ザミャーチンの作品一覧

「ザミャーチン」の「われら」「われら」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

配信予定・最新刊

作品一覧

  • われら

    われら

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,166円 (税込)
    地球全土を支配下に収めた〈単一国〉では、24時間の各人の行動は、食事から性行為まで、すべて合理的に管理されている。その国家的偉業となる宇宙船〈インテグラル〉の建造技師であるД-503は、古代の風習に傾倒する女I-330に執拗に誘惑され……。『一九八四年』『すばらしい新世界』に先駆けるディストピア小説の傑作。
  • われら
    NEW

    われら

    小説・文芸

    -
    1巻660円 (税込)
    今から約1000年後、勝利した都市国家の「単一国」は、野蛮で無秩序な人間社会に訣別し、「緑の壁」にかこまれた理想社会を築いていた。そこには「私」はなく、あるのは「われら」だけであった。「住人」は、ガラス・シルクの制服を着、数字と文字を組み合せた国民番号で区別されている。生活の隅々までが「時間律法」に規制され、むろん性にも自由はなく、性生活は性規制局が決める相手と予定表にしたがって行なわれる。単一国は、目下建造中の宇宙船「積分号」によって、他の惑星へ「幸福」をもたらすために出かけようとしている。本書はその宇宙船の製作担当官D五〇三号の詳細な「手記」として記録されている。DはI三三〇号という女性との禁断の「恋」に悩まされ、最後には…。1920年代初頭にロシアで書かれたディストピア小説の先駆的名著。

ユーザーレビュー

  • われら

    購入済み

    ザミャーチンの、まあ唯一と言ってもよいだろう代表作でありディストピア小説。
    当時の社会情勢や、これを執筆するにあたり影響を受けたであろう他のロシア文学作品などと比較し解読するとまた違った面白さがわかる。

    0
    2025年05月03日
  • われら

    Posted by ブクログ

    まず、難解な小説である。全体主義で管理された社会に生きる(存在する?)uによる記録集。遠い過去に一度滅びかけた世界では、緑の壁により秩序が保たれかつ管理された社会が広がっている。
    過去の遺物であるマンション部屋よく訪れ煙草を吸うlに会い、惚れ込み、緑の壁の外に暮らす野蛮人(とは言え、それほど野蛮でもなさそうだ)に会い、自分が正しいと信じ込んでいた世界が恩人によって過剰に管理・抑圧された社会だと気付いていき、、という話。

    至る所に数式が出てくるのだが、微分積分(波を平らにしていく)で没個性を表しているよう。
    やたら女性に好かれるところからも、理系のこじらせ男子の妄想が入ってるんじゃないか。ザミャーチン自身造船技師でばりばりの理系だ。
    村上春樹ぽい。(村上春樹はザミャーチンに影響を受けた、と言っているらしい)

    この小説、その後に続くスターリンの抑圧など暗い歴史があるので、重々しく捉えがちだが、案外ザミャーチンは、社会主義への変革に向かうロシアを、案外改革でこんな社会になっちゃったりして笑、みたいなノリで書いたのかもしれない。
    カフカの変身も、カフカ自身友人へ音読する際ゲラゲラ笑いながら読んでいたという。
    私達は変にかしこまって、ザミャーチン様、ははーっと平伏しすぎなのかもしれないのだ。

    そう考えると、この小説は実はこじらせ男子の恋愛小説として読む事もでき、この難しさが少し愛らしく感じてくる。

    0
    2022年04月20日
  • われら

    Posted by ブクログ

    古典ディストピアシリーズ
    支配みたいなものに警鐘を鳴らしたというより、機械化による理性をとことん突き詰めた合理主義をよく描いている
    詩的な文章で分かりにくいため情景を思い描くのに苦労する

    0
    2022年03月24日
  • われら

    Posted by ブクログ

    読み始めて少し経った頃、まさにロシアが世界の話題の中心になってしまった。この時代にロシア文学を読むのはきっと意義があるのかも、と思い読み進めました。
    主人公の一人称視点で独特の世界観なので、イメージが掴みにくいところもあった。あとがきにもあったが色々な比喩表現がされていて、そのあたりが分かるとさらに深く読めそうな気がする。また少し時間を置いて読んでみたい。

    0
    2022年03月06日
  • われら

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今まで様々なディストピア小説を読んできたが…これは、何だか"真っ白"と言う印象を受けた。表現としては、青やピンクなどの色が出てきて、カラフルなんだけど…それはきっと、主人公の側に"個"が認められないからだろう。ぜーーーんぶ同じ。明言されているわけではないけど"個"が認められているのは、トップのみ。上の考えが全てなので、だからそういうイメージなのかも知れない。

    私がディストピア小説で好きなところは、徹底的に管理された世界で、そこからはみ出した人が矯正されたりなんだりする、みたいなところなのだが…今回も存分に徹底的に管理されていて、そして…



    あー、面白かった

    0
    2021年09月05日

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