作品一覧

  • ヤメ銀 銀行を飛び出すバンカー
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    経営に必要なことはすべて銀行で学んだ! 長らくエリート会社員の象徴でありながら、 同時に「規制金利→金融自由化→バブル→バブル崩壊→金融再編→ フィンテック登場」と、めまぐるしく荒波に晒されてきた日本のバンカーたち。 時代の変化に適応し、変異して、銀行を飛び出した「ヤメ銀」たちに聞いた 「銀行でこそ学び得た経営の教訓」。 「週刊文春」での同名連載時の取材をもとに再構成。
  • ライフシフト 10の成功例に学ぶ第2の人生
    3.0
    1巻1,599円 (税込)
    人生の舵の切り方とは? 定年後の「第2の人生」に備えよといわれても、何から始めたらいいのか。 ライフシフトに成功したトップサラリーマンたちに取材した。 ◆目次 ・「勝手気まま」のための入念な準備 富士通元社長→町おこし会社 ・親戚の一言で故郷の町長に NEC元専務→長野県富士見町長 ・五十三歳の決断 三井物産→屋久島の民宿 ・突然の退職勧告をバネに ソフトバンク→大道芸人 ・ようやく本業を始めただけ 三洋電機→絵描き ・妻の死と猛烈な孤独を乗り越えて 元日航パーサー→喫茶店経営 ・理想と現実を結び付けた勝者 外資系金融マン→若手音楽家育成者 ・早期退職の決め手は「私の履歴書」「家族年表」 キリン執行役員→大学野球部総監督 ・会社で培ったノウハウを活かす 森ビル元専務→介護ボランティア ・人生百年時代を睨んだ戦略 弁護士の傍ら故郷でホテル経営
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月
    4.4
    辞任させられたCEOが挑んだ勝ち目のない戦いは類例を見ない大逆転劇を生んだ。ドラマよりドラマティックな企業ノンフィクションの新たな傑作! コーポレートガバナンスとは何か? 会社とは誰のものか? (目次・抜粋) 第一章 霹靂  LIXILグループの社長兼CEOの瀬戸欣哉のスマートフォンが突然鳴った。「急な話だけれど、あなたには辞めてもらうことになりました」 第二章 齟齬  なぜ瀬戸は辞任させられたのか。取締役会議長で、事実上のオーナーである潮田洋一郎とはいくつかの点で経営への考え方が異なっていた。 第三章 真相 電話での「通告」から四日後、CEO交代を発表する記者会見は異様な雰囲気に包まれた。その日の晩、瀬戸の事実上の解任の経緯が明らかになる。 第四章 波紋 瀬戸の辞任劇を異常なことと感じ、LIXILグループの幹部、マスメディア、機関投資家など、社内外の関係者が動き出した。 第五章 決断 第六章 蜜月 第七章 反骨  第八章 仰天 第九章 秘密 第十章 共闘 第十一章 布告 第十二章 集結  第十三章 正義 第十四章 援軍 第十五章 混沌 第十六章 深謀 第十七章 激突 第十八章 敗北 第十九章 不屈 第二十章 奇跡 ついに運命の日は来た。二〇一九年六月二十五日、LIXILグループ第七十七回定時株主総会で待っていたのは信じられないような大逆転劇だった。

ユーザーレビュー

  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実際に2018年に起きたLIXILでのCEO解任劇のドキュメンタリー。
    LIXILはトステムとイナックスが対等合併してできた会社(他3社)だが、実質はトステムのほうが影響力があった。そのトステムの創業家で株式を3%所有している潮田氏が自身の私利のために会社を利用するために、モノタロウから招いたCEO瀬戸氏を突如解任するところから本書は始まる。

    瀬戸氏は住友商事からモノタロウを創業から上場まで果たした人物で、このまま下がって別のオファーを受けたほうが、キャリアにも傷がつかず、金銭的、体力的、時間的にも合理的だったはず。

    だが、自分の信条「Do the Right Thing」を貫くために、勝

    0
    2025年03月22日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

    Posted by ブクログ

    経営はアートをサイエンスに変える作業だ
    一回きりの状況判断はアートと言っていい。しかし、その中身を分析し、再現性を高めるとサイエンスになる。経営の要諦は再現性を高めること。だから経営とはアートをサイエンスに変えることだ

    0
    2025年02月03日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

    Posted by ブクログ

    一気に読みました。有名企業の経営層で起こった、有名なこの出来事の8ヶ月間を追体験した読後感です。
    昨今揶揄されるJTC(古いタイプの日本企業)における不条理が、法のルール、それだけではなく、というよりも人々の義憤、正されるべきは正すべきというシンプルな考えが、一人ひとりの行動に結びついていき、物語はクライマックスへ。
    この物語は、集まった人々とそのタイミングが作用して、大きな流れができた結果なのだと感じました。
    そのような機会が到来せずに、無念の継続が続くケースもまた多くあるのだろうと、この物語を読んでいて感じ入りました。
    いずれにしても、こういう事例があったことは大きな学びで、何か明日への活

    0
    2024年06月23日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    傍から見てこんなに面白い話はないというくらいな逆転劇。瀬戸氏側に立ったストーリーなので、潮田氏側からはどういう言説が語られるのか興味深くはあるが、瀬戸氏側視点が圧倒的に正しいと思わせる説得力があった。
    企業の経営層の内部の実情は伏魔殿なのだなといろんな企業関連の本を読むと思う。
    バーバラ・ジャッジ氏がフィクサーな感じで、なぜこの人が社外取締役として変な動きをするのか疑問だった
    騒動の1年後に亡くなっているのを見ると、とっくに限界だったのではと思い、それでも本能的に権力にしがみつく姿に暗澹たる気持ちになった

    0
    2024年03月08日
  • 決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

    Posted by ブクログ

    リアルな内情が包み隠さず書かれていて、吸い込まれるように読み終えた。
    会社を良くしたいと奮闘するには、相当な知恵と力が必要であると感じた

    0
    2023年08月22日

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