柿埜真吾の作品一覧 「柿埜真吾」の「自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠」「ミルトン・フリードマンの日本経済論」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠 4.1 ビジネス・経済 / 経済 1巻880円 (税込) 「人新世」(人類の経済活動が地球を破壊する時代)というウソがまことしやかに唱えられている。彼らは「脱成長」を唱え、「環境危機の時代を克服するには、資本主義による経済成長を諦めるべきだ」という。この一見、倫理的に思える脱成長論は、じつは社会主義・共産主義の復活を目論むレトリック、仮面である。経済成長を止めて全体のパイを減らし、弱者をよりいっそう貧しくさせる「罠」なのだ。資本主義よりも共産主義のほうが環境破壊を生むことは、かつてのソ連や現代の中国を見れば明らかだろう。また、気象関連災害による死者は経済成長とともに大幅に減少してきた。「人類はかつて自然と調和した素晴らしい生活を送っていたのに、資本主義と経済成長のせいで自然に復讐されている」という物語は、事実に反する。社会主義の大失敗と資本主義が人類を救ってきた歴史、自由な生活と経済成長がコロナ禍と貧困・格差、地球環境問題を解決できることを示した一冊。 試し読み フォロー ミルトン・フリードマンの日本経済論 4.1 ビジネス・経済 / 経済 1巻850円 (税込) ノーベル経済学賞を受賞し、20世紀後半から21世紀初めにかけて世界に燦然たる輝きを放ったアメリカの経済学者ミルトン・フリードマン(1912―2006)。しかし、この「巨匠」がじつは繰り返し日本に関する分析と発言を行なってきたことを、どれほどの経済人が知っているだろうか。日本のバブル崩壊とデフレ不況を予見し、金融政策の誤りや貿易摩擦、構造問題を語った数々の言葉に、いまこそ私たちは耳を傾けるべきであろう。「私は日本の資本主義に誤りがあったとは思わない」。日本のエコノミストから「市場原理主義者」のレッテルを貼られた彼こそ、誰よりもわが国を救う「金融政策」および「減税」の重要性を論じていたのだ。「フリードマンの思想は誤解されがちだが、彼の分析は現代日本の様々な経済問題を解くための貴重な洞察に溢れている」(本書「はじめに」)。フリードマンの対日分析を、新鋭の経済学者が深く掘り起こした衝撃のデビュー作。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 柿埜真吾の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠 ビジネス・経済 / 経済 4.1 (18) カート 試し読み Posted by ブクログ 社会主義で世の中が良くなる事は無い。単なる反動思想であって資本主義は自由と豊かさをもたらす。 それはデータを見ればわかるし、むかしのくらしは思っているような理想ではなく、かなり貧しいものであることを理解していない 脱成長コミュニティーに理想の未来はない 0 2023年02月28日 自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠 ビジネス・経済 / 経済 4.1 (18) カート 試し読み Posted by ブクログ 脱成長コミュニズム論者に痛烈な批判を与えている。これだけ言い切る論者をひさびさに出会った。現在世界では民主主義国家より独裁国家が数が多く、面積も広い、というのは、まだまだ変わっていける余地があることを示している。 0 2023年02月01日 自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠 ビジネス・経済 / 経済 4.1 (18) カート 試し読み Posted by ブクログ 池上彰氏や斎藤幸平氏などの人たちが、資本主義による悪影響を唱える本を著していて、そこで定義している「脱成長コミュニズム」は、環境保護や心の豊かさを名目に既に破綻しているマルクスの構想を礼賛しているが、それは大きな間違いだと本書は説いています。斎藤氏の著書である「人新生の「資本論」」主張されている内容は、資本主義の恩恵を一部受けながら、共産主義体制に立ち戻ることであり、大きな矛盾を孕んでいるということ。本書で著されている内容は実に納得のいくものであり、資本主義の良さを見つめなおす良い契機になりました。 0 2022年11月03日 自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠 ビジネス・経済 / 経済 4.1 (18) カート 試し読み Posted by ブクログ この本より前に読んだ「人新世の資本論」よりかなり面白かった。「人新世~」では読んでても「そうか?」と疑問に思うことが多かったんだけど、この本は読んでて「それな!」と思うことが多かった。 それだけではなくて、今の停滞を許している自分を見直すきっかけにもなりそう。文章も軽快で面白く、読んでいて退屈しなかった。 0 2022年04月22日 自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠 ビジネス・経済 / 経済 4.1 (18) カート 試し読み Posted by ブクログ 為政者は、古き良き封建制、社会主義に、本能的に世界を傾けようとする。富と力を極端に己に傾けるのにとても都合が良いからだろう。 戦後日本は一時的に為政者の力が弱まり、資本主義と民主主義の下で繁栄した。 しかし、次第に為政者の地位が固定化してくると、民衆を誘導しながら元に戻ろうとする。 オリンピック、コロナ、環境問題、様々な理由で言論、思想の統制をはかり、自らのユートピアを作り上げようとする。 為政者サイドだと考えている知識人の言葉にも注意が必要だろう。 0 2022年02月08日