作品一覧

  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)
    4.0
    1巻814円 (税込)
    「9割近くは外出している」「不登校がきっかけは2割以下」「10年以上働いた後になることも」――。顕在化してからおよそ25年、かつては「青少年の一時的な現象」とされた引きこもりの内実は激変した。その数はいまや100万人を優に超え、問題も多様になり、従来のイメージでは捉えきれなくなっている。親は、本人は、社会は、何をすればいいのか。引きこもり支援で圧倒的な実績を誇るNPOの知見で示す最適解。
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)
    4.2
    1巻858円 (税込)
    「まずは親子の対話から」なんて信じてはいけない。引きこもりは、親子が理解し合って解決することもあれば、理解し合えないと分かって解決することもある。家族をひらき、第三者を介入させよ。「解決なんて無理」と諦めるなかれ。一歩踏み込む「おせっかいな支援」をすれば、ほとんどの引きこもりは自立可能なのだ――。支援活動を30年続けてきた団体創設者による、引きこもり問題への最終回答。

ユーザーレビュー

  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    こんな人生、生き方でいいわけがない。よかったわけがない。
    引きこもりに関することはいろいろな意味で、確かに日本社会の象徴的なことだなと思います。

    まえがき
    第1章 子供を犯罪者にしないために
    「どうせ解決なんて無理」というニヒリズム
    「日本は失われた30年間」で、明日は今日よりも 少し良くなるだろうという希望をなくし、ニヒリズム気分が少しずつ蔓延していた。「現代社会は巨大なニヒリズムに覆われる状況」で、問題も解決を諦めてしまう人が急増しているように感じられてなりません。
    他者に相談しない理由の第一は「相談しても解決しないと思うから」なのです。あきらめめの世界に入ってしまっているようです。

    0
    2024年04月27日
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    愛媛県で学習塾「二神塾」や幼稚園「二神塾幼稚舎」を経営していた著者・二神能基氏が、千葉に移転し、引きこもり・ニートの相談を数多く持ちかけられ、設立したのが、認定NPO法人ニュースタート事務局である。(もう一人の著者である久世芽亜里さんはそのスタッフである。)

    1994年から引きこもりなどの若者を支援する活動を始め、約30年で1700人を超える若者を支援してきた。

    本書では、ニュースタートの支援方法、その根底となる考え方が実際の支援事例と共に伝えられる。

    12の若者の支援事例が取り上げられているが、
    ★「欲しいものがない」
    ★「やりたいことがない」
    ★「下流志向」
    この三つが、いまどきの子

    0
    2024年03月14日
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    目からうろこが山ほど落ちた。
    息子の理解者でありたい、なんて思うのはやめる。
    これからは私が自分自身を大切にする。
    それが息子の幸せにもつながると確信した。
    現状打破、はまず、家族を開くことから。
    すぐにでも始めたい。

    0
    2023年11月13日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「8050問題」どころか「9060問題」になることが確実な日本の引きこもり問題
    さらには統計として表には出てこない「家事手伝い」という多くの女性たち
    現代日本が人類史上世界最悪のかって歴史上で記録になかった異常な精神状態のままで、そのまま亡くなってしまう当事者たちも存在し続けてきてしまっている状況におちいってしまった。
    ですが、このままで良いわけなんかは絶対にありませんし、当事者たちがたとえ異常な精神状態のままであってでも、少しでも人間らしい働き方をしていった方が良いに決まっていますので、社会の引きこもり支援をされている方たちはとても大切です。

    まえがきで、引きこもり支援で実績のある著者は、

    0
    2022年11月12日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    コンビニは通える引きこもりたち。久世 芽亜里先生の著書。引きこもりにもいろいろな引きこもりがいる。引きこもりという言葉だけで引きこもりをひとくくりにしては引きこもり問題の解決にはならない。引きこもりという社会問題を解決するには引きこもりへの理解を深めて引きこもり問題を真剣に考えること。引きこもり支援をする人たちがもっと増えてほしい。

    0
    2022年01月13日

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