田中宏和の作品一覧
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Posted by ブクログ
昨日、高校の卒業年次が同じ連中を集めて同期会をやりました。部活単位とかクラス単位とかいつも麻雀やっていた仲良しとかでなくただ卒業アルバムに乗っている人という漠然とした人が対象です。毎年なんとなくやっているのですが、毎回恐る恐る新たに参加してくれる人もいます。実は高校3年間、一度も話したことがなくても、記憶から零れ落ちている人でも「あの頃あの場所」で過ごしたということで盛り上がれるのが、実は不思議に感じたりもします。ああ、これがこの本で言っている「ゆる友」の気分なのかな?と思いました。ただこの本での「あの頃あの場所」は「全員同じ名前」というのが「ゆる」は「ゆる」でも「スペシャルゆる」なのでした。
エッセイ的な
タイトルから、死んだ〇〇の大群みたいなものかと思ったら、まさかの作者が同じ名前を集めていた。
なんちゅう行動力だ。
自分の苗字は百均の判子でみつかりにくいから、真似出来ない。
田中だから出来たことだなこれ。
Posted by ブクログ
さらば青春の光の番組で知り、面白そうだと思った。
著者がギネスに挑戦したこと、すぐに記録が破られたことなどを楽しく語っていたから。
同姓同名で集まる楽しさがあるなんて、思いもよらなかった。
「たまたまおんなじ」がこれほど盛り上がるとは。
なぜ盛り上がるかを、きちんと考察しているのもいい。
名前や共同体、偶然性など、様々な資料を集め、著者なりに考察している。
同姓同名だからこそ、「人間は誰一人として同じでない」ことに気づくのは、著者ならではの経験があってこそ。
当たり前の言葉ではあるけれど、実体験が伴っているから重みがある。
昔からぼっち気質だけど、ちょっとだけ、「どこかに所属したいな」