作品一覧
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3.9なぜ、企画倒れに終わるのか。 「モノ売り」とは本質的に異なるビジネスモデルに転換する方法を解説 最近、「モノ売り」の会社がこぞって「サブスクリプション始めます」 もしくは「リカーリングビジネス始めます」などの事業方針を唱えている。 しかし、とりあえず始めてみたけれど儲からない、 顧客がすぐに離れてしまう、といった問題を抱えて開店休業状態の企業も多い。 「モノを売る」こととサブスクリプションのビジネスモデルとでは、 組織の役割や業務プロセス、経営管理指標、システム、顧客分析手法、決済方法など、 すべてにわたって異なっている。 同じ顧客を相手にしているようで、まったくちがった発想ややり方が必要になるのである。 本書は、いま話題のサブスクリプション経営につき、 従来のビジネスモデルとどこが異なるのか、 どうすればうまくいくのかをコンパクトに解説した入門書である。 先端の成功事例を取り上げながら、そのポイントを具体的に紹介する。 著者はデロイトのテクノロジー担当の執行役員で、 旧来型メーカーがサブスクリプションモデルに転換するためのコンサルティングを多数行っている。 本書でもそうした経験を生かした実戦的な解説を行う。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
新興国の技術面でのキャッチアップによる製品・サービスのコモデティ化により、従来の「モノ」を売るビジネスモデルでは有効な差別化ができなくなってきている中、顧客体験を実現する「コト」を売るビジネスの有望な手段として、サブスクリプションビジネスに注目が集まっている。
サブスクリプションビジネスは、単に購買障壁を下げて新規顧客を開拓でき安定した継続収入をもたらすツール というのではない。そのような捉え方でこのビジネスに参入する場合、早晩競争力を失って退場することになる。サブスクリプションビジネスでは、最終消費者との接点を適切に設定し、ニーズの変化を常に捉え続け、状況に合わせてサービス内容を柔軟かつ迅速