作品一覧

  • 中国的経営イン・デジタル 中国企業の強さと弱さ

    中国的経営イン・デジタル 中国企業の強さと弱さ

    ビジネス・実用

    -
    1巻4,180円 (税込)
    中国的経営の原理とは? 日本的経営とどう違うのか? 先進IT企業のケーススタディを通して、中国企業の「型」 を解き明かし、日本企業にとっての教訓をさぐる。 なぜ中国企業は「両利きの経営」を目指すのか?  ●政府系・民間、業種、地域の違い、時代を越えて、中国企業に共通する普遍的な「型」とは何か?  ●ネットとリアルの融合、デジタル化、国家との関係など経営環境が大きく変化する中で、中国の先進企業はどう経営の軸を変えようとしているのか? ●中国企業のビジネスモデルの変化、中国の先端IT企業の変革の実態を、ファーウェイ、小米、アリババの綿密なケーススタディを通して明らかにする。そして日本企業が進化する中国企業に伍して世界で「戦略的不可欠性」を獲得するための道を示す。 ●中国企業に共通する経営の原理を明らかにする注目の書。
  • 中国デジタル・イノベーション ネット飽和時代の競争地図

    中国デジタル・イノベーション ネット飽和時代の競争地図

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻2,750円 (税込)
    ■世界の注目を集めた中国プラットフォーマーのビジネスモデルには限界が見えてきた。アリババもテンセントも、これまでの手法では先がない。ネット展開はすでに飽和。中国のプラットフォーマーたちはリアルとの融合に戦略転換し始めた。 ■消費者の安全性、信頼性への要求が高まり、競争の焦点が消費者接点から、商品やサービスそのものへとシフトしつつある。その中で、主要なプレーヤーのBAT(百度、アリババ、テンセント)に加え、TMD(バイトダンス、美団点評、滴々出行)が新たな主役として登場してきている。 ■この変化は、リアルに強い日本企業にとっても有利になる時代がやってくることを意味する。第二幕に入った中国デジタル革命の実態を、「コロナ後」の展望も含め、中国ITビジネス・経営に精通する専門家が詳細に解説する。
  • トラフィッキング・データ デジタル主権をめぐる米中の攻防

    トラフィッキング・データ デジタル主権をめぐる米中の攻防

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻3,850円 (税込)
    ○仕事や遺伝子情報、家庭生活、家計・消費・決済、投資、ゲーム・音楽などの娯楽、政治的志向に関わる個人のデータが、同意を得ることなく、政治的・金銭的な目的のために日常的に抽出されている。これらのデータは、米国のテック企業から中国へと移転され、中国政府はそのデータを利用し、世界中のデジタル主権を脅かしている。 〇成長を優先するあまり、米国の規制当局はデジタル主権に対して自由放任主義的アプローチをとり、不透明でしばしば略奪的なデータ収集の手法を容認してきた。中国政府は、営利目的で大衆を搾取する米国テック企業の長き伝統を足場としている。中国市場へのアクセスに依存する米国テック企業を通じて国力を増強しているのだ。 〇本書は、ユーザーのデータが商業的に抽出・移転されることによって、ユーザーの居住国・地域の法的システムの管轄外にある外国政府の国家戦略に不正に利用されることを意味する「データ・トラフィッキング」という概念を提唱。TikTokやフェイブックなどのSNSから、フォートナイトといった人気オンラインゲームを通じて、テック企業が個人データをどう収集しているのか、それが一国の安全保障をいかに脅かしているのかを明らかにする。 〇長年、豊富な調査研究を行ってきた中国メディア・情報テクノロジーのエキスパートが、中国企業・中国政府による個人データ搾取の驚くべき実態を多様な分野にわたり解き明かし、情報保護のあり方に警鐘を鳴らす。

ユーザーレビュー

  • 中国デジタル・イノベーション ネット飽和時代の競争地図

    Posted by ブクログ

    BATだけでなくバイトダンス、美団などTMDのビジネスモデル含めて中国のテクノロジー企業が今後行き着く方向までを考察した良著。日本企業にとって示唆に富む内容が多い。

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    2021年06月26日
  • トラフィッキング・データ デジタル主権をめぐる米中の攻防

    Posted by ブクログ

    データのトラフィッキングというワードは初めて知ったが、概念自体は分かりやすく、中国が着々と国家戦略として進めているものに対して、欧米諸国がどう対応できるのか、が気になる。中国と関わらずに生活していくことは難しいだろうことから、基本的に、長期で見たら負けゲームを戦わなくてはいけないのでは?と思ってしまう。個人としてはアプリによるデータ収集に加担しないように、と思っていても、親会社が中国資本かまで考えてインストールするかを判断していないからな。日本としてどうするか、手遅れになる前に国レベルでの戦略をきちんと立案しないといけないが、日本は対応遅いので難しそう。

    0
    2025年07月12日
  • 中国デジタル・イノベーション ネット飽和時代の競争地図

    Posted by ブクログ

    NTTデータの中国現地法人でトップを務めた経験のある筆者による、中国デジタル革命の解説本。
    プラットフォーマーのビジネスモデル分析から長い駐在経験を活かした政策・文化面の分析などはかなり深くまで行われていたが、肝心の日本に向けた提言が普通かつ教科書的で特に印象に残らなかったのがもったいなかった。

    一方で「産業インターネット」「伝統的産業の再構築」「ネットとリアルの融合」といった中国の最新トレンドは網羅的に理解することができ、日本にも訪れるであろう今後の潮流を落とし込めた。☆3.5くらいの感じ。

    【感想】
    ・DXをDXという包括的な言葉で片付けてしまう傾向にあるが、これは危険。「次に何が起こるから自社の業界はどうDXするべきか」までをしっかり考えたいと感じた。
    ・伝統的企業との共存という話も多く出てきたが、大企業はPFの技術で自社の産業をどうUDしてもらいたいか?という点を考えるとよいのでは。PFにつぶされないために自前でどう立ち向かうか?みたいなことばかり考えている印象がある。
    ・toBのエンパワーメントという流れ。技術力の高い企業が、企業のUXに合わせてSaaSを提供する流れがもう一般的になりつつある。ただしtoBのニーズはtoCほど一般化できないので、ここに提携の可能性があるのかもしれない。

    【メモ】
    ・プラットフォームビジネスにおいては「困りごと解決」の流れがひと段落し、「企業・政府の効率化、低コスト化」がメイントピックになってきたため、特にリアルビジネスのマネジメントという、大企業に強みのある点が求められている。
    ・上記は言い換えると、「消費者の集客」から「企業のエンパワーメント」という第2ステージに移ったことを意味する。このBサイドへの価値提供のためには、ネットとリアルの融合やAIによる効率化(伝統的産業の再構築)がカギになる。
    ・toB向けのビジネスは、Bごとの個別性の影響で広く展開することが難しいため、ネットワーク効果が働きにくい
    ・中国企業の組織マネジメントの特徴は、少数のエリートが開発を行い、一般労働者がルールに従ってOpsを回すというもの。しかし、サービス品質への要求が高まる中でどこまでこの形で回せるかは疑問。
    ・プラットフォームとバリューチェーンの定義は一緒くたにしない方がいい。GAFAやBATはこの両輪を回すことで独自のエコシステムを形成している。
    ・アントフィナンシャルのイノベーションの中核は、①金融機能の側から顧客に近づき、顧客の行動に合わせて必要な時と場所で金融サービスを提供すること ②ロングテール顧客層への金融サービス提供(金融包摂)の2点。ジャック・マーは、このポジションをTechFin企業と称し、テクノロジーによって金融を再構築することを目指している。
    ・アリババのDataTech企業への転換、エコシステムの形成プロセス
    ①アリペイをGWとした、顧客との接点確保
    ②顧客の生活(食べる、移動など)にアリペイと連動したサービスを拡充
    ③データによる信用体系整備→取引コストを下げる&顧客理解に基づいたサービスの「繋ぎこみ」
    ④外部パートナーの力を活かした便利なサービスの開発→顧客のロックイン
    ・決済PFがミニプログラム提供に走るのは、インターネットユーザーの伸びが頭打ちになって以降「利用時間の奪い合い」がアプリ同士で発生しているため。だからPFもオープン化している。同時にデータ収集も狙っている。
    ・コミュニティECは、コストを抑えて新規トランザクションを獲得する工夫。しかしこれは中国では知人の意見を聞いて物を買うのが一般的だからであり、日本にそのまま横展開できるかどうかは微妙。
    ・アントの経営理念は"To turn trust into wealth"。レイチェル・ボッツマンは、三度目の信頼革命の入り口に立っていると説明する。最初は「ローカルな信頼」、次が「制度への信頼」、今回が「分散された信頼」
    ・日本でDXが進まないのは、部門の独立性が高く統合する動きに繋がりづらいと共に、「既存の事業モデルや組織を温存したままデジタルを導入しようとすること」が問題である。
    ・産業インターネットについて
    ○美団店評は、外食産業のラストワンマイルの効率化から「産業チェーン全体の効率化」を推し進め始めた。
    ○テンセントは、製造企業のエンパワーメントに注力している。そのためのクラウドプラットフォーム構想である。

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    2021年01月01日

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