作品一覧

  • ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み
    4.2
    1巻3,520円 (税込)
    【金融イノベーションの光と影を歴史的に解明】 十字軍遠征、大航海時代の資金調達から始まったお金を回す仕組みは、交易ルートの開拓とともに進化、大規模化していった。それが、君主による私的ファイナンスから国家によるファイナンス(財政)へと国家運営の手段となり、南海会社バブル、異端児ジョン・ローを生み出した。そして産業革命によってファイナンスの巨額化が生じ、その要請に応えるべく近代株式会社が成立。資本と経営の分離が生じた。またコーヒーハウスから発祥した証券取引所は、次第に組織化され、流通市場も拡大し、コーポレートファイナンスの拠点として成長していく。そして、ニューヨークは産業革命後の勢いが陰るロンドンに代わってファイナンス拠点に成長していく。様々なリスクを回避すべく誕生した金融エンジニアリングはリスクの発見から創造へと暴走を始めるようになり、ブラックマンデー、サブプライム・リーマンショックを招く。経済発展の縁の下の力持ちとして成長・進化していったファイナンスが、先進国を破滅の淵に追い詰めるまでを様々なエピソードを交えて興味深く解説する。
  • 金融不安定化原理 イノベーションの罠と深化の構造分析
    -
    1巻4,950円 (税込)
    金融システムの不安定化は、実物経済の低生産性化を背景とする金融部門の肥大化とリスクの集中化がもたらす宿命といえる現象だ。リーマン危機以来金融システムの不安定性の解明が叫ばれてきたが、まだ決定打は現れていない。 本書は、金融不安定化の要因を、金融イノベーションと金融ビジネスの観点から歴史的流れも交えて整理し、それがもたらすモラルハザード等インセンティブ上の問題に原因を求めるかつてない分析。制度、歴史、市場、金融商品と幅広く金融を研究してきた著者だからこそ可能となった包括的金融論である。

ユーザーレビュー

  • ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み

    Posted by ブクログ

    これまで似たような内容の本がたくさん出ているが、偏った歴史観などなく客観的に深掘りされているところもある良本。内容が凝縮されているため周辺知識がいないと一読しただけでは理解できない章もある。第9章は特に面白いが、漫画望郷太郎を読んでから読むとより深く理解できるだろう。それでもこれでもかと専門的な知識が要求される内容となっている。知識だけはなく概念的な理解も要求されるため、見た目よりもずっと難しいかもしれない。ネットで調べながらじっくりと読みたい。過去を振り返り将来を予想する。まさに歴史である。

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    2025年10月05日
  • ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み

    Posted by ブクログ

    ファイナンスのイベントの歴史で、株式会社からABSまで技術革新が行われ、貿易から、大規模になる産業資金調達(因果関係は両方面で共生的に成長)してきた。類書との大きな違いはないと思うが、直近まである面と日本人の著者で少しは日本の話がある点。

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    2026年01月17日
  • ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み

    Posted by ブクログ

    成り立ちから昨今の金融高度化まで、ファイナンスの世界史。海外書籍ではよく見かけるテーマだが日本語ネイティブでこれだけのボリュームかつ濃密さは珍しいかも。世界の金融史に対して日本ではどうであったか、日本人の実務者兼学者の眼からみた視点なので大変興味深い。
    古くは生活手段として、そこからソブリン・交易・商業と発展を遂げ、リスク自体を取扱い商品として独立独歩で勢力を広げて自己崩壊していく過程は面白い。これまで英系商業銀行と米系投資銀行の趨勢が良く分かっていなかったが、歴史的な経緯からの発展史がとても為になった。
    個人的には26章で描かれるCMEによるデリバティブ取引市場開設が特に金融商品のターニング

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    2026年01月08日
  • ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み

    Posted by ブクログ

    個人的な興味によるものだと思うけど、最初の方の中世の話はあまり興味が沸かなかった。
    チューリップバブルの話あたりからはかなり面白くなった。
    球根1個がどれぐらいの値段になったかはこの本を読んで初めて知ったかも。

    後半は、20世紀の世界金融史という感じで、読むと教養が増えると思った。

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    2025年12月30日
  • ファイナンスの世界史 金融技術と金融ビジネスの歩み

    Posted by ブクログ

    まさにファイナンスの世界史を大昔から現代まで書いた労作。興味本位で通読する分にはちょっとお腹いっぱい。

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    2025年12月11日

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