作品一覧

  • ネット右翼とは何か

    ネット右翼とは何か

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    愛国的・排外的な思考をもち、差別的な言説を流布させるネット右翼。その書き込みを目にするのは日常生活の一部になった。しかし、ネット右翼の実態はわかっておらず、断片的な情報やイメージに基づく議論も多い。 ネット右翼とは何か、誰がネット右翼的な活動家を支持しているのか――80,000人規模の世論調査、「Facebook」、botの仕組みなどを実証的に分析し、インターネット文化の変容と右翼的言説の関係もあぶり出す。 ネット右翼の実態を多角的に解明して、手触り感があるネット右翼像を浮かび上がらせる。
  • 3・11後の社会運動 8万人のデータから分かったこと

    3・11後の社会運動 8万人のデータから分かったこと

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,606円 (税込)
    ピーク時には1カ月で延べ100万人が参加した反原発デモ。国会前や各地で繰り広げられた反安保法制デモ―。1970年以降、社会運動が退潮していった日本で、3・11後に大規模デモが復活したのはなぜか。どのような人が、どのようなきっかけで参加したのか。大規模デモが発生し持続し得た理由を、約8万人のデータを用いて多角的に分析し、新たな知見を導き出す。3・11後の大規模デモと、これからの社会運動を考える上でも示唆に富む労作の誕生!
  • 「右派市民」と日本政治 愛国・排外・反リベラルの論理

    「右派市民」と日本政治 愛国・排外・反リベラルの論理

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻957円 (税込)
    なぜ、あの人は「右寄り」になったのか? あなたの隣の“極端な人”=右派市民の実像を 1万人のデータから解き明かす。 参政党、国民民主党の躍進と 高市政権の誕生を支えた「民意」の源流を追う! 日本政治の“右傾化”を支える、みえざる「右派市民」の実像とは? 1万人の調査から浮かび上がるのは、 必ずしも世間で語られるような“安倍信者”ではなく、 シニア層主体でも、“弱者男性”でも“情弱”でもなく、 保守層ともネット右翼とも異なる彼らの多様な姿だった。 止められない分極化の時代に、それでも共存と対話の可能性を探る。 【目次】 第1章 右派の定義は難しい ――右派と保守はどう違う? ・「右」は過去志向、「左」は未来志向 ・選択的夫婦別姓や同性婚に反対する論理 ・自民党「右傾化」の原因 ・参政党、日本保守党ら新興右派の躍進 ・左派はなぜ弱いのか ……ほか 第2章 右派市民を分類する ――「極端な人」はあなたの隣にいる ・父はネット右翼だったのか? ・右派市民を4タイプに分けてみる ・排外主義者は1割超、「極右」市民はわずか0.2% ・「朝日新聞は廃刊すべき」……右派市民のリアルな声 ・「保守」を自認している人は意外と少ない ……ほか 第3章 右派市民とは誰か? ――ジェンダー、世代、学歴、収入、メディア利用から考える ・「シニア=右」「弱者男性=自民支持」「ネトウヨ=情弱」は偏見 ・もっとも右派から遠いのは「若年大卒女性」 ・職業・収入にみられる特徴 ・なぜ経営者はナショナリズムに傾倒するのか? ・政治思想とメンタルヘルス ……ほか 第4章 右派市民の投票行動 ――彼らは本当に「安倍信者」だったのか? ・リアルは高年左派、ネットは若年右派が活発 ・「岩盤保守層」は本当に存在するのか ・排外主義者の安倍ぎらい ・結局、どこに投票している? ・「自民離れ」の受け皿になった国民民主党と参政党 ……ほか 第5章 加速する右派ポピュリズム ――ネットで広がる新たな分断 ・安倍政権を支えた中間層 ・反エリートの「普通の人々」による政治を! ・検証:河村たかしの名古屋市政 ・石丸、斎藤、トランプ、欧州……拡散する新しいポピュリズム ・「ポピュリスト=悪」ではない ……ほか

ユーザーレビュー

  • 「右派市民」と日本政治 愛国・排外・反リベラルの論理

    Posted by ブクログ

    インターネット質問票を通じての社会調査から、右派市民の実像に迫る、定量的社会調査の労作。右派市民について、実は内実を検討してみれば「愛国」「伝統」「排外」「反左」の四つをすべて満たす最教義の右派市民は少数(たった0.2%程度)である、という結果が引き出される。1つ以上当てはまる右派市民は21.1%、2,3種当てはまるタイプは5%程度。このような結果から著者は、左派側からも、「右派市民」のイメージを悪魔化してみることを一度留保してみてはどうか、と提案する。

    実家の父親が順調にネット右翼化していることに思い悩み手に取った本の一つだったが、その個人的な悩みを前向きに整理して行く上でも参考になった。

    0
    2026年07月19日
  • ネット右翼とは何か

    Posted by ブクログ

    リベラル左派の人たちはしばしば「ネット右翼はきっとこんな人間だろう」と語るが、それは多くの場合、色眼鏡を通した思い込みにすぎない。
    また、ネット右翼とオンライン排外主義は混同されがちだが、実際には両者の間に微妙な違いがあり、その区別を曖昧にしたままでは現状を正確に把握することはできない。

    本書は、平成以降の政治や社会の動きを背景に、ネット右翼がどのように生まれ、どのような人々が共鳴し、どのように影響力を増してきたのかを丁寧にまとめている。

    私自身、これまでネット右翼の人々についてぼんやりとした印象しか持っていなかったが、この本を読むことで、彼らがどのような理屈や背景から右翼的な思想へ傾いて

    0
    2025年10月19日
  • 「右派市民」と日本政治 愛国・排外・反リベラルの論理

    Posted by ブクログ

    右翼はどんなもの変更する必要があるとは考えない。国家は基本的に良い状態にあり、過去の方がもっとずっと良かったかもしれないと考える。左翼が社会正義を求めて引き起こす闘争を単にもめごとを起こしているだけだとみており、空想を追い求める愚かなことだと思っている(リチャード・ローティ「アメリカ未完のプロジェクト」)。

    左右の区別は、平等の思想について肯定的か否定的かの違いに求められる。それは最終的に人間を平等または不平等とみなすことへの認識や評価の違いからきている(ノルベルト・ボッビオ「右と左」)。

    現代日本社会の右傾化に関する本において、「右」は国と伝統に関することがらに集約されている。国について

    0
    2026年09月16日
  • 「右派市民」と日本政治 愛国・排外・反リベラルの論理

    Posted by ブクログ

    私は自分と違う考えの人がなぜそうなったのかが気になるタイプなので、こういう本も読む。右派といってもいろいろとタイプがあり、主に愛国、伝統、排外、反左(左派嫌い)の4つにわかれていて、それをさらに世代別、性別、大卒か否かなど様々な指標で分析している。
    この愛国、伝統、排外、反左(左派嫌い)の4つをすべて備えている、ガチガチの右派は少ないらしく、むしろこの4つのいずれかにふんわり当てはまっていることが多いらしい。またいずれも排外(中国、韓国嫌い)の割合を伸ばしているというのは嫌な納得があった。
    大規模なアンケート調査をもとにしており、「素朴な意見」が掲載されている。
    読んでみて、大卒の30~40代

    0
    2026年09月07日
  • 「右派市民」と日本政治 愛国・排外・反リベラルの論理

    Posted by ブクログ

    「右派市民」とはどんな人たちなのか。ステレオタイプで語られがちなその実像を、大規模アンケート調査で丁寧にほぐしていく本書は、データを通じて私たちの「思い込み」を静かに問い直します。本文では徹底して分析者の立場を保ち続けた著者が、「おわりに」でようやく自らを「生ぬるい半端者」と呼びながら「対話をあきらめない」と記します。その言葉が、この誠実な書物に最後の奥行きを与えています。
    【目次】
    第1章 右派の定義は難しい ――右派と保守はどう違う?
    ・「右」は過去志向、「左」は未来志向
    ・選択的夫婦別姓や同性婚に反対する論理
    ・自民党「右傾化」の原因
    ・参政党、日本保守党ら新興右派の躍進
    ・左派はなぜ弱

    0
    2026年05月16日

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