渡辺英克の作品一覧
「渡辺英克」の「患者目線の医療改革」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡辺英克」の「患者目線の医療改革」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
国民一人ひとりが当事者意識を持って医療の現状と未来について考えることが大切であるということを、数字を提示しながらわかりやすく教えてくれる一冊でした。
ただ、医療に関わっていない一般の方には馴染みのない言葉や数字が羅列されていると感じさせてしまうのではないかと思い、一般の方にも読みやすいのかな?という疑問は残りました。
個人的には、ちょうど日本の医療は持続可能な状態にあるのだろうか?という疑問を抱いていたので、とても腹落ち感のある内容になっていました。
日本の医療においては、少子高齢化や医療の高度化により医療費は増加していく一方で、経済の成長を前提とした財源(約9割が社会保険料と税金)につ
Posted by ブクログ
医療業界のことはほぼ知らないまま読みましたが、日本の医療制度の特徴や歴史が分かり、へぇと思った本です。証券アナリストの方が書いていることもあってか、定量的なデータが多く用いられ、医療業界内部の規模感も掴めます。
著者も冒頭で記載している通り、医療は一生のうちいつか一度は関わることになる業界であり、政治とも密接に関係するため、有権者であれば一度は読むと良いかと思います。ただ、内容がそれなりに細かいため、休日にがっつり読むのが良いかもしれません。
そもそも私自身医療業界の人ではないのですが、身の回りに医療関係者がいるということもあり、医療全般に関する概要は面白いと思いました。
アメリカ
Posted by ブクログ
医療業界は、ユーザーである患者目線でものを考えることにあまり軸足が置かれていないように思う。私見では、それは1人の患者を治療するにも、関係する専門職が多種多様で、かつそれぞれの専門性が高く、業務遂行にあたって専門職種間での調整に多くの労力を費やすことに一因がある。だから、医療に関わる者が本書のような患者目線から医療とはどうあるべきかを論じる本を読むことには大きな意義がある。特に、非専門家としてここまで正確に医療について調べて理解をし、さらにそれを整理して読めるように提示をしたことに対して、敬意を表したい。一方、読んでいてもう少し医療業界の声を汲んでくれてもいいのではと思うこともあった。書いてい