作品一覧

  • 危機からの脱出 II
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本企業の品質不正事件が相次いでいる。日本に品筆管理を教えてくれたデミングの「マネジメントのための14原則」が収録され、その哲学が凝縮された本書は経営者必読。
  • 危機からの脱出 I
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本企業の品質不正事件が相次いでいる。日本に品筆管理を教えてくれたデミングの「マネジメントのための14原則」が収録され、その哲学が凝縮された本書は経営者必読。
  • 孔子復活 東アジアの経済成長と儒教
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    1巻3,300円 (税込)
    「中国人の生活や文化は、かつてないほどの危機に瀕している。中国が改革開放政策を導入したことで経済は発展したが、中国文化は依然として空虚なままだ。換言すれば、中国は自国文化と真逆な近代化を達成した唯一の国家だ。道徳基準は失われた。西洋では神が道徳基準を定めているが、中国に神はいない。人民の行状に対する道徳的抑制がない。(略)中国では、史上最悪な道徳的危機が迫っている。」(第10章「共産主義者としての孔子」から) ここ数十年の急激な経済成長によって中国、台湾、韓国、シンガポールの東アジア各国、特に共産党が統治する中国と華僑の影響力が強いシンガポールでは、流入する欧米的価値観に対する防波堤として儒教が政治主導で復活している。  従来、儒教の特質として孝の重視による親に対する従順さ、支配者や役人といった権威への服従、男性優位で女性を軽視する傾向などマイナス面が指摘され、克服すべき近代化への大きな障害とされてきた。  そうした流れがここにきて一変する。国民が経済的に豊かになった反面、社会に道徳的基盤が失われた弊害が大きくなったからだ。権威主義国家である中国では、貧しかった頃は『毛沢東語録』で良かったが、近年は『論語』を教える学校が増えてきている。西洋的価値観に対抗できる道徳的基盤として、政府が孔子を積極的に統治のための利用しようとしている。  著者はウォールストリート・ジャーナル紙ソウル特派員など務めたアジア通のジャーナリスト。孔子の生涯とその教えを辿りながら、時代とともに変遷する孔子像を描く。

ユーザーレビュー

  • 危機からの脱出 II

    Posted by ブクログ

    ◾️リーダーシップがめざすべきもの
     リーダーシップがめざすべきは、人と機械のパフォーマンスを良くすること、品質を良くすること、アウトプットを増やすこと、そして同時に、人々がワークマンシップの誇りを持てるようにすることだ。逆の言い方をするなら、人の失敗を見つけては記録するようなことばかりやるのをやめて、失敗の原因を取り除けということだ。リーダーシップがめざすべきは、人々がもっと楽に、もっと良い仕事をやれるように、助けることなのである。
     
     リーダーにはまた、「システム」そのものを良くしていく責任がある。即ち、誰もがより良い仕事をして、より大きな満足を得られるようにすることであり、彼らの「より

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    2024年11月23日
  • 危機からの脱出 I

    Posted by ブクログ

    ▫️マネジメントのための14原則
    ①より良い製品・サービスの実現に向けて、目的の一貫性を創出せよ。必ずや競争に伍していける存在となり、事業を継続し、雇用を守り、さらに雇用を拡大せんとする高い志を持て。
    ②この新たな考え方を自らのものとせよ。われわれは経済新時代に生きている。欧米のマネジメントは挑戦に目覚め、自らの責務を学び、変化に向かってリーダーシップを発揮しなければならない。
    ③品質確保のために検査に頼るのを止めよ。最初から品質をつくり込むことによって、大量生産型の「まとめてつくって、まとめて検査する」という検査の必要性をなくせ。
    ④一番安い値段を付けた者が勝つという商習慣を終わらせよ。値段

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    2024年11月14日
  • 危機からの脱出 II

    Posted by ブクログ

    デミング博士が日本の製造業相手に品質管理の教育を始めたのは第二次大戦直後のことであった。その頃の日本のことを、博士は下記のように記している。
    【引用】
    日本製品の品質と信頼性は1950年に突如上昇を始め、1954年までに世界の市場を捉えた。経済新時代が始まったのだ。何が起きたのか?
    答えは、トップマネジメントが「輸出の成否は品質にかかっており、自分たちはこの大変革を成し遂げるだけの力を持っている、やればできる」と考えるに至ったということだ。彼らは幾多のカンファレンスに参加して、その狙いを達成するための自分たちの責務は何かを学び、それを達成すべく主導しなければならないと思い定めた。マネジメントと

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    2024年06月12日
  • 危機からの脱出 I

    Posted by ブクログ

    「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という本が出版されたのが1979年。そこから、1980年代~1990年代初め頃までが日本経済の黄金期と言われている。自動車をはじめとした「モノづくり」の能力で、日本企業は世界を席巻した。当時、日本との競争に苦しんでいたのが、アメリカの製造業であった。
    本書の著者、エドワード・デミング博士は、私くらいの年齢でサラリーマン経験のある人なら知らない人はいないと思う。日本に統計的手法を使った品質管理手法を伝授した米国人。日本企業は、デミング博士の教えをもとに、QCサークルやカイゼン活動を展開し、上記の日本経済の黄金期には、モノづくりにかけては世界のどの企業をも圧倒してい

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    2024年06月12日
  • 危機からの脱出 I

    Posted by ブクログ

    面白い。以下メモ。2点目、3点目は、なるほど、と思った。
    ・社員に向けたスローガン・激励・ターゲットを止めよ=皆分かっていることを改めて言われると、自尊心が損なわれる
    ・一般社員に数字でノルマを課すのは止めよ=平均以上のものは同調圧力で平均近くに収束、平均以下のものは平均以下のまま

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    2022年11月03日

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