作品一覧

  • 再生・日本の人事戦略 失われた30年を取り戻す実践手法
    4.3
    1巻2,860円 (税込)
    人的資本経営でも、また過ちを繰り返すのか。 はやりの人事制度に振り回された30年が、日本企業の競争力を奪った。 「日本の人事」を再生する方法を、現場を知るコンサルタントが明快に語る! グローバル人事、コンピテンシーモデル、ジョブ型人事、そして昨今は人的資本経営。 この30年間、新たな「人事制度ブーム」が登場しては取り入れられてきた。 しかし、結果が出たとはお世辞にも言えない。 人事マネジメントの世界でも、やはり「失われた30年」だったのである。 なぜ、うまくいかないのか。 本書ではその失敗のメカニズムを明らかにし、新時代に対応できる人事システムの再構築について語る。 【本書で掲げる5つのアジェンダ】 1 ジョブ型ありきではない人材戦略 2 お金だけではない人への投資 3 会社の付加価値増につながる「報酬引き上げ」 4 見えることではなく、「見るべきこと」を見える化する 5 人事部門を再活性化する
  • デジタル時代の人材マネジメント―組織の構築から人材の選抜・評価・処遇まで
    3.0
    1巻2,640円 (税込)
    これからの企業・組織の盛衰は「デジタル人材」が握っている! 「with コロナ」を生き抜く人事戦略の決定版、待望の刊行 SAP、サイバーエージェント、コニカミノルタ、大日本印刷など主要企業の事例を紹介 日本企業は経営・事業のグローバル化や低成長経済下における事業構造改革の各局面において、抜本的な人材マネジメントモデル変革を先送りしてきた。その結果、IT やデジタルに限らず優秀人材の獲得・リテンションについては、グローバルIT プラットフォーマーや魅力的な仕事を提供する国内スタートアップ企業に対しても大きく劣後する結果となってしまった。 本書は、デジタル時代を迎え、日本企業が立ち向かうべき、人事・人材マネジメントの変革を先進企業の取り組み事例を交えながら紹介をしていく。日本型人材マネジメントモデルを維持してきた日本企業が、今後デジタル化を進める上でどのように人事・人材マネジメントモデル変革を進めていくのかを、コンサルティングの経験も交えて示していきたい。 20 ~30 年間その会社でキャリアを重ねないと一人前と見なされない、といったような日本型マネジメントモデルはあらゆる業種・業界におけるグローバル競争において苦戦を強いられている日本企業の状況と無縁ではない。逆に言えば、デジタル時代の到来はこれまで日本企業が何度も挑戦し跳ね返されて来た日本型人材マネジメントモデル変革の絶好の機会となる。今こそ、人事・人材問題を先送りした過去の経営からは決別すべきである。(序章より抜粋)

ユーザーレビュー

  • 再生・日本の人事戦略 失われた30年を取り戻す実践手法

    Posted by ブクログ

    日本の人事制度の特徴とメリデメ、今後に向けた改善ポイントが分かる本。ただ、人事部採用課経験から見ると、経営層、事業部トップ層、人事部門の全てが同じ認識を持たないと変革は難しいように感じた。

    0
    2025年01月01日
  • 再生・日本の人事戦略 失われた30年を取り戻す実践手法

    Posted by ブクログ

    日本の従来の人事戦略について様々な社会変化を踏まえ、変革の時は来たとして経営戦略と人材戦略の動機が取れた。本当の意味での人的資本経営を必要と唱える本。人的資本経営を、常に将来のビジネスモデルとのすり合わせを繰り返し、人材に求められるスキルや能力もその都度再定義しながら人材の成長スキルアップを仕掛けるもの、と捉え、これまでの日本型人材マネジメントのどういったところに課題があり、どういった変革が必要なのかを整理しており、非常にわかりやすい内容だった。
    ________
    かつて多くの日本企業は終身雇用前提とした新卒一括採用や職能ベースによる相対的に細めの昇格運用を導入する一方で、一定年齢を超えてから

    0
    2024年06月30日
  • 再生・日本の人事戦略 失われた30年を取り戻す実践手法

    Posted by ブクログ

    どちらかといえば先進的大企業の人事施策の実例を挙げながら、人事制度改革を目指す会社や担当者に参考になる情報を与えてくれる本。特に人事部門の発言力の強化に向けての著者の思いがあふれていて、読者に伝わってくる。

    0
    2024年05月24日
  • デジタル時代の人材マネジメント―組織の構築から人材の選抜・評価・処遇まで

    Posted by ブクログ

     端的に言えば「デジタル人材」は以下の理由から、日本型の人材戦略とオペレーションシステムでは到底管理できないタイプの人材であるからである。
    ▶デジタル人材は専門人材であり、ゼネラリスト型育成は不適合である
    ▶デジタル人材には外部市場価値が存在するため、「長期決済型の賃金システム」は適用しにくい
    ▶デジタル人材は会社都合で異動や職種変更できる「無制限社員」ではない


    デジタル時代に求められるミドルリーダー像
    ・デジタル人材とビジネス人材をマネジメントできるスキル
    ・デジタルビジネス特有のスピード感を持って意思決定できるスキル


     サイバーエージェントでは、子会社社長でなくともITエンジニアと

    0
    2025年05月17日
  • デジタル時代の人材マネジメント―組織の構築から人材の選抜・評価・処遇まで

    Posted by ブクログ

    現在、もっとも流動性の高い職種が「デジタル人材」ではないだろうか?

    ここ2~3年で、勤める会社にも取引先にも、「○○で△△やっていた」という人材が、“鳴り物入り”で転職してくることが増えた。。

    流動性が高く、賃金水準も(、そして気位も高い)デジタル人材をどう処遇していくべきか、組織づくりをしていくべきか、を考えるうえで役に立つのが本書だ。

    人材のタイプ、雇用制度の作り方、組織のあり方、人材配置、モチベーションの与え方といった、デジタル人材に関わるさまざまな論点を体系的に整理している。

    たぶん、一つの正解はなくて、本書にあるようなケースから取捨選択して、自社や部門に最適な形を選んでいくし

    0
    2020年10月31日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!