民地から建国へ 19世紀初頭まで」「世界史のリテラシー アメリカは、いかに創られたか レキシントン・コンコードの戦い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「和田光弘」の「植民地から建国へ 19世紀初頭まで」「世界史のリテラシー アメリカは、いかに創られたか レキシントン・コンコードの戦い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アメリカ建国偉人の他国にはほとんど知られていないポールリヴィアとベッツィロス。二人の足跡を推理や論証を交えてたどりながら、アメリカの成り立ちを見つめていく。リヴィアは独立戦争のはじめ、レキシントン・コンコードの戦いで伝令役をつとめ「真夜中の疾駆」で国内に有名な人物。ベッツィは国旗を最初に製作したとされる女性。時代により彼らの評価は変わる。戦時中なら国威発揚のため祭り上げられ、反戦意識が蔓延する時には忘れ去られる。生きていく人間には心を維持するための伝説が必要なのだろう。
忘れてはいけないのは、これはイギリスからきたピューリタンたちの末裔と本国イギリスの戦い。どんなに正義を謳っても原住民を虐殺し
Posted by ブクログ
メインに扱われるのは、フレンチインディアン戦争の講和条約である1763年のパリ条約と、独立革命の講和条約である1783年のパリ条約という二つのパリ条約の間の20年間。その20年を、1773年のボストン茶会事件で前半・後半に区切っている。それに加えて独立後の制度設計の5年間と、トータル25年間で独立革命を俯瞰している。
ただし、その前段階として北米の古代文明やイギリスによる大西洋沿岸への植民活動、第二次独立戦争とも言われる米英戦争についても丁寧に扱われている。特に13植民地の形成に関してはそれぞれの入植の事情も大きく異なる上、大きく分けて北部と南部の経済基盤の違いが後の南北戦争に関係してくる重要