村井良太の作品一覧
「村井良太」の「「憲政常道」の近代日本 戦前の民主化を問う」「佐藤栄作 戦後日本の政治指導者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「村井良太」の「「憲政常道」の近代日本 戦前の民主化を問う」「佐藤栄作 戦後日本の政治指導者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
現在の日本の民主政治は1945年の敗戦・占領によって米国から与えられたものという通俗的理解に対し、日本において第一次世界大戦後に確立した政党政治は立憲政治の中に育まれた民主政治であり、現在の日本の民主政治にもつながっているという理解の下、史料を重視する実証研究の成果を基に、主に1918年の原敬内閣から1936年の2.26事件までの政党内閣制の成立・展開・崩壊の過程の総合的な全体像を明らかにしている。
重厚な記述で、なかなか読み進めるのがたいへんだったが、戦前の政党政治の来歴、その意義について理解が深まった。前から関心を持っていた最後の元老・西園寺公望や昭和天皇の人物像についても、本書により、解
Posted by ブクログ
いままさに考えさせられる内容、政党と官僚のありかた
「政党と官僚の相互理解が民主政治の運営を円滑にする、 役人上がりには政党教育を与え、政党育ちには行政教育を与えて、一個の立派な政治家を育て上げたい」吉田茂
野党としての在り方
「国民を代表して政府を攻撃すること
政府案に対して野党の案を持つべきこと
自分が政権を取ったときに実行不可能なことは言ってはいけないこと」 ハロルド・ウィンストン
ともに国民にみえない いま
ということはやはり政治家の責任
そもそも総理大臣以外に これはという顔が見えないのが変なのかもしれないな、 と本書を読み進めると思います。