「春秋」うちあけ話

「春秋」うちあけ話

968円 (税込)

4pt

3.0

日経1面コラム「春秋」を執筆して15年目の記者が、わずか550文字で完結するコラムをどのように構想し、どう文章化しているのか、その内幕と苦心談を綴った書。
コラム書きとしての世相の「斬り方」を明かすとともに、読後感のよい文章の書き方、社会人や学生の参考になる文章作法にもふれ、実用性も加味した文章読本的な性格も合わせ持っています。
ユニークな読みどころは第4章。向田邦子、池波正太郎、永井荷風、太宰治、阿久悠……錚々たる名文家の文章がなぜ頻繁にコラムで引用されるのか、その実例を挙げて解き明かすことで、人口に膾炙する「名文」とはいったいどういうものかが、誰にでもわかる平易な言葉で具体的に可視化されます。
本書を読むと、その日本語による「名文」の系譜に連なる新聞1面コラムをより興味深く読めるようになります。また、ちょっとした手紙を書く時などにも「使える」一冊です。

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「春秋」うちあけ話 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年10月05日

    「春秋」は好きでほとんど毎日目を通しているし、どうやってネタを決めているか、文章をどう運びどうまとめているか、苦労話や手の内など惜しげもなく披露してくれていて、それなりになるほどと思うことは多かったのだが、引き込まれるような新しい発見はなく…。そういうところも春秋的と言えば春秋的なのかもしれない…。

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    Posted by ブクログ 2020年08月06日

    日経新聞朝刊1面のコラム「春秋」執筆15年の記者が、自ら書いた「春秋」を引きながら、体験した呻吟やコラムについてのよもやま話を語る。
    一般人が知れない話として、下記の事項について、特に新鮮な興味を感じた。
    1 時事批評や社会評論としての社説が「大文字」のオピニオンなら、コラムはそこからこぼれ落ちたも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月31日

    日経の春秋もなかなか良いが、やはり竹内政明さんの編集手帳だなぁと。リアルに読めたことを今でも良かったと思っている。

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