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作品一覧

  • 「春秋」うちあけ話
    3.0
    1巻968円 (税込)
    日経1面コラム「春秋」を執筆して15年目の記者が、わずか550文字で完結するコラムをどのように構想し、どう文章化しているのか、その内幕と苦心談を綴った書。 コラム書きとしての世相の「斬り方」を明かすとともに、読後感のよい文章の書き方、社会人や学生の参考になる文章作法にもふれ、実用性も加味した文章読本的な性格も合わせ持っています。 ユニークな読みどころは第4章。向田邦子、池波正太郎、永井荷風、太宰治、阿久悠……錚々たる名文家の文章がなぜ頻繁にコラムで引用されるのか、その実例を挙げて解き明かすことで、人口に膾炙する「名文」とはいったいどういうものかが、誰にでもわかる平易な言葉で具体的に可視化されます。 本書を読むと、その日本語による「名文」の系譜に連なる新聞1面コラムをより興味深く読めるようになります。また、ちょっとした手紙を書く時などにも「使える」一冊です。
  • 「春秋」うちあけ話【改訂新版】
    NEW
    -
    やわらかな語り口、しみじみとした読後感、そこに耳かき一杯の毒――それこそが新聞コラムの理想。批評精神が命でテーマも森羅万象にわたるが、大上段に振りかぶらず、説くのではなく語る。筆者が執筆してきたコラムを引きながら、わかりやすい物語があふれるSNS全盛の時代になっても、日経新聞で100年続く「春秋」にこめた想いを綴る。 【目次】 SNSの嵐の中で--改訂新版のためのはしがき 第1章 新聞1面コラムって何? 第2章 コラム書きのある一日 第3章 コラム書きのコラム解剖 第4章 コラムの中の作家たち 第5章 ネット社会のコラム 第6章 コラム書きの文章作法 改訂新版のためのあとがき

ユーザーレビュー

  • 「春秋」うちあけ話

    Posted by ブクログ

    「春秋」は好きでほとんど毎日目を通しているし、どうやってネタを決めているか、文章をどう運びどうまとめているか、苦労話や手の内など惜しげもなく披露してくれていて、それなりになるほどと思うことは多かったのだが、引き込まれるような新しい発見はなく…。そういうところも春秋的と言えば春秋的なのかもしれない…。

    0
    2021年10月05日
  • 「春秋」うちあけ話

    Posted by ブクログ

    日経新聞朝刊1面のコラム「春秋」執筆15年の記者が、自ら書いた「春秋」を引きながら、体験した呻吟やコラムについてのよもやま話を語る。
    一般人が知れない話として、下記の事項について、特に新鮮な興味を感じた。
    1 時事批評や社会評論としての社説が「大文字」のオピニオンなら、コラムはそこからこぼれ落ちたものを拾い上げる「小文字」のオピニオン。
    「理」で「説く」のではなく、「情」を入れて「語る」
    2 正岡子規、薄田泣菫、藤沢周平など、過去には意外な新聞コラムの名手がいた。
    3 途中で▼、▲、◆などの記号を入れることで、接続詞を省略でき、改行なしで文を連ねていける。
    4 風刺、アイロニ

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    2020年08月06日
  • 「春秋」うちあけ話

    Posted by ブクログ

    日経の春秋もなかなか良いが、やはり竹内政明さんの編集手帳だなぁと。リアルに読めたことを今でも良かったと思っている。

    0
    2020年05月31日

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