作品一覧

  • ステイホーム
    4.2
    1巻1,287円 (税込)
    家にいるほうが、ずっと自由に思えた 全国一斉休校となった日、 小学5年生のるるこは、ひとしれず、ほっとしていた。 <でも、そんなふうに思っていいのかな。> 休校一日目は、母の会社に行き、同僚の連れてきたちょっと変わった姉妹と過ごし、翌日からはしばらくぶりに家に戻ってきた母の姉、聖子と、古い家の片付けとリノベーションにとりくむことになる。 自分の居場所を心地よくしていくステイホームの毎日が、いい子でいなくちゃと思っていた、るるこの心を少しずつほぐしていく。 :::::::::::::::::::::::: 「まあ、そうだね、楽しくはないよ。でも言ってらんないじゃん、好きとかきらいとか楽しくないとか。どっちみち、行かなきゃいけないものなんだし。」 「それにしたって、自分の正直な気持ちは、知っておくほうがいいに決まってるよ。きらいなものはきらいって、はっきり自覚しておかないと、逃げるチャンスがあらわれたとき、一瞬でつかめないでしょ?」 (本文より) ::::::::::::::::::::::::
  • 母ちゃんだってほめられたい。
    4.6
    1巻1,210円 (税込)
    心配してはふるえ、娘がかわいくてはふるえ、 トラブルでふるえ、また嬉しくてふるえる… そんな子育ての悲喜こもごもな毎日を絵日記でつづり Twitterで大人気の著者の初めての本。 書き下ろし60ページ以上収録!

ユーザーレビュー

  • ステイホーム

    Posted by ブクログ

    この世で最も10代を正確に描写する作家を一人知ってる。
    その人が木地雅映子だ。

    色んな人に読んでほしいし、色んな人の目にこの本が届いてほしい。
    特に、「自分の正直な気持ちがわからなくなった人」には。

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    2023年11月16日
  • ステイホーム

    Posted by ブクログ

    私はこの本を読んだ時、3年前のコロナ禍のことを思い出しました。友達のみんなとは会えず、まだ知らない、行ったことのないお母さんの会社に行き、暇、暇、暇という日がとても長く続いたことをよく覚えています。この本は私の辛い辛い思いを思い出させてくれた本です。

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    2023年10月21日
  • ステイホーム

    Posted by ブクログ

    なにこれ、大人が読んでもめっちゃいい話だ!コロナ禍でステイホームを余儀なくされたるるこ。でも学校には行きたくないのが本音。魔窟と化した母の実家で2人暮らしで鬱々とした生活を送るが、伯母の出現で生活は一変する。伯母と2人で古い家をリノベーションし、要らないものを捨てて心を整理し将来の夢を見つける。聖子さんのキャラがすごく良い。るるこを子ども扱いせずにきちんと大事なことを教えてくれる。ティーンにも大人にも読んでほしい一冊。

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    2023年07月29日
  • 母ちゃんだってほめられたい。

    Posted by ブクログ

    お母さんだって趣味を諦めることないし、日々の家事や育児を褒めてほしい!し、自分を褒めてあげるの大事!と思える一冊。あと、とにかく2歳の娘ちゃんがかわいいし、それを素直に愛でるお母さんの姿に、わかる〜〜となる。子供は正に推しメンですよね。息子はまだ1歳なので、少し先の息子の姿なのかなと想像しながら読みました。

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    2021年04月04日
  • ステイホーム

    Posted by ブクログ

    おうちづくり、楽しそう。
    世間が大変なのに、喜んじゃいけない。それは確かにそうだけど、心の中は自由でいたいよね。心の中でも自分を戒めると、どんどん苦しくなっちゃう。るるこが生きやすくなってよかったな。るるこのお母さんも聖子さんも、タイプは違うけど二人ともかっこよかった。

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    2024年08月29日

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