木村光希の作品一覧
「木村光希」の「だれかの記憶に生きていく」「RE-END 死から問うテクノロジーと社会」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「木村光希」の「だれかの記憶に生きていく」「RE-END 死から問うテクノロジーと社会」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
「死」を学際的に検討する過程で、よりよい「生」とは何かについて考えされさせられた。死とは生物学的な個体の絶命という意味を超えた観念であると感じた。死者を弔うのは他者であるが、その死者の存命中はもちろん、死後に至っても相互作用の中で誰かの自己と社会が形成されていく。そのような「分人」的観点で捉えると、「死」は自己完結するものではない。また、「弔う」ことの本質は儀式という表層的なものではなく、生成変化を伴う生者と死者の社会的な共生だと思った。
一方で、テクノロジーによって新たに生じる死者の権利、死後労働の観点は非常に悩ましい。生命はその有限性によってこそ輝くが、死後も残り続ける SNS 上の情報や著作物・AI による「死後労働」は、生者の死者に対する忘却という権利や弔いによって整理できたはずの「別れ」を脅かす。選択肢が増える過程で生と死を見つめ直す契機をもたらす一方で、人間の業の深さも感じさせられる。
Posted by ブクログ
自分が死んだあと、他から見た自分はどのような人なのか?
ひとことで言えばこの著者の
「自分はどう憶えられるか?」
素晴らしく端的に捉えたいい言葉だと思う。
このような人だったから、このように送ってあげたい、そういう思い。
賑やかなことが好きな人だったから、カラオケで送る、そんな例があったとも。
死を受け入れられない遺族のグリーフケアを行いながら美しい所作で、綺麗にしてもらい納棺してもらう。
この本に書かれているような事をしてもらえたら、遺族はそれだけで、大切な人を大切におくってもらえた、と満足するだろう。
そして穏やかに、その時の気持ちを思い出してその後も生きていけるように思う。
最後の別れの時、私はどちらかと言えば無宗教なので、葬儀は要らないと思っていたし、身内の葬儀を行うまでは、そう思っていた。
でも葬儀は、亡くなった人のためではなく、残される人のための儀式であることを身をもって知り、今回この本を読んで、改めてこのような納棺をしてもらうことも、残された人のじゅうぶんなグリーフケアになると思った。
葬儀自体ではなく、納棺師にきちんと支払い、きれいになっておくってもらいたい、と思うようになった。子どもに葬儀もいらない直葬でいいと話していたが、きちんと納棺されたい。きれいな姿を、子どもに覚えていて欲しいと、強く思う。
この筆者は、プロフェッショナルとして仕事8割で感情を入れすぎないよう心がけていると書かれていた。だから大丈夫なのだと思うが、気持ち的にハードな仕事だと思うので、心を病んでしまって、とならないよう、次を育てていって欲しい。これからはきっとこのようなスタイルが主流になるのだろう。
コロナ禍でもあるし。
わたしも予約入れたいと思うので、後で調べてみようと思う。