ユーザーレビュー モーツァルトは「アマデウス」ではない 石井宏 面白い人には,とっても面白い本だと思うけど,興味がない人にはまったくつまらないだろう.文章はくせのない平易な文体で構成もしっかりしていて,よかった. Posted by ブクログ モーツァルトは「アマデウス」ではない 石井宏 あっという間に読み終えた。モーツァルトが不遇であり続けながら、それでもへこたれず名曲を生んだのは、何が彼のモチベーションだったのだろう。アマデウスという言葉からドイツへの嫌悪感、というか人との関わり合いが下手?というか負けん気があの優れた名曲を作り上げたかと思うと不思議な気がする Posted by ブクログ モーツァルトは「アマデウス」ではない 石井宏 映画『アマデウス』によって、モーツァルトの名前は“ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト”とぼくの頭にインプットされてしまったので、今更“それは違う”というタイトルの本書を見て目が点になった。種を明かせば、生前モーツァルトはアマデーオ(もしくはアマデ)という名を使っており、アマデウスという名は彼の...続きを読む死後から使われるようになったらしい。なぜそうなったかは、本書を読んで納得できた。映画とは異なる本当のモーツァルトの姿がわかった気がする。 Posted by ブクログ モーツァルトは「アマデウス」ではない 石井宏 刺激的なタイトルの問いを軸にモーツァルトの生涯を追う。冒頭の謎の提示はたしかに興味がそそられるけれど、中盤以降はちょっと長いなあと感じたのでした。昔も今も人間は変わらなくて、もてはやされればそれを羨む人が出てくるし、才能があるがゆえに孤独を感じてしまう。結局、ドイツという国の対面を守りたいと考えた人...続きを読むたちのせいで「アマデ」ではなく「アマデウス」になった。 Posted by ブクログ 石井宏のレビューをもっと見る