石沢武彰の作品一覧

「石沢武彰」の「手術はすごい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 手術はすごい
    値引きあり
    4.6
    1巻847円 (税込)
    医師の思考力と技能、器具の進化、そして患者の生命力――。 手術には3つの要素が組み合わさっていた!! 消化器外科医が教える「最高のオペ」とは? 手術を受ける人も、外科医を目指す人も、まずはこの1冊から! ●「時間を戻す」魔法の薬と「臓器トレーニング」 ●メスは最初の一刀だけ? 現代の手術器具はハイテクの塊 ●「光」やAIを使って標的の腫瘍を正確に知る技術 ●達人の糸さばき――古くて新しい針糸の世界 ●神様が定めた「身体の糊付け」を剥がすワザ ●良い外科医ほど、絵画も上手いのはなぜ? 【本書で詳細に扱う主な手術例 いずれも医師自身による詳細なスケッチつき】 1:胆石症に対する腹腔鏡下胆のう摘出術 2:大腸癌肝転移に対する右肝切除術 3:肝細胞癌に対するロボット支援肝S8切除術 4:膵癌に対する膵頭十二指腸切除術  【本書の主な内容】 1章 戦略・戦術編 手術だけが成し得ること/「マージン」と「リンパ節郭清」/「手先の器用さ」よりも「思考過程」/求められる病院の総合力 ほか 2章 武器編 鋼製小物/切開と凝固を行うことができる電気メス/血管シーリングシステム/手術支援ロボットの「骨格」 ほか 3章 技術編 その1 達人への道は「道具の持ち方」から/堅実な結節縫合か、華麗な連続縫合か/素早く確実に結紮するための「糸結び」各流派/ ほか 4章 技術編 その2 「剥離」のワザ――神様の「糊付け」を剥がせ!/肝臓とブロッコリーとパリ市街の共通点/達人が魅せる「一筆書き」の手術 ほか 5章 実践編(詳細な術式スケッチつき) 胆石症に対する腹腔鏡下胆のう摘出術/大腸癌肝転移に対する右肝切除術/肝細胞癌に対するロボット支援肝S8切除術/膵癌に対する膵頭十二指腸切除術 ほか

ユーザーレビュー

  • 手術はすごい

    Posted by ブクログ

    ブルーバックスを一気に最後まで読んだのは初めてかもしれない。面白かった。

    ものづくりの職人が、道具や考え方を紹介しながら、作る過程を実況中継して見せてくれるような感じ。

    0
    2025年11月29日
  • 手術はすごい

    Posted by ブクログ

    久々に講談社ブルーバックスを手に取った。急にサイエンスに目覚めた訳ではない。新刊書で気になるものはその都度コンスタントに購入していた。元来、科学好きなのだが、何故か積読。つまり他にも読みたい本がいっぱいあるの!積読にはそれなりの理由があるということ。

    実は先日、自治体の定期検診で胃カメラを飲んだら、赤い部分があるというので組織を2つ取って貰った。3週間後の結果を聞くのが恐ろしい。そんな折も折、ブルーバックスの新刊書のコーナーに行ったら本書「手術はすごい」が目に留まった。そりゃそうでしょう、Xデーが設定されれば、本書の情報が役に立つ。だから熟読しましたよ。担当医には胃カメラは毎年飲んで下さいと

    0
    2025年01月31日
  • 手術はすごい

    Posted by ブクログ

    つい最近ロボット支援下の手術(いわゆるダ・ヴィンチ手術)を受けたこともあって、非常に面白く読んだ。

    著者は「手術のみが①治療ターゲットに直接到達できる(直達性)②病変を丸ごと取り除ける(根治性) この2つの点にこそ「メスの輝き」があると考えます」(p.19)と述べ、以下、第1章「戦略・戦術編」第2章「武器編」、第3章「技術編その1 基本テクニック」、第4章「技術編その2 応用テクニック」、第5章「実践編」と続く。

    ほぼ全ページに図や写真が入っているので、専門的な内容もすいすい頭に入ってくるし、QRコードで実際の縫合のテクニックなどを見られるのも良い(とにかく外科医の縫う技術はすごい。かなり

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    2025年01月26日
  • 手術はすごい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    外科医(肝胆膵外科) 石沢武彰氏による消化器外科で行われる手術についての解説書。ブルーバックスから刊行されているため、専門外の人が読むことを前提に平易な文章で書かれており、一般の人でも読み終わった時にはある程度、手術に対して具体的なイメージを持てると思います。出来ればお世話になりたくないですが、知っていて損はないと思います。5章の実践編は、術者の考えの道すじがわかって、特に面白かったです。将来、技術の向上が有効性や安全性の向上に貢献すると思いますが、やはり技術を使いこなす医師の努力のおかげだと思いました。

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    2025年07月25日
  • 手術はすごい

    Posted by ブクログ

    よく考えたら手術のイメージって、ドラマでしかないなーと思っていたので、よい意味でいろいろ裏切ってくれた本。
    そもそも手術は最強カード、そもそもリスクがあるので十分な勝ち目がないといけないという記述にも納得。大目的は患者がより良くなることだから。

    0
    2025年02月07日

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