作品一覧

  • 世界史のリテラシー アメリカは、いかに創られたか レキシントン・コンコードの戦い
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    独立まもない“人工国家”アメリカ合衆国に必要とされた、二つの「建国神話」とは? 世界第一位の超大国を動かす原動力はどこにあるのか? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第7弾! 建国から250年を迎えるアメリカでは、国民化・国民統合を進めるにあたり、二つの神話が創られた。ポール・リヴィアの「真夜中の疾駆」と、ベッツィ・ロスの「星条旗誕生秘話」。なぜ、その物語が必要とされたのか? 独立戦争の端緒を開いたレキシントン・コンコードの戦いにその原点を見る。 【内容】 [事件の全容〕 第1章 アメリカ独立戦争はいかにして始まったか? [事件の歴史的背景とその後] 第2章 アメリカ独立革命はどのように展開したのか? [社会へのインパクト] 第3章 ベッツィ・ロスと星条旗の神話はいかにして生まれたのか? [後世に与えた影響] 第4章 建国のアイコンはなぜ、どのようにして生成されたのか?
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    3.7
    1巻924円 (税込)
    近代世界においてつねに強い光を放ち,深い影を落としてもきたアメリカという国.最新の研究成果にもとづき,一国史を超える豊かな視座からその歩みを叙述する.第一巻は,先住民の世界から植民地期,独立革命と憲法制定,そして新共和国としての試練まで,初期アメリカの歴史像を,大西洋史や記憶史の知見もふまえ提示.(全四冊)

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ユーザーレビュー

  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで

    Posted by ブクログ

    トランプさんだ、人種問題だとやたらお騒がせなアメリカが気になって、トランプ本とかなぜ中間層は没落したかとか読んで、やっぱりこういう歴史かと思って読んだ本。いろいろよく分かりました。このシリーズ優秀。すごくためになりました。

    0
    2021年02月13日
  • 世界史のリテラシー アメリカは、いかに創られたか レキシントン・コンコードの戦い

    Posted by ブクログ

    アメリカ建国偉人の他国にはほとんど知られていないポールリヴィアとベッツィロス。二人の足跡を推理や論証を交えてたどりながら、アメリカの成り立ちを見つめていく。リヴィアは独立戦争のはじめ、レキシントン・コンコードの戦いで伝令役をつとめ「真夜中の疾駆」で国内に有名な人物。ベッツィは国旗を最初に製作したとされる女性。時代により彼らの評価は変わる。戦時中なら国威発揚のため祭り上げられ、反戦意識が蔓延する時には忘れ去られる。生きていく人間には心を維持するための伝説が必要なのだろう。
    忘れてはいけないのは、これはイギリスからきたピューリタンたちの末裔と本国イギリスの戦い。どんなに正義を謳っても原住民を虐殺し

    0
    2024年08月31日
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで

    Posted by ブクログ

    メインに扱われるのは、フレンチインディアン戦争の講和条約である1763年のパリ条約と、独立革命の講和条約である1783年のパリ条約という二つのパリ条約の間の20年間。その20年を、1773年のボストン茶会事件で前半・後半に区切っている。それに加えて独立後の制度設計の5年間と、トータル25年間で独立革命を俯瞰している。
    ただし、その前段階として北米の古代文明やイギリスによる大西洋沿岸への植民活動、第二次独立戦争とも言われる米英戦争についても丁寧に扱われている。特に13植民地の形成に関してはそれぞれの入植の事情も大きく異なる上、大きく分けて北部と南部の経済基盤の違いが後の南北戦争に関係してくる重要

    0
    2024年06月02日
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで

    Posted by ブクログ

    アメリカ合衆国憲法制定から230年。短いとみるか長いと見るか。
    予想通り1492年コロンブスの頃からが本題。それ以前の先住民などについてはさらっと書かれているのみ。紙面を割くほどの情報はないということか。

    0
    2023年09月08日
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで

    Posted by ブクログ

    13の植民地から始まったアメリカ合衆国の建国物語だが、タバコと砂糖が重要だったことを知った.イギリスと戦争で独立を果たすが、当時のヨーロッパ諸国特にフランス、スペインとの葛藤もあったようだ.初代大統領ワシントンの元で活躍したハミルトンの話は面白かった.別の教材で彼のことを学んでいたので特に楽しめた.大西洋史の視座での著述は非常に新鮮で、米国史の見方を変えるものになると感じた.

    0
    2021年05月17日

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