編集工学研究所の作品一覧

「編集工学研究所」の「探究型読書」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 探究型読書
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    短時間で思考を深める、全く新しい読書術。 「探究」は今ホットなテーマとなっている。とくに教育では「探究」が問われ、現場の教師たちにとって非常に悩ましい問題になっている。 本書では、そんな「探究」を「読書」という古典的な型を使って行うという、非常に大胆かつユニークな方法だ。 しかも、従来の読書の概念を覆す、「本を読まない」という方法をとる。「本を読まない」といっても、「熟読しない」「通読しない」という意味で、「一部の本文は読む」というものだ。 はたして、これが読書といえるのか?  本企画では、「読書」というものを現代的にアレンジし直し、そもそもの読書の目的を考え、私たちの暮らしや仕事に役立つ読書というものをゼロから考えてみたい。 アフターコロナを見据えて、読書の新しい形を経験し、時代を切り拓く方法を模索してみよう。 【著者略歴】 編集工学研究所(へんしゅうこうがくけんきゅうじょ) 企業の人材組織開発、理念ビジョン策定、書棚空間のプロデュースなど、個と組織の課題解決や新たな価値創出を「編集工学」を用いて支援している。本を活用する共創型組織開発メソッド「Quest Link」、理化学研究所「科学道100冊プロジェクト」、近畿大学「ビブリオシアター」、良品計画「MUJI BOOKS」などを展開。所長・松岡正剛が情報編集の技法として提唱した「編集工学」は、オンライン・スクール「イシス編集学校」で、そのメソッドを学ぶことができる。「生命に学ぶ・歴史を展く・文化と遊ぶ」が、1987年創設以来の仕事の作法である。

ユーザーレビュー

  • 探究型読書

    Posted by ブクログ

    (読む前)読書をしてもさっぱり頭に残っていないことを自覚、どうにか自分の血となり肉となる読書法はないかと探している中で、見つけた書籍。

    (読んだ後)
    ・「編集工学」という自分の中で新しい概念との出会い。「すべては編集」。
    ・基本は「仮説的に読み進める」。そこで生まれるギャップが、自身のとって気づきとなり、刻まれていく。
    ・そのためには、読む前、読む最中、読んだ後のステップを、しっかり踏むこと。
    ・特に、読む前の導入が個人的には大事と判断。この本の中には何が書かれているか(本の要約の予想)、読んだ後の自分はどんな自分になっているか(読んだ後の要約の予想)のギャップを予想した上で、読む。ここの理

    0
    2024年11月02日
  • 探究型読書

    Posted by ブクログ

     正剛先生の弟子による読書方法論。

     「探究型読書」は「本を読む」のではなく「本を手がかりにして考える」ことというのが肝。当然ながら「探究型読書」は、世界を編集工学的に見ることが大前提。実践編もよいが、以下の考え方のベースはおさえておかないと浅い理解で終わってしまう。
    ・編集工学的には、人間の営みはすべて「情報」が「編集」されている活動。人間以外の自然活動にも「編集」が働いている。
    ・生命からは学び、歴史は編集によって展き、文化とは遊ぶ、というのが基本フィロソフィー
    ・「課題解決」=「情報編集」
    ・「編集」=「プロセス」=あらゆる情報のインプットからアウトプットの間=料理、会話、日記、・・・

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    2022年08月20日
  • 探究型読書

    Posted by ブクログ

    速読の真似事をして上っ面だけの読書になってしまっていると感じつつ「どうしたらもっと深く、たくさん読める?」と悩む人におすすめ。

    本から正確な知識を写し取るよりも本をきっかけに自分の内面に湧き上がる想像や疑問を膨らませ、「自分はどう思うのか?」を探究していく読み方の実践本です。

    0
    2021年05月25日
  • 探究型読書

    Posted by ブクログ

    編集工学的な読書法。情報=本を編集することで、読者である自分の思考を探求していく、『探究型読書』。
    松岡正剛さんの「千夜千冊」風の世界を探求するための、ステップが学べます。
    読書を情報の編集作業と位置づけた「探究型読書」、企業や学校での導入事例も紹介されています。
    本書をテキストにして、実践するだけでも、普段使っていない頭の部分を使いそうで大変でしょうが学ぶことも大きいのではと想像できます。

    0
    2021年03月21日
  • 探究型読書

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    はじめに  ものの見方を変える読書
    第1章   <背景編>編集工学の考え方
    第2章   <概念偏>探究型読書の全体像
    第3章   <実践編>探究型読書の進め方
    第4章   <応用編>探究型読書の応用展開
    第5章   <対話編>探究型読書を巡る3つの対話

    <内容>
    編集工学研究所(松岡正剛さんのところ)が満を持して出した読書を役立てるノウハウ集。特に「探究型読書ノート」とそれをグループでおこなう「Quest Reading」(企業用)「book Up!」(学校用)は面白そうだ。取り組んでみたい。ただファシリエーターは結構大変そうだ。

    0
    2020年08月28日

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