久世芽亜里のレビュー一覧

  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

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    こんな人生、生き方でいいわけがない。よかったわけがない。
    引きこもりに関することはいろいろな意味で、確かに日本社会の象徴的なことだなと思います。

    まえがき
    第1章 子供を犯罪者にしないために
    「どうせ解決なんて無理」というニヒリズム
    「日本は失われた30年間」で、明日は今日よりも 少し良くなるだろうという希望をなくし、ニヒリズム気分が少しずつ蔓延していた。「現代社会は巨大なニヒリズムに覆われる状況」で、問題も解決を諦めてしまう人が急増しているように感じられてなりません。
    他者に相談しない理由の第一は「相談しても解決しないと思うから」なのです。あきらめめの世界に入ってしまっているようです。

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    2024年04月27日
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

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    愛媛県で学習塾「二神塾」や幼稚園「二神塾幼稚舎」を経営していた著者・二神能基氏が、千葉に移転し、引きこもり・ニートの相談を数多く持ちかけられ、設立したのが、認定NPO法人ニュースタート事務局である。(もう一人の著者である久世芽亜里さんはそのスタッフである。)

    1994年から引きこもりなどの若者を支援する活動を始め、約30年で1700人を超える若者を支援してきた。

    本書では、ニュースタートの支援方法、その根底となる考え方が実際の支援事例と共に伝えられる。

    12の若者の支援事例が取り上げられているが、
    ★「欲しいものがない」
    ★「やりたいことがない」
    ★「下流志向」
    この三つが、いまどきの子

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    2024年03月14日
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

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    目からうろこが山ほど落ちた。
    息子の理解者でありたい、なんて思うのはやめる。
    これからは私が自分自身を大切にする。
    それが息子の幸せにもつながると確信した。
    現状打破、はまず、家族を開くことから。
    すぐにでも始めたい。

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    2023年11月13日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    ネタバレ

    「8050問題」どころか「9060問題」になることが確実な日本の引きこもり問題
    さらには統計として表には出てこない「家事手伝い」という多くの女性たち
    現代日本が人類史上世界最悪のかって歴史上で記録になかった異常な精神状態のままで、そのまま亡くなってしまう当事者たちも存在し続けてきてしまっている状況におちいってしまった。
    ですが、このままで良いわけなんかは絶対にありませんし、当事者たちがたとえ異常な精神状態のままであってでも、少しでも人間らしい働き方をしていった方が良いに決まっていますので、社会の引きこもり支援をされている方たちはとても大切です。

    まえがきで、引きこもり支援で実績のある著者は、

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    2022年11月12日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    コンビニは通える引きこもりたち。久世 芽亜里先生の著書。引きこもりにもいろいろな引きこもりがいる。引きこもりという言葉だけで引きこもりをひとくくりにしては引きこもり問題の解決にはならない。引きこもりという社会問題を解決するには引きこもりへの理解を深めて引きこもり問題を真剣に考えること。引きこもり支援をする人たちがもっと増えてほしい。

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    2022年01月13日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    ■引きこもりのきっかけは不登校というイメージを持っている人もいるが、内閣府の調査では引きこもりのきっかけが小中高の不登校という人は18.4%に過ぎない。大学になじめなかったという人を合わせても22.4%。
    ・一度は仕事に就いた後に引きこもりになったというケースが主流
    ■親兄弟への暴力と他人への暴力は全くの別物。
    ・親への暴力は甘えが根底にある
    ・兄弟への暴力は兄弟自信に何かされたという直接の恨みの場合もあるが親へのアピールや幼少期に比べられたなど甘えと家族間の歪みからくるものの方が多い
    ・(親兄弟への暴力は)無差別の攻撃性を持ち合わせておらず他人に暴力が向かうことはない
    ■本人の意思をすべてと

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    2020年12月26日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    親御さんや関係者の理想と
    引きこもり当事者の現実が乖離している。

    信じて待つ
    ではなく
    伴走しながら、信じて待つ。

    親だけでも
    親の動きが伝わらなくても子より先に動いてあげなければ、彼らは動けない。

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    2020年10月01日
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

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    ネタバレ

    状況が固まるというのは確かにそう。そういう意味での1年3年の節目はわかる気がする。介入が色々とあるのはいいことだろう。おっしゃる通り、8050は数十年単位だから動かしづらかろう。

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    2023年12月07日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    ちょっとびっくり。
    でも書かれていることにはすごく共感した。
    さて、我が家の引きこもりをどうするか・・・

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    2023年11月09日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    現代の引きこもりの実態を、支援団体の方が具体例を添えて紹介し、その対策や取り組みを書かれています。信じて待とうとか本人の理想の人生を支えるような理想論でなく、状況を改善する具体的な行動にコミットする内容で、とても参考になりました。親族が情緒的に対応するのでなく、プロに頼って淡々と問題解決に取り組む姿勢が、本人のためにも最適だと感じました。

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    2022年12月11日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    タイトルにインパクトがあるので思わず買ってしまった。ま、著者(編集者?出版社?)の策略にまんまとハマったわけですが、引きこもりの人がなぜコンビニには行けるのか、なんてことは書いていなかった。それによく考えたら、引きこもりの人がこのタイトルを見ると、「なんだよ、コンビニ行っちゃいけないのかよ」と傷つきそうな気がするな。ちょっと悪いな。
    しかし仕事上、引きこもりの人の気持ちも分からないといけない場面があるので、参考になる視点も多々あって良かったです。
    著者は教育学や心理学の研究者とかではなく、引きこもりの支援をしている団体の、一職員という立場。ながらく支援に携わってきた経験に基づいて、日本の引きこ

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    2020年10月24日
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

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    本著は千葉県浦安市に拠点を構える認定NPO法人ニュースタート事務局の運営者らによる本である。
    内容としては、過去約30年間に渡り2000人以上の引きこもりの当事者から外の環境へ支援した実績を述べている。引きこもりは全世代にて年々数十万単位で増加しており、今後も増加の見通しである。男女年齢世代問わず、引きこもりは存在している。
    環境や社会の変化、人間関係の悪化、職場の不和、精神疾患、コロナなど、複雑で個々の事情で大きな影響と原因が多様である。
    本著で紹介している支援の対象者は主に、20代を中心に50代まで幅広く相談や支援をしている。本著でも述べている通り「引きこもりでよかったと思うことはほぼない

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    2025年07月20日
  • 引きこもりの7割は自立できる(新潮新書)

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    私は教員であり、引きこもりになる生徒を何人か見てきた。原因は一概には言えず、さまざまな問題が大きくこじれた結果そうなっているのだと思う。著者が運営する施設、ニュースタートでは、7割以上の方が自立しているという。大きくこじれて引きこもりになった方の7割と考えると、驚異的な数字である。ぜひ、悩んでいる保護者の方だけでなく、教育関係者にも読んでいただき、解決の糸口を見つけていただけたらなと思う。

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    2023年11月05日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    引きこもり支援を行うNPO法人、ニュー・スタート事務局の事務局スタッフである久世芽亜里さんの著。

    目次からの引用ではなく、私が読んでみた全体の流れとしては、
    1章:引きこもりに関する調査データとともに引きこもりの実態について
    2章:相談先、実際の支援についてのアウトライン提示
    3章:ニュー・スタートプロジェクトの詳細説明
    4章:親の心構えと行動
    5章:時代背景と総括
    という感じになっています。

    引きこもりについて長年支援されてきた著者だからこそ書ける「感覚」の部分が本書では貴重な情報だと感じました。引きこもり関連の本を他に読んだことがないので信憑性はかなり薄いとは思いますが、引きこもりをあ

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    2021年02月02日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    引きこもりと言うと、自分の部屋から1歩も外に出ない人のことを言うと思いがちです。コンビニは通える引きこもりたちと言うタイトルは、引きこもりの中でも比較的軽い症状の人について書いた本と言う印象を受けます。だけど実際は、引きこもりの人の大多数はコンビニだったら通えるよと言うことが細かく書いてあります。具体的な支援をしているNPO法人の人が書いた本なので、内容がとても詳しいです。

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    2021年01月03日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    引きこもり支援団体の活動とケース(当事者)の現実ついての話。親から離れ寮で生活すると驚くほど変わる当事者たち。
    理由はそれぞれあると思うが現状として資源とキッカケが足りてないのは事実。今後広まっていって欲しい尊い活動。
    興味深く読めた。
    働いていくのって生きていくなかで最もハードル難しい事なのかなと‥
    もっとコミュニケーション(人と人の繋がり)を尊重する世の中にならないかと‥
    学力至上主義の今後‥

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    2020年12月06日
  • コンビニは通える引きこもりたち(新潮新書)

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    引きこもりになる理由をいろいろなケースをあげて説明している。引きこもりを終わらせる活動をしている著者の経験が書かれていて参考になった。

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    2020年11月13日