「心理的安全(やさしさ)」をもった「やる気に満ち溢れたチーム」の作り方の本
会社先輩のUさんのオススメ!
めちゃめちゃ良かった。わかりやすいし、かつ根性論だけでなくしっかりと理論やウンチクに基づいていて、どんどん言葉が入ってくるような本だった。
このエッセンスを活かして、やさしくやる気に満ちたチームを作っていきたい!
いい本過ぎたのですが、備忘録として、かいつまんでエッセンスを抜き出します。(興味でたら是非読んでみてください。)
# エッセンスかいつまみ
- 産業の米である、半導体性能が指数的に進化している => 組織構造もそれに伴い変換期にある
- 産業革命により、肉体労働の圧倒的な効率化が起こった。その後肉体労働は、知的労働に移り変わった。今から起こるのは知的労働の圧倒的な効率化。
- 個人が起点となり、個人からチームは変えていける!!!
# 新しいパラダイムの組織に3要素
- 学習する組織: 顧客の幸せを追求し、常に新しい価値を生み出す。(デジタルシフト)
- 共感する組織: 社会の幸せを探求し、持続可能な反映を分かち合う(ソーシャルシフト)
- 自走する組織: 社員の幸せを探求し、多様な人が自走して協働する。(ライフシフト)
# 特に意識したいポイント
- 支配型リーダから、サーバントリーダシップへ
- 「結果」でなく「関係性」からはじめよう!
関係 => 思考 => 行動 => 結果 => 関係の成功循環ループを回す!
- 「心理的安全性」があるチームになるのが大事!!
自分の仮面を外そう。皆の素を認めよう。
遠慮なく本音を言えること。メンバー全体が常にその意識を持てること
議論のとき => 目指すのは意見(自論)を戦わせる場ではなく、本音で共創する場
ジョハリの窓: 自己開示し、相手の言葉を傾聴する。それによって、自分も相手もしっている「開放の窓」を互いに広げていく。
ティール型組織: 5名程度(最大12名)の組織が並列してアメーバに。(全体は1万人になることも)
# チームの生産性を落としてしまいがちな人
- 性格が悪い人
- 怠け者
- 場を暗くする人
場をやわらかくし、チームの安全性を提供する「ジョナサン」みたいな人が必要!
帰属シグナル3つの特徴
1. 対話の促進 2. 個人の尊重 3.未来志向
暴動を取り締まる、最高の策 => 暴動を取り締まらないこと
#心理性安全性の高め方
- 共感デザイン
- 価値デザイン
の2つのすすめ方
## 共感デザイン
- 自然体の自分にもどる
- 他社を尊重する
- 本音で話せる間柄になる
## 価値デザイン
- 意識を創造価値に向ける = パーパスの共有
- 建設的に第三案を共創する
- 場に安心を生む。安心感の醸成
ビジネスの真実の瞬間 Moment of Truth = 「顧客と社員が接触する瞬間」
# 動機づけ
無動機づけ => 外的動機づけ => 内的動機づけ
「言っていることではなく、やっていることがその人の正体」by 作家 久田恵
「船をつくりたかったら、人に木を集めてくるように促したり、作業や任務を割り振ったりせず、果てしなく続く広大な海を慕うことを教えよ」by サン=テグジュペリ
最も成功するのは、「主体性をもつギバー」
最も成功から遠いのは、「自己犠牲型のギバー」
# やる気のスリーカード
自律性、有能感、関係性
# 組織のしなくちゃを断捨離する方法
- ゼロベース思考
- ダブルループ学習
- 透明のチカラ
# 日本人は学習する民族
- 日本人は、セロトニントランスポーターがS型が80% = 不安遺伝子が強い
=> 世界で一番不安を感じやすい種族
=> 過度な不安は学習のトリガーでもある。
(cf. 戦後の経済発展は、団結力と勤勉さが生み出した奇跡)
メイヨーの実験: 1on1による関係性の回復によって、生産性が向上した!!(ライトは関係なかったw)
すべてのものにクラック(ヒビ)があり、そこから光が差し込む
There is a crack in everything and that's how the light gets in.
=> すべての物事には、闇の部分がある。でもそこが光にもなる!(自前解釈)
「心理的安全(やさしさ)」をもった「やる気に満ち溢れたチーム」作っていきたいと思います!!!(再掲)