大竹晋のレビュー一覧 悟りと葬式 ──弔いはなぜ仏教になったか 大竹晋 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 悟りを求める仏教でなぜ葬儀をするのか、インド・中国・日本の文献を読み込んで明らかにしていきます。 『「悟り体験」を読む』(新潮選書、2019年)に続く「悟り学」の一環の書と、あとがきで説明する仏典翻訳家の著者は、次なる刊行書の構想として、『仏教はどう逝きなさいと教えているか』『仏教は霊をどう説いてきたか』『仏教は他者とどう関われと教えているか』『悟りと欲望』『悟りと酒』『悟りと動物』を順に書いていきたいと予告しています。 0 2023年06月04日 悟りと葬式 ──弔いはなぜ仏教になったか 大竹晋 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 布施、葬式、戒名、慰霊、追善、起塔について、仏教発祥のインド、係留地の中国、それから日本の状況を解説しているが、難しい! 初見の語句が満載でそれぞれ複雑な背景に基ずく解説が記載されているが、理解が難しい.しかし、基になる文書が明確になっていることは、志のある人が学ぶための土台はあるということだ.それだけ仏教には蓄えがあるのだと感じた.わが国にはそれのない神社という存在があるが、そのあたりの事情を含めて宗教に関するセンスを磨いていきたいと思っている. 0 2023年10月11日 「悟り体験」を読む―大乗仏教で覚醒した人々―(新潮選書) 大竹晋 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 「悟り体験」を、体系的に考察する作業は、これまでなかったそうです。著者は、仏典にもあかるく、古の文献の読解も専門家であるらしく、分かりやすく伝えてくれます。禅宗に限らず、悟り体験を集める柔軟さが好ましいです。戦後の曹洞宗の悟りを否定する教えがあったことなど、この書で知りました。悟りを得ようと努力なさった先達の生涯を教えてくれることも、自分の中途半端な望みのはかなさを、恥じ入るのみです。 0 2020年09月19日 <<<1・・・・・・・・・>>>