作品一覧

  • LGBTとハラスメント

    LGBTとハラスメント

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻814円 (税込)
    「<知らなかった>と<知ってるつもり>が<知って良かった>に変わる、必読の一冊です」――小島慶子氏(エッセイスト)推薦! いわゆる「パワーハラスメント防止法」が二〇一九年に成立し、あらゆる企業がLGBTに関するハラスメント対策をとり、プライバシー保護の対応を行うことが義務化された。しかし、未だLGBTに関わる政治家の失言やネットでの炎上事例は後を絶たない。本書では「よくある勘違い」を多くの実例をもとにパターン分けし、当事者との会話において必要な心構えを紹介。また、職場における実務面での理解も促す構成となっている。知っているようで知らない、LGBTの「新常識」がここにある。
  • 50歳からの性教育

    50歳からの性教育

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻935円 (税込)
    正面から性教育を受けてこなかった50代前後の世代。ジェンダー平等、性的同意、LGBTQ。多様化の時代に必要なのは知識と倫理感のアップデート。性をイチから学び直すための一冊。
  • 子どもを育てられるなんて思わなかった

    子どもを育てられるなんて思わなかった

    小説・文芸

    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    家族について考えるきっかけに。 多様なLGBTQファミリーの姿を描き、家族のあり方や子育ての悩みに寄り添う。法や政治などいろいろな視点から見えてきた現状と課題、そして広がる家族の未来について対話をまとめる。
  • Q&A多様な性・トランスジェンダー・包括的性教育 バッシングに立ちむかう74問

    Q&A多様な性・トランスジェンダー・包括的性教育 バッシングに立ちむかう74問

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,870円 (税込)
    トランス差別に対抗し、性教育の指針を示す トランス排除を煽るネット上のデマや誤解、陰謀論をファクトに基づき検証。LGBTQへの差別や恐怖を利用し包括的性教育を攻撃する右派のバックラッシュを許さないために、当事者・専門家らが結集したコンパクトなQ&A集。 ※本書は、大月書店刊『Q&A多様な性・トランスジェンダー・包括的性教育――バッシングに立ちむかう74問』の電子書籍版です。 【目次】 1章 LGBTQとは?トランスジェンダーとは? 2章 トランスジェンダーをめぐるバッシングのウソ・ホント 3章 日本の子ども・若者はどんな現状にあるの? 章 包括的性教育って、どんな性教育なの? 5章 世界の流れと日本の動き、これからの課題 【著者】 浅井春夫 あさい・はるお 立教大学名誉教授(児童福祉論、セクソロジー),性教協代表幹事。 遠藤まめた えんどう・まめた 一般社団法人にじーず代表 染矢明日香 そめや・あすか NPO法人ピルコン理事長,公認心理師。 田代美江子 たしろ・みえこ 埼玉大学教育学部教授(ジェンダー教育学)・副学長,性教協代表幹事。 松岡宗嗣 まつおか・そうし 一般社団法人fair代表。
  • あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?

    あいつゲイだって

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    2021年11月は「一橋大学アウティング事件」の控訴審判決から1年にあたる。「パワハラ防止法」により、2022年4月からは中小企業でもアウティングの防止対策が義務付けされることになっている。 なぜアウティングは「不法行為」と判断されたのか? そもそもなぜ、性的指向や性自認といった個人情報の暴露が「命」の問題につながってしまったのか? 実は、一橋事件の前からこうした被害は起きていたし、現在も起きている。学校や職場などの身近な人間関係、不特定多数に瞬時に情報を発信できてしまうネット社会において、誰もが加害者にも被害者にもなり得るのだ。 校舎から飛び降りたのは、私だったのかもしれない――。勝手に伝えることが誰かの「命」を左右する瞬間を、痛みとともに、ひとりの当事者が描き出す。 一橋事件を一過性のものとせず、被害を防ぎ、これ以上「命」が失われないためにも、いま改めて考えたい「アウティング問題」の論点! ■「アウティング」とは? 本人の性のあり方を同意なく第三者に暴露すること。 ■「一橋大学アウティング事件」とは? 「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ」。一橋大学大学院のロースクールに通うAがゲイであることを、同級生ZがクラスメイトのLINEグループに同意なく暴露。心身に変調をきたしたAは2015年8月、校舎から転落死した。翌16年、遺族が学生Zと大学に対し損害賠償を求めて提訴。20年11月の控訴審判決では、本人の性のあり方を同意なく勝手に暴露するアウティングが「不法行為」であることが示され、世間的にも「アウティング=危険な行為」という認識が広まるきっかけとなった。地方自治体だけでなく、国レベルでも大きな影響があった。 ■目次 はじめに 第一章 一橋大学アウティング事件――経緯 第二章 アウティングとは何か 第三章 繰り返される被害 第四章 一橋大学アウティング事件――判決 第五章 アウティングの規制 第六章 広がる法制度 第七章 アウティングとプライバシー 第八章 アウティングの線引き 第九章 アウティングのこれから 終章 アウティング、パンデミック、インターネット おわりに ■著者プロフィール 松岡宗嗣〈まつおか・そうし〉 1994年愛知県名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、HuffPostや現代ビジネス、Yahoo!ニュース等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。2020年7月、LGBT法連合会・神谷悠一事務局長との共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)を出版。近著に『「テレビは見ない」というけれど--エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む』(青弓社)、『子どもを育てられるなんて思わなかった--LGBTQと「伝統的な家族」のこれから』(山川出版社)。本作が初の単著となる。

ユーザーレビュー

  • あいつゲイだって アウティングはなぜ問題なのか?

    Posted by ブクログ

    一橋大学アウティング事件のみならず、多くの実例をもとに考えることができ、大変勉強になった。他者の視点から見ると、アウティングしてしまったのも仕方がない、そういうこともあるよな、と思ってしまうことも、自身の身に置き換えてみるとその深刻さ、ひどさがよく分かった。
    ↑「仕方ない」と思ってしまうのも自分に「特権性」があるからだと再確認。知らずに人を傷つけないよう、自分の問題としてたぐりよせて考える必要がある!

    アウティングの際に善意・悪意どちらがあったにせよ、他の人に伝わってしまった情報は不可逆的だし、伝わった人によって扱いが異なるため、ヘイト・差別につながる可能性もある。その際、アウティング時に持っていた善意などは意味がない。

    メモ↓
    ・公開する情報・人の範囲を明確にする、ゆらぐこともありえるため、変更がある際は迅速に対応・本人にも情報共有する
    ・プライバシーとは、秘密にすることだけでなく、自身のことを自身で管理すること(公開も非公開も)
    ・個人情報を国家が管理することで個人の尊厳が危ぶまれる、というのはホロコーストからの教訓

    0
    2026年03月30日
  • 50歳からの性教育

    Posted by ブクログ

    40代前半ですが、めちゃくちゃ勉強になりました。
    言語化できていなかった部分を、医師・弁護士・ライター・精神保健福祉士の多面的な面で語られれている。
    生きるための教育が日本はされていない。
    セックスについて学ぶ機会がないだけでなく、更年期について学ばないため、どのように対応して良いかわからない。パートナーとの関係の構築方法もわからないし、誰でも性加害者になりうる現状も赤裸々にかかれている。性加害者の多くは、「四大卒、会社員、既婚の男性」、つまりモンスターではなく、周りにいいる普通の人たちであり、自分が加害者である自覚はない。結局、性暴力は支配欲を満たし、ひとときの心の安定と満足を得る行為。お互いの関係が対等でないところで起きる。
    心に穴があいた時にストレスコーピングスキルによって暴力を抑止することが必要。
    つまり、大人が性教育、生き方、コミュニケーションについて学び直しが必要。

    0
    2025年05月18日
  • 50歳からの性教育

    Posted by ブクログ

    そもそも寝た子を起こすな、とばかりに教育というか正しい知識を教えないという選択を続ける国に対して、実際世の中に蔓延しているのは男性に都合のいいファンタジーならばその無知によって導かれるのは不幸な関係になるのでは

    お互いが真に理解するべく対話をするのも大事であるが、腫れ物にさわるかのような扱いにしてきた過去を踏まえてこれからはきちんとした教育をしていく事の方が誰にとってもプラスになると思うんだけどどうだろう

    0
    2025年02月24日
  • 子どもを育てられるなんて思わなかった

    Posted by ブクログ

    LGBTQへの理解が進む良本。多様性に対して寛容な世の中になってきたが、法整備はまだ不十分であり、不都合を強いられているケースも多い。
    一人でも多くのLGBTQの方が、そうでない方と同様の選択肢を持てる世の中になることを願う。

    0
    2024年07月06日
  • 50歳からの性教育

    Posted by ブクログ

    ■どんな本か
    人間と性をテーマに長年教育に携わってきた著者を『校長』とし、各教科の『先生』達がそれぞれのテーマを教え、最後には対談も交えながら人生と性について論じる本。

    ■内容
    生きるうえで性について知ることは不可欠だ。
    自己を知り人を知り、関係を育むのが性教育であるべきなのに、日本の学校では今日現在もセックスを教えないなど【はどめ規程】が残り、産む性にとどまっているこたが問題だ。

    ①更年期(高橋怜奈)
    ・女性は閉経前後5年間。閉経50歳が平均だから45-55歳。(とはいえ50歳過ぎても半数が生理ある。個人差あるから年齢だけで区切るのは注意。)
    人生100年時代、まだ折り返し地点。

    原因はエストロゲンの減少。中でも自律神経安定させていたものがなくなり、ホットフラッシュなど起こる。周期不安定、不調でたら婦人科受診を。

    ・男性は40代から50代にかけてスタート。テストステロン減少。女性に比べゆるやか。ただ見えにくい、意識されにくいのは問題。症状は女性と似ている部分も。泌尿器科でホルモン補充できると治ること多い。

    ・更年期離職を避けるためにも、休みやすい社会を作ろう。

    ②セックス(宋美玄)
    ・誤解の多い男性と、知識乏しい女性の行為、楽しく満たされないのは当たり前。ファンタジーに溢れているアダルトコンテンツも、受け手にリテラシーあれば何がファンタジーかがわかる。

    ・人は繁殖以外の目的でセックスをする生き物。こうでなければならない、という思い込みを手放そう。具体的に手放すべきは男性器中心の考え方。フルコースじゃなくてもいい。焼肉食べられなくなっても、アラカルトで楽しめる。
    一方で同意は夫婦であっても必要。50代の男性81%がしたい。女性は同じ50代で31%。(両方ともたまに思う、も含める)主体的にしたいと思ってない相手に強いる負担、させるな。

    ③パートナーシップ(太田啓子)
    ・離婚を扱う弁護士による章。相談くるケースはマニュアルでもあるかのように似通う。妻側は何年も悩んだ上に離婚に行き着くが、夫は青天の霹靂だと思い、謝罪するも無理だとわかると逆上。『愛してる』と主張。
    なぜ似通うかというと、性別役割分担の考えから抜け出せていないから。男の人、ケアされて当然と思って自分がケアする側だと気付かない人いる。まるで赤ちゃん(辛辣!)。ずっと不機嫌でいることは精神的DV。
    解決するために必要なことは、傾聴。

    ④性的指向と性自認
    ・性的マイノリティはいないことにされていただねめ、最近増えたわけではない。

    LGBは性的指向。誰が好きか。
    TQは性自認。
    SOGI、誰しも関係している。
    シスジェンダーでヘテロセクシャルがマジョリティな社会。マジョリティ側にいると見えない。
    アウンティングは犯罪。
    差別禁止の法が成立していないのはおかしい!

    ⑤性暴力(斉藤章佳)
    ・自衛ではなく、加害者にならないアプローチが結果的に多くの被害者を救う。
    加害者はモンスターではなく普通の人がなる。
    激しいレイプだけか性被害ではない。すべての、同意のない性的な行為が当てはまる。
    ・ノットオールメン、という反応はおかしい。
    ・なぜ痴漢(等)するのか??
    性欲が抑えられない、は違う。
    警察が用意するストーリー、男性に都合の良いロジック。例えば妻とはセックスレスだったから、暴走してしまった、というように。
    自尊心感情傷ついたときに加害性が発露する。支配欲満たし優越性確保し達成感を得る。
    いわば不適切なストレス対処法。
    ・自分より弱いものを支配するという意味では、男性優位社会が生み出したものでもある。女性をモノ化する考え。
    一つの解、教育。
    そしてもう一つは、自分の内面を語ること。
    男性も弱さをさらけ出せるように。

    ⑥ジェンダー(田嶋陽子と著者との対談)
    ・日本の性教育は貧困。いきなり生理の話。
    そして大事なことが抜け落ちたまま、興味の延長としてセックスの方法だけ知るものではない。

    ・江戸時代、混浴当たり前で奔放でオープンだった春画の文化。欧米の価値観で持ち込まれる、恥の意識。明治の大日本帝国憲法で、女性は二級市民に貶められる。その意識と慣習が、今も残る。

    ・求められる男らしさ。理性的、たくましさ。弊害は心を押し殺してしまうこと。
    求められる女らしさ。気配り、従順。弊害は自分を持ちにくいこと。

    ・生殖を含む性的なタッチは年齢によって変わるけど、根底にある生き物としてのラビングタッチはずっと続けられる。そしてセルフプレジャーも。

    ■感想
    なんとも学びの多い本だった。タイトルで損してると誰かがレビューに書いてあったが全くその通り。そして80代の著者がこんな先駆的な考えなのも驚きだし、それぞれの章を書いているのが30-40代なのも好感。違うアプローチなのに、似通う結論や考え方も興味深い。(男の子は感じることを言語化することをさせられずに大きくなる、とか。)

    それぞれ本を書いているようなので、読んでみたい。ちなみに1番面白かったのは、性暴力の章。(弁護士の話は男にやたら厳しくて途中笑える。)

    教育って大事だわー。

    0
    2024年07月03日

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