中澤豊の作品一覧
「中澤豊」の「哲学者マクルーハン 知の抗争史としてのメディア論」「マクルーハン・プレイ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「中澤豊」の「哲学者マクルーハン 知の抗争史としてのメディア論」「マクルーハン・プレイ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
分析と総合をめぐる知の抗争史がマクルーハンを通して、鮮やかに描かれる。視覚優位な活字型人間社会をどう乗り越えるのか、マクルーハンに学ぶべきところは多い。最近読んだ『芸術人類学講義』とも響き合う内容だった。
目からうろこだったのは、新しいメディアは当初古いメディアを内包し、そのうち、新しいメディアにメッセージ(コンテンツ)が飲み込まれてしまうという趣旨の記述とメタファーこそ本来の人間の知覚で、シンプルな表現はその後に生まれたとの指摘(吉本隆明『言葉という思想』)だった。
視覚・聴覚優位なネット上での体験から、五感を通した人間性回復をどう図るかが、個人的には課題だと思う。
Posted by ブクログ
著者は、大学に籍を置く「専門」研究者ではないが、マクルーハンの遺著『メディアの法則』の訳者。
活字によって全面的に展開した視覚的=論理的=分析的な近代知に対して、触覚聴覚的=発見的=連結的なマクルーハンの方法知を対置する。
マクルーハンが多方面に影響を与え熱狂的に受け入れられた一方で、専門家に評判が悪かったことから始まり、
文学研究からスタートしたキャリアや、ドラッカーなどとのメディア論発表前夜の個人的な知的交流エピソード、
そして、彼が描いたメディア論の歴史まで、
視覚的知と触覚聴覚的知との「知の抗争」という枠組みによって描き出している。
マクルーハン解釈として妥当かどうかは門外漢なのでわからないが、「知の抗争」という軸からマクルーハンを描き切っているので、入門書としてはオススメできるのではないかと思う。
Posted by ブクログ
とても価値のある良い本に出会えた
メディアはメッセージだと言い、創造こそ人間だけにできる仕事だと考えたマクルーハン を研究した著者は
デジタル革命社会の中で、その毒気にさらされている人間のために ビジネス感覚で取り組める思考法 テトラッド と言う方法を紹介している
思考の道具としてのテトラッドとは
アイデア発想法のひとつとも言える
特にビジネス創出やその評価には手っ取り早い手段ではないだろう
強化 衰退 回復 反転
という 4つのマトリクスで整理できる
☆ それは何を強化し、強調するのか?
☆ それは何を廃れさせ、何に取って代わるのか?
☆ それはかつて廃れてしまった何を回復するのか?
☆ それは極限まで推し進められた時 何を生み出し、何に転じるのか?
事例も紹介されている
ビジネスマンには 一読の上、業務にテトラッドを使ってみることをお勧めする
昭和の時代からメディア論ではマーシャル・マクルーハンが世の中を予見をするかのような的確な考察をしてきた事は高い評価に値するものだと私自身も感じている
メディアはマッサージだとの思いを胸にテレビの番組作りもした
マクルーハン の言葉はビジネスの指針になる
またメディアはメッセージだと言った まさに正鵠を射る暗喩的論考も強く私の心に印象されているものだ
マクルーハンの表現に 私たちは「地球村」に暮らしている という表現がある
ケネディの暗殺が日本のニュースで放送された時から
CNNが湾岸戦争を放送した時から
今はウクライナへの侵略が即時にどこにいても見えるほどメディアで放映されている
地球村は小さくなっている
でも この地球村は融合ではなく分裂だと言う
マクルーハンのメディア論を考察し、「暗示的な言葉は創造する」の意味を探り、ネット社会の今を生き抜くために解説する
技術は身体機能の拡張としてある
重要なのはマクルーハンの思考方法だとも言う
なにが起きつつあるのかをいち早くとらえる感覚
隠喩メタファーが現実を作る例として翻訳を挙げています
コンピュータを中国語では 電脳 という言葉を使います それが現実として社会が周っています
たしかにビジネスは戦争のメタファーの中で周っている
戦略 ターゲット タスクフォース 撤退 といった言葉は全て戦争の言葉を借りた隠喩だ
アップルのスティーブ・ジョブズが典型的な例と言えるが
修辞学が現代の人間にこそ重要であることを じっくりと解説してくれる
おもしろい例もあげられている
◆上司の ゴマスリをする"茶坊主 "なの か
「えーと、あれはー 」と詰まった時に 「これですね」とフォローできる部下は "部長の外部記憶装置"とあだ名された◆
メタファーによる表現で意味が変わる例だ
アイデア発想法
資料を集める
組み合わせを探す
KJ法とブレスト
問題を意識から放棄する
ユーレカの瞬間が訪れる
セレンディピティ
アイデアを現実に適応させる
テドラッドという方法