作品一覧

  • 「自分を変える」ということ アメリカの偉大なる哲学者エマソンからの伝言

    「自分を変える」ということ アメリカの偉大なる哲学者エマソンからの伝言

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻1,287円 (税込)
    本書はアメリカの偉大なる哲学者・エマソンの思想を「会話形式」でわかりやすく解説した本である。日本ではあまり知られていないが、近代アメリカの成功者でエマソンに感化されなかった人はいないといわれるほど、その思想は自己啓発と成功哲学の源流となっている。 オバマ元大統領やニーチェのほか、日本では福沢諭吉や宮沢賢治にも大きな影響を与えている。一度きりの人生、誰もがベストの自分で最高の人生を送りたいと思うだろう。それを可能にするメソッドをふんだんに盛り込んだ一冊である。
  • にがにが日記

    にがにが日記

    小説・文芸

    4.3
    1巻2,200円 (税込)
    生活史研究で知られ、大阪と沖縄、そして音楽に魅せられた社会学者が綴る、発見と内省、諧謔と哀切に満ちた日記。ウェブマガジン「考える人」の人気連載に、最愛の猫とのかけがえのない日々を書き下ろした「おはぎ日記」を併録。

ユーザーレビュー

  • にがにが日記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃいいな〜面白い人の日記楽しい〜
    2018年の日記で今夏はすごく暑かったって書いてあって、2018年当時的には過去1なんだろうけど今からしたら絶対涼しいよな…と思ったら8月後半にもうだいぶ涼しいって書いてた
    今は9月まで猛暑だし10月まで暑いもん

    子供がいない生活ってずっとあんま変わらないんだろうな…
    いてもいない時のことは分からんしいなくてもいる時のことは分からんし

    猫を看取る話だった
    最後は介護なんだなあ
    うちは長時間家空けるし、そんな対応できないな私の仕事は…
    岸さんの日記ずっと読んでたいな

    0
    2025年11月15日
  • にがにが日記

    Posted by ブクログ


    全体的に軽妙な語り口で書かれていて、読みやすく面白かった。挿絵もかわいい。途中、脳みそ死んでんじゃないかってくらい適当な時もあるが、、

    生活史を研究している人だけあって、「ディテール」が詳述されていて、印象に残る。特に、おはぎ日記でおはぎを看取るところが、詳述すぎて辛くなる。ウィルキンソンの箱に亡骸を入れたり、それを霊園に持っていくために地下鉄に乗っているときにこっそり中を見たり、火葬の時に般若心経のCDを流すか聞かれたり、そのいちいちがありありと浮かんできて、おはぎが亡くなった岸さんの生活に出会わされてしまった感がある。もう、こんな辛い別れが待ってるなら、猫飼えませんよ。

    あと、学問の世界でやりくりしてて本まで出してんのに、「何やっても中途半端やからな」なんて思うんですね、と感じてしまった。自分のことを中学40年生、なんて書いているが、やっぱり大人に見える人でも、成功してそうな人でも、メンタリティは変わってないし、満足感は得られないんだろうか。

    子供ができないことへの折り合いも印象的だった。子供がいると、「暦」が生活にできる、という言い回しが印象的だった。「いまこんな、学生や院生みたいな自由な暮らしをしているからといって、子どもができなかったということの折り合いがつくわけではない」という記述も印象的だった。

    ほか、印象に残った言葉
     
    「果てしなく不寛容に、完璧主義に、一切のミスを許さない社会になるほかないのだろうか。〜
    「ほかの人に対して不公平になるから」という言葉は呪いの言葉だ。もう一つ、「何かあったときにどうやって責任をとるのですか」も、きわめて大きな効力を持つ呪いだ。」

    「20人に聞いた生活史をそのまま載せているだけの報告書だけど、わりと本気で、これは「世界文学」だと思う。」

    「ほかの領域と「学問」を分けるのは、対象ではなく方法だ。」

    「カップラーメンの3分も人生も同じで、もし生きるのがつらかったら、わざと関係ないことをして、人生から気を逸らしたらいいよ。」

    「ランボー、怒りのランボー」

    0
    2025年04月22日
  • にがにが日記

    Posted by ブクログ

    よかった。すごくよかった。
    やっぱり日記本は好きだなぁ…と思うし、それに類する当事者研究や生活史の本も好きだ。
    かなりの乱読派として数年読書を続けてきたけど、ここ最近自分の好きな軸が見えてきたような気がして、すこし嬉しい。
    岸政彦さんは社会学者。先日読んだ『早稲田古本劇場』の向井さんは古本屋。定期購読している『ウロマガ』のダ・ヴィンチ恐山さんはWEBライター。他にもいろんな職業の人の日記を読みたいなと思う。下北沢に日記の専門店があった記憶なので、またこんどそこを訪ねようと思う。

    「おはぎ日記」は泣いた。本を読んで声を上げて泣くのは初めてだと思う。映画を見て音や映像の迫力に泣かされるようなことは結構多いほうなんだけど、それとはまた違って、しみいるように悲しくなった。
    喪失感を誠実にことばで表す姿勢を尊敬する。

    最近自分もとても大切な人を亡くした。
    もう1ヶ月以上経つけど、いまだにSNSや写真を遡ったりすることがちょっとできない。本当に突然いなくなってしまったので、SNSの投稿も直近まで更新されていて、まだどこかにいるような気がする。でもいない。その落差が辛くて、思い出すことすらはばかられる。
    思い出にフタをしていてもゆっくり記憶が薄れていくだけで、それはいやだと思う。
    著者は日記でおはぎが弱っていく過程を詳細に記録していて、死に瀕している家族の写真を撮ったりしている。おはぎのことを忘れたくなくて、文字での記録を残そうとしている。死に向き合う姿勢がすごいと思う。

    それとは別に、喪失の悲しみを分かち合える人がいてすごく羨ましいなと思った。

    0
    2025年03月15日
  • にがにが日記

    Posted by ブクログ

    こういうことはあまり多くはないんだけど、「いつもなら絶対に寝ている時間帯(AM3〜4時)になぜか寝れずに起きている」って時に、ひとりぼっちで岸先生の本を読みます。なんだろう、ふと自分の人生のことを考えてしまうからでしょうか。

    「にがにが」ではありつつも、おでんのおだしのような本でした。後半は読んでいて堪らない気持ちになり、家を飛び出して開店前のコメダ珈琲に並んだりして。

    0
    2024年05月03日
  • にがにが日記

    Posted by ブクログ

    著者のことを知ったのは2015年、『断片的なものの社会学』の頃。以来Twitterでもフォローしていたから本書の内容はほとんどリアルタイムで読んで、いろいろ知っているのに何度も大笑いしつつ、最後は嗚咽するほど泣きながら読んでしまった。『大阪の生活史』できましたね!まだまだ先になりそうだけど読むのを楽しみにしています。

    0
    2023年12月01日

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