ふるえるとりのレビュー一覧

  • ステイホーム

    Posted by ブクログ

    この世で最も10代を正確に描写する作家を一人知ってる。
    その人が木地雅映子だ。

    色んな人に読んでほしいし、色んな人の目にこの本が届いてほしい。
    特に、「自分の正直な気持ちがわからなくなった人」には。

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    2023年11月16日
  • ステイホーム

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    私はこの本を読んだ時、3年前のコロナ禍のことを思い出しました。友達のみんなとは会えず、まだ知らない、行ったことのないお母さんの会社に行き、暇、暇、暇という日がとても長く続いたことをよく覚えています。この本は私の辛い辛い思いを思い出させてくれた本です。

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    2023年10月21日
  • ステイホーム

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    なにこれ、大人が読んでもめっちゃいい話だ!コロナ禍でステイホームを余儀なくされたるるこ。でも学校には行きたくないのが本音。魔窟と化した母の実家で2人暮らしで鬱々とした生活を送るが、伯母の出現で生活は一変する。伯母と2人で古い家をリノベーションし、要らないものを捨てて心を整理し将来の夢を見つける。聖子さんのキャラがすごく良い。るるこを子ども扱いせずにきちんと大事なことを教えてくれる。ティーンにも大人にも読んでほしい一冊。

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    2023年07月29日
  • 母ちゃんだってほめられたい。

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    お母さんだって趣味を諦めることないし、日々の家事や育児を褒めてほしい!し、自分を褒めてあげるの大事!と思える一冊。あと、とにかく2歳の娘ちゃんがかわいいし、それを素直に愛でるお母さんの姿に、わかる〜〜となる。子供は正に推しメンですよね。息子はまだ1歳なので、少し先の息子の姿なのかなと想像しながら読みました。

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    2021年04月04日
  • ステイホーム

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    この主人公の女の子の気持ち、よくわかります。
    学校なんて意味あるの?
    家で一人でも勉強できるし。

    それと、素敵なおばさん!
    リフォームもわくわくするし、DIYの達人なんてあこがれます!

    自分に子どもがいるので、ステイホームで子どもだけを家に置いておくのが困る気持ちよくわかります。
    面倒な夫もいなくて、料理と子守りをしてくれる妹とお利口な娘がいて、いい生活だなーって思いました。

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    2023年12月11日
  • ステイホーム

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    「ぼくらは、まだ少し期待している 」を書いた木地雅映子 さんの児童書です。
    衝撃を受けました。何故?
    じっくり考えてみてようやく言葉が見つかりました。
    綺麗事をすべて取っ払った作品です。
    特に児童書だと、理想や建前が含まれがちなのですが、この作品には清々しいほどにありませんでした。
    ぶっちゃけの児童書。オススメです。

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    2023年11月18日
  • ステイホーム

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    勉強は好きだけど、学校には行きたくない。うるさい子や意地悪な子、それを見過ごす教師、そんなあれこれがストレスで、静かに勉強したいるるこは、コロナ休校で気持ちが楽になる。でも、働いている母の負担になっていることも自覚していて、休みは嬉しいけど、素直に喜べない…
    そんな思慮深くて優しいるるこが、突然実家に帰ってきた伯母の聖子さんと一緒に、古い家のリノベーションに取りかかる。
    澱んでいた空間を一掃して、どんどん魅力的な空間に変えていってしまう聖子さんの働きっぷりが気持ちいい。
    親に放置されている姉妹や、勝手に住所を調べ上げて姉妹をるるこの母に預けてしまう同僚、祖父との別れなど、心が痛くなる出来事もあ

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    2023年05月24日
  • 母ちゃんだってほめられたい。

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    すごく良かった。
    産むことが尚一層楽しみになる本。
    娘ちゃんが可愛いのが想像できて、夫にも是非読んでほしい、と思う。
    育児の中で、自分を大切にする、趣味を捨てない、という話が印象的だった。

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    2022年04月28日
  • ステイホーム

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    児童書と侮るなかれ、これがなかなか面白い。

    主人公は小学5年生のるるこ。
    学校生活を楽しいと思えないるるこにとってコロナの全国一斉休校は、むしろ歓迎すべき出来事だった。

    不謹慎さを感じていたるるこだったが、母の姉・聖子の出現で生活が一変する。

    聖子と共に物で溢れかえっていた古い家のリノベーションに取り組むるるこ。
    庭で伸び放題になっていた木々が剪定され、家の中が見違えるように綺麗になっていく過程が爽快。

    居場所が整い、るるこの強張っていた四肢が解放され、柔らかに変化した姿が嬉しい。

    思春期の心の揺れを繊細に描いた作品。

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    2023年08月19日
  • 母ちゃんだってほめられたい。

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    育児が始まり、活字たくさんの本は読めないなぁ、でも何か本を読みたいなぁ、と思っていたときに手に取った一冊。

    母ちゃんだってほめられたい。
    まさに今!自分が思っていることです。
    生後3ヶ月の子どもとの日々、やりたいことはできない上に単調で、話し相手もいない。
    1日の終わりに「あれ、今日は何してたんだっけ?」とむなしくなることも多いです。
    この本にあった、自分で今日できたことを手帳に書いてごほうびシールを貼るというアイディアはとてもいいと思いました!わたしもやってみようかな。

    ふるえるとりさんのお子さんが本当にかわいらしいandおもしろくて、とても癒されました。
    今はまだわが子の考えていること

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    2021年01月30日