大村敬一の作品一覧
「大村敬一」の「ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み」「金融不安定化原理 イノベーションの罠と深化の構造分析」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大村敬一」の「ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み」「金融不安定化原理 イノベーションの罠と深化の構造分析」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ある程度の歴史知識と金融知識があればかなり面白い著作だと感じた。自分は金融知識の方はからっきしなので、AIに用語を逐次聞きながらの読者となった。当たり前だが、ファイナンスとは、資金がショートする主体(効率的な生産手段を持つ主体)が、資金が過剰になる主体(効率的な生産手段を持たない主体)から資金を調達する事という部分が印象に残る。
フィレンツェを代表する商人兼銀行家であるメディチ家の趨勢等も知れた。
金匠銀行というのも面白かった。17世紀イギリスでは、ユダヤ人は多くの職業で制限を受けていなかったが、金細工は制限されていなかった。金細工をする上で顧客から預かる金の大部分が遊休資産となっていることに