大竹晋の作品一覧 「大竹晋」の「現代語訳 最澄全集」「「悟り体験」を読む―大乗仏教で覚醒した人々―(新潮選書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 悟りと葬式 ──弔いはなぜ仏教になったか 4.7 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,705円 (税込) 出家者の悟りのための宗教として機能していた仏教が在家者の葬式のための宗教としても機能するようになったのはなぜか。布施、葬式、戒名、慰霊、追善、起塔それぞれの始まりを求め、アジア各地の仏教を探っていく。悟りを開いた出家者の霊力に対し、在家者が抱懐する聖者崇拝。布施をくれる在家者の要望に応え、出家者が受容する土着習俗。仏教学、民族学、文化人類学の成果をもとに、アジア各地に共通の背景を解明し、弔いが仏教となっていく過程を俯瞰する。 試し読み フォロー 「悟り体験」を読む―大乗仏教で覚醒した人々―(新潮選書) 4.0 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,540円 (税込) 「悟る時は真理の方が人に迫ってくる」(菩提達摩)、「心は驚きのもと崩落した」(白隠慧鶴)、「これが無なのだな!」(鈴木大拙)、「自分の大きさ、広さにびっくり仰天」(長沢祖禅尼)、「宇宙一元! 大歓喜!!」(井上日召)……臨済宗から日蓮宗まで約五十人の「悟り体験記」を読みとき、目くるめく境地の真相に迫る。 試し読み フォロー 大乗仏教と小乗蔑視: 声聞と声聞乗とはどう見られてきたか - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻3,168円 (税込) 部派仏教へのまなざしから読みとく大乗仏教史 インドにおける小乗蔑視の発生と受容、中国における小乗蔑視の受容と小乗批判の発生、そして、日本における小乗蔑視と小乗批判との受容―― 大乗仏教が辿ってきた道を、大乗経から中観派、唯識派、最澄まで多彩な文献を用いて説きあかす。 小乗批判から生まれた、本来の大乗仏教と異なる「日本式大乗仏教」とは何か。 日本人の大乗仏教理解に再考を迫る。 試し読み フォロー 現代語訳 最澄全集 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1~4巻6,512~7,040円 (税込) ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本巻には、 ・『顕戒論縁起』など入唐開宗の経緯を示す諸著作、 ・『授菩薩戒儀』『顕戒論』など大乗戒の確立をめざす諸著作、 ・『法華経』の開経たる『無量義経』の註釈『註無量義経』、 を執筆年順に収める。 伝教大師が築かれた、円・密・禅・戒を統合する日本天台宗の原点がここにある。 【目次】 凡例 『現代語訳 最澄全集』を読むための基礎知識 願文 請入唐請益表 授菩薩戒儀 大唐新羅諸宗義匠依憑天台義集 天台法華宗付法縁起 註無量義経 山家学生式 比叡山天台法華院得業学生式 請菩薩出家表 請立大乗戒表 天台法華宗年分得度学生名帳 内証仏法相承血脈譜 顕戒論 上顕戒論表 顕戒論縁起 遺言 総解題 解題 原文校訂 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 大竹晋の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 悟りと葬式 ──弔いはなぜ仏教になったか 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 悟りを求める仏教でなぜ葬儀をするのか、インド・中国・日本の文献を読み込んで明らかにしていきます。 『「悟り体験」を読む』(新潮選書、2019年)に続く「悟り学」の一環の書と、あとがきで説明する仏典翻訳家の著者は、次なる刊行書の構想として、『仏教はどう逝きなさいと教えているか』『仏教は霊をどう説いてきたか』『仏教は他者とどう関われと教えているか』『悟りと欲望』『悟りと酒』『悟りと動物』を順に書いていきたいと予告しています。 0 2023年06月04日 悟りと葬式 ──弔いはなぜ仏教になったか 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 布施、葬式、戒名、慰霊、追善、起塔について、仏教発祥のインド、係留地の中国、それから日本の状況を解説しているが、難しい! 初見の語句が満載でそれぞれ複雑な背景に基ずく解説が記載されているが、理解が難しい.しかし、基になる文書が明確になっていることは、志のある人が学ぶための土台はあるということだ.それだけ仏教には蓄えがあるのだと感じた.わが国にはそれのない神社という存在があるが、そのあたりの事情を含めて宗教に関するセンスを磨いていきたいと思っている. 0 2023年10月11日 「悟り体験」を読む―大乗仏教で覚醒した人々―(新潮選書) 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 「悟り体験」を、体系的に考察する作業は、これまでなかったそうです。著者は、仏典にもあかるく、古の文献の読解も専門家であるらしく、分かりやすく伝えてくれます。禅宗に限らず、悟り体験を集める柔軟さが好ましいです。戦後の曹洞宗の悟りを否定する教えがあったことなど、この書で知りました。悟りを得ようと努力なさった先達の生涯を教えてくれることも、自分の中途半端な望みのはかなさを、恥じ入るのみです。 0 2020年09月19日