作品一覧

  • 宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    かつて、宇宙ロケットの打ち上げといえば、国家や国際機関が手がける一大プロジェクトだった。だが、宇宙開発の主役は大学や新興企業に替わりつつある。ロケットの超小型化・量産化が進んだことで、低コスト・高頻度の打ち上げが可能になったからだ。ロケット開発や宇宙探査は現在どこまで進んでいるのか、月や火星まで人を運ぶにはどのような技術が必要なのか、人類は太陽系を飛び出せるか――宇宙の今と未来に迫る。
  • 人類がもっと遠い宇宙へ行くためのロケット入門
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宇宙旅行がいよいよ現実に!  宇宙に行くために知っておくべきこと、ここにあります 民間の宇宙旅行予約が開始され、宇宙がますます身近になってきたこの頃。 飛行機に乗るのと同じように、遠くない未来には、あなたもロケットに乗り込む日がやってくるかもしれません。 本書は、いつか宇宙に行くときのために知っておきたい、宇宙の基礎知識やロケットのしくみを、写真やイラスト、図解で分かりやすく解説した「宇宙とロケットの入門書」です。 宇宙はどんなところなのか?  ロケットはどういう原理で飛んでいるのか?  宇宙へ行ったら、何ができるのか?  宇宙飛行、宇宙滞在、そして他の惑星へ……人類がもっと遠い宇宙へ行くには、何が必要なのか?  「はやぶさ」プロジェクトにも携わり、『宇宙はどこまで行けるか』(中公新書)の著者である東京大学大学院准教授・小泉宏之氏による、いちばん分かりやすい宇宙とロケットの本ができました。

ユーザーレビュー

  • 人類がもっと遠い宇宙へ行くためのロケット入門

    Posted by ブクログ

    イラストが多く子供向けかと思いきや、むしろ大人が読むべき本だと思いました。
    ロケットはなぜ飛ぶのか、ISSやGPSはどこを飛んでいるのか、月ではどのような計画がなされているのかなどが分かりやすく学べます。

    0
    2022年09月04日
  • 宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来

    Posted by ブクログ

    ロケットのエンジンを題材に、宇宙に行くにはどういうテクノロジーが必要なのか、現状からSFの世界までを紹介。コンパクトに全てがまとまっている一方、著者の熱意も随所に感じる力作。
    化学推進で現在地球脱出速度7.7km/秒を出すが、そのために多段階ロケットが必要。それは推進力と重量のバランスを常にとっていないといけなく、燃料が少なくなる(軽くなる)ごとに早くしていく必要がある。
    ファルコン9は62億円で、半分の輸送能力のH2Aロケットは100億円。汎用部品、再利用、軽量化がきも。

    地球の重力を、宇宙からだとは考えなくてよくなるので、宇宙で推進剤の調達、組み立てができればより効率よく他の惑星へ行くこ

    0
    2020年08月30日
  • 宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来

    Posted by ブクログ

    宇宙における推進系の話が体系的に記載されていておもしろかった。言い回しの軽妙さや例え話が的確であることにも驚いた。とても読みやすかった。
    惑星探査のシミュレーションはSF的で非常に参考になった。最新や未来の推進技術も、実現可能性含めて知りたかったことがまとめられていてありがたかった。

    0
    2020年05月30日
  • 宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来

    Posted by ブクログ

    現在と未来の宇宙開発についてロケットエンジン開発者の立場で考察した本。人工衛星から、月、惑星探査、恒星探査まで、エンジンの理論を踏まえながら解説する。
    著者は東大の現役のロケット開発者で、自分の経験も踏まえて詳しく説明しており、図表等も適切に使われていて、大変判り易かった。ロケットの構造、惑星の重力と探査機の航路の関係、スイングバイの仕組み等、言葉では知っていても、それがどのような事なのかイメージが掴みにくいのだが、著者は事例や例え話を上手く使っていて、自分のような素人が読んでも大変判りやすかった。(それでもイオンエンジンの仕組み等はなかなか理解できなかったが)
    人間の時間スケールでは惑星探査

    0
    2019年12月10日
  • 宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来

    Posted by ブクログ

    理系を目指す人は、この本を読んで、どうしようもなく胸が高鳴るほどでなくてはならない。宇宙科学は経済成長や社会福祉との関係は薄いが、こういうことにも取り組まないと人類はいずれ座して滅びることになるだろう。ヒトとヒト以外を分けるのは、こういう点にある。

    0
    2019年04月05日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!