作品一覧

  • 国際人権入門 現場から考える
    4.1
    1巻880円 (税込)
    第二次大戦後,人権に関するさまざまな国際ルールがめざましい発展を遂げ,日本もそれを守ることとされている.日本社会で現実に起きているさまざまな人権問題も,これらの国際人権基準に照らして考えることで,新たな光を当てられ,解決の方法を見出すことができる場合が少なくない.日本の現場から国際人権法の「活かし方」を考える.

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ユーザーレビュー

  • 国際人権入門 現場から考える

    Posted by ブクログ

     勉強になった。国際条約について自分はほとんど何も知らなかった。
     国内法の動向についてもきちんと整理しないと。
     憲法・国際条約・法律の関係が少しわかった。

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    2021年07月10日
  • 国際人権入門 現場から考える

    Posted by ブクログ

    人権という言葉は誰もが知っている。そして「なんとなく」、不可侵で大切なものだと理解している。
    人種、ジェンダー。難民問題。
    しかしそれらが国際的にどう定義され、どう保護されるべきものなのかはよくわかっていなかった。

    個人的に衝撃的だったのは教育に関するもの。
    貸与を受け始めたときには日本育英会、返し始めるころに学生支援機構になっていた私にとって読みながらやるせない気持ちになった。
    いま36歳、いまだ返済を続けている。いや、返済でき生活できているだけ恵まれているほうだ。

    日々の「仕方ない」と諦めていること、「そういうもよだ」と受け入れていることには、実は人権問題が潜んでいる…そんなことに気付

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    2020年09月20日
  • 国際人権入門 現場から考える

    Posted by ブクログ

    最近、香港の民主化弾圧やウイグルでの民族洗浄問題から人権について知識を深めたいと思うようになり、本書を読んだ。序章は国際人権規約などがいかほどの実効力を持つかなどについて基本的なことが丁寧に書かれていて、法律についてど素人の自分にとって大変勉強になった。それ以外の章では、日本における人権侵害の問題について取り上げられていたが、改めて先進国である日本でも人権侵害はいまだに根深く存在することを痛感させられた。特に昨今でも顕著なのはヘイトスピーチであるが、それが人権侵害であることを本書では根拠を持って明確に記されており、やはりあれは異常であることを改めて理解した。
    国際人権規約や各国の法で人権が保証

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    2020年08月23日
  • 国際人権入門 現場から考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昨今の多様性の受け入れの流れを踏まえると、どこまで認めるべきかという議論になってくる。最近でいうとマスクをしないことの多様さやワクチンを受けない人を受け入れること。かれらを受容しないことは、自由からかけ離れる行為であるようにも思うが、ウィルスという脅威の前には自由は語りえなくなるのだろうか。人の自由、すなわち人権という言葉は知っているが、きちんとした意味で理解はできておらず、今まさにその意味を理解すべき状態にあると思い、この本を手に取った。この本によって、人権の国際的な位置づけ、現状の問題などについて一定の理解や学びがあった。ここから掘り下げて考えるべきだと思い、本書後半に記載の参考文献を読ん

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    2022年10月11日
  • 国際人権入門 現場から考える

    Posted by ブクログ

    日本における、入管やジェンダー、教育(奨学金)問題といった人権侵害について詳細に知ることができた。
    新書なので読みにくい部分もあったが、何が問題なのか理解することができて良かった

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    2021年04月18日

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