作品一覧

  • 自閉症は津軽弁を話さない リターンズ 「ひとの気持ちがわかる」のメカニズム

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    「自閉症の子って津軽弁話さないよね」妻の一言から調査は始まった。10年間の研究のすえ妻の正しさは証明され、この変わった研究は全国紙にも載る結果に。それから数年後、方言を話すようになった自閉症児が現れた――。多数者である私たちはどう方言を話すか、相手の意図をどう読み取っているか。そもそも「普通」の発達とは何かを問うことで、ことばの不思議から自閉スペクトラム症を捉えなおそうと試みる画期的ノンフィクション。 第I部 自閉スペクトラム症の振る舞いと認知の謎 第1章 音声の絶対音感者 第2章 自閉症は熊本弁がわからない 第3章 人はどうやってことば遣いを選ぶのか――社会的関係性と心理的関係性 第4章 なぜ、ごっこ遊びでは共通語を使うのか 第5章 印象としての方言 第6章 意図とミラーニューロン――行為を見ることの意味 第7章 意図とコミュニケーション――目標とプランの読み取り 第8章 意図と協同作業――なぜ、意図を読むことが大切なのか 第9章 ルール間の葛藤――社会的ルールとオリジナルルール 第10章 社会的手がかりへの選好のパラドクス ――わからないから注意を向けないのか、注意を向けていないからわからないのか 第11章 伝わる情報、広がる情報――ミームの概念 第12章 共同注意と情報の共有 第13章 もしも自閉スペクトラム症の子が25人、定型発達の子が5人のクラスがあったら 第14章 おさらい 第II部 新たなる謎 第15章 方言を話すようになった自閉スペクトラム症 第16章 再び調査開始 第17章 ケースの実態 第18章 なぜ、自閉スペクトラム症も方言を話すようになるのか ――社会的スキルの獲得と関係性の変化 第19章 自閉症は日本語を話さない
  • 自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,078円 (税込)
    自閉症児者が方言をしゃべらないという噂は本当なのか? 方言の社会的機能説、意図理解、自閉症児者の言語習得、自閉症児者のコミュニケーションの特異性等、筆者の飽くなき探究心から見えてきた真相とは。

ユーザーレビュー

  • 自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    発達障害大全で紹介されて見た。面白かった。弟が自閉症でわたしもASDだが、確かに弟は方言を話さない。聞いたことがない。結論から言うと言語習得の方法に違いがあるためであるが、弟もアニメやラノベや小説のゲームばかり見ていた。(今も)そこで言語や、コミュニケーションのパターンを習得していたのだろう。自閉症の人は聴覚処理より視覚情報の処理の方が得意な場合もあるので、テレビや漫画など図示されているコンテンツは相性がいいのかも。自分の好きなシーンを振り返ったり、繰り返して観察することもできる。だから言語の学習教材として、わかりやすいのだろうと感じた。

    また、わたし自身も適切な場面、相手に合わせてのコミュ

    0
    2026年08月16日
  • 自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

    Posted by ブクログ

    自分が通ってた大学は一つの分野について深掘りするというよりいろんな分野に触れて学際的にやってこうね的な方針だったけど、この本も言語学とかもちろん発達心理学とかに跨った話がされていて面白かった。

    0
    2026年08月15日
  • 自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

    Posted by ブクログ

    面白くて一気読みした!
    方言とはなぜか、ASDの子たちが津軽弁、方言を話さないように見えるのは何故なのか、から、そもそも方言とはなにか、コミュニケーションとはなにか、意図など言語以外のやり取りをどうしているのか、からの結論でとても面白かったです!あとは奥さんが最高すぎてファンになりそう!

    0
    2026年08月02日
  • 自閉症は津軽弁を話さない リターンズ 「ひとの気持ちがわかる」のメカニズム

    Posted by ブクログ

    前作ではASDの事例から方言と共通語の違いや、方言の絶えない意味、方言を話す効果などを深堀りしていくような内容だったように思う。
    しかし今作は反対で、前作でわかった方言の特性をもとにASDを紐解いていくような構成だった。
    「ASD→方言」だったところ、「方言→ASD」になる、まさにリターンズだな、などと思った。
    前作ではあえて深堀りを避けていたのだろう自閉症の特性を、今回は詳細に、それもわかりやすく順を追って説明してくれる。興味本位に読んだ本だったが、「ひとと交流すること、社会で生きること」に対するひとつのものの見方を提供してくれた。

    0
    2026年07月31日
  • 自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く

    Posted by ブクログ

    他書籍で紹介されていて、面白そうだと思い購入。
    界隈だと有名な書籍であるらしい。
    自閉症と診断される人たちと接する機会は多いものの方言を話す地域で生活していないので、実感の難しい話かと思いきや、全くそんなことはなく。
    「方言を話さない」ことの理由に迫るたび、自分の知る彼らの理解がどんどんと深まるように感じた。
    同時に、いわゆる定型発達と呼ばれるひとたちが、無意識下にコミュニケーションにどれほどのリソースを割いているのか、それがどれほど様々な機能に依拠したものなのかを感じられる、大変におもしろい一冊だった。

    0
    2026年07月18日

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