佐藤和哉の作品一覧
「佐藤和哉」の「物語,英語で読んでみない?」「〈読む〉という冒険 イギリス児童文学の森へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐藤和哉」の「物語,英語で読んでみない?」「〈読む〉という冒険 イギリス児童文学の森へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
物語を英語で読んでみたら、楽しかったです。
中学生だと難しいところもありますが、大人でも英文読めるじゃん!と自信を取り戻しつつ、物語自体の面白さを文法だけでなく時代背景とともに楽しむことができます。
“The Last Leaf”
日本語名は「最後の一葉」。
聞いたことないお話だなと思ったのですが、知っていました。
「最後の一枚の葉が散ったとき、私も死ぬの」のお話でした!
へー、このお話のエピソードなんですね。一つ賢くなりました。
“The Speckled Band”
日本語名は「まだらの紐」。
シャーロックホームズのお話でした。
まだら?紐?
はい、たしかにまだらの紐でした!ひいぃ恐ろしい!
“Yuki-Onna”
こちらは説明不要、「ゆきおんな」です。
ラフカディオ・ハーンの作品とは知りませんでした!
英文で読む雪女も、吹雪やお雪の美しさ、囲炉裏の火がパチパチする音が聞こえそうな運命の夜など、描写がとても綺麗でした。
子供が中学生になったら、夏休みに物語を英語で読むのもいいかもしれませんね。
数年後、覚えていたら一緒に読もうと提案してみます。
Posted by ブクログ
もうかれこれ240回目くらいですかね英語のお勉強を始めようとするの。この1ヶ月半ほど証券外務員2種の勉強を1日2時間くらいやってきたんでこの時間習慣を利用して中学生英語から始めようってことでこれ。
証券外務員試験の勉強を始めて1週間は用語がまるで外国語みたいに理解できなくて、でも2週間もすると頭にすーっと入ってきて、3週間で合格ラインに達したっていうのは英語の再勉強への良い自信となりました。毎日ちょっとずつでいいから英語に接するのがいいかなと。
で、これ。『最後の一葉』『まだらの紐』『ゆきおんな』の英訳ダイジェスト版って感じ。まぁさすがに大人が読むには簡単だけれどはじめの一歩としたら申し分なし。さぁどんどん行ってみよう!
Posted by ブクログ
非常に良かった!
今まで岩波ジュニア新書を10冊以上読んだが(ささっと目を通したのも含めて)、本書は、「砂糖の世界史」「カルトはすぐ隣に」と並んで、トップ3に入ると思う。
本書を楽しく読めたのは、私がもともと欧米の児童文学に興味があるから、ということもあるが、あまり児童文学に馴染みのない方でも、アリスやプーさんはわかるだろうし、ぜひ多くのかたに読んでもらいたい。
著者の語り口も素敵だった。
間口は広く、緩急をつけて、ぐいぐいと話に引き込み、最後まで真摯に児童文学を案内、いや、ともに楽しもうとしてくれる。
読みどころを案内する口調に、既に知っている作品であってもなんだかワクワクさせられる。
著者の語り口ですっかりファンになり、少しお名前で検索したところ、大学のシラバス?が出てきたのだけど、そこも素敵な一文で締められていた。
機会があればこの方の講義を見てみたいなあ。
以下、自分用に本書の章ごとの課題図書?とオリジナルの刊行年などをメモ。
1、マザーグース 伝承 17世紀ごろから
2、ロビンソン・クルーソー 1719
(ちなみにスイフトのガリバー旅行記が1726。そこから島の冒険ものがブームになる。ベルヌ「二年間の休暇」の刊行が1888。意外と間が長い!)
3、クリスマス・キャロル 1843
4、不思議の国のアリス 1865 ←江戸時代。(この章はジュニア新書「砂糖の世界史」を読んでると解像度が凄いです。)
5、クマのプーさん 1926
6、ライオンと魔女 1950
7、第九軍団のワシ 1954 意外と古い。(この本だけ私の未読の作品。私は観念的な児童文学が得意ではなく、そのイメージから読まず嫌いしているのがサトクリフ。というか、自分がケルトやら中世騎士道に拘りがあるため、うまく読めない気がしている。解釈違いの二次創作同担拒否、みたいになりそうという素朴な思い込み。でもこれを読んで、はじめてサトクリフに興味がわきました。)
著者が、何度も、自分と違う考えを頑として受け入れないことの危うさ、を説いてくれるのが嬉しい。まさに私に必要なやつじゃん。
中学生や高校生にこの本を読んでほしいし、もし私が十代にこの本に出会えていたら、、、物語の自由さと、現実の不自由さを、物語の力で埋めて生きている自分を見つめてしまってヤバかったかも知れない。
でも、この本が、自分の代わりに、本を読むことの面白さを語ってくれるので、若い方には助けになるはずだし、今の私もそういう点で救われる気がした。
読書は冒険、それを通じて他者の視点を体験するということ。
いずれ、もう少し突っ込んだ本を題材にとりあげてくれたら嬉しいなあ。イギリスに限らず、アメリカ、カナダも。
ウォーターシップダウン、時の旅人、とぶ船、ランサム・サーガ、あとはトウェイン、オルコット、モンゴメリとか、すごく盛り上がると思います(私が)!