作品一覧

  • グッバイ、コロンバス
    3.0
    1巻1,782円 (税込)
    デビュー作で全米図書賞受賞! アメリカを代表する作家、フィリップ・ロスの伝説の青春小説が待望の新訳で瑞々しく甦る。 真夏のプールで運命的な出会いを果たしたニールとブレンダ。二人はたちまち引かれ合い、結婚を意識し始める。若い男女の恋には危うさがつきまとい、季節の移ろいとともに、輝かしい日々は過ぎ去っていく。はかなくほろ苦い青春期の恋を瑞々しい文体で描いた永遠の名作。 「今から60年以上も前、1958年にフィリップ・ロスが発表し、1965年に佐伯彰一さんの名訳で日本に紹介された「さようなら コロンバス」をぼくが読んだのは、1969年、はたちになったばかりの時だった。その時に激しく心を揺さぶられ、この小説は一生忘れることのできない、ぼくにとって最もお気に入りのアメリカ文学の一つとなった。  その作品を新たに翻訳するという素晴らしい機会を与えられ、作業を進めながら、改めて強く思ったのは、本作がまったく過去のものにはなっていないということだった。主人公二人の不安や苦悩、葛藤、そして失敗は、具体的な状況やかたちこそ違え、今の若者たちにリアルに伝わるはずだ。「グッバイ、コロンバス」は1950年代後半のアメリカ社会のノスタルジックな青春小説、恋愛小説にとどまることなく、完璧に描かれた若者たちのみずみずしさとおろかさ、純粋と放縦、優しさとわがままゆえ、2020年代の今をも照らす永遠の輝きを放っている。」――訳者より
  • 七〇年目の風に吹かれ
    -
    1巻1,936円 (税込)
    今も年に200本近くのライブをこなすフォークシンガー中川五郎。ディランやブコウスキーの翻訳、音楽評論や小説でも知られる彼の多面的な魅力を、そのまま一冊に封じ込める。
  • ぼくが歌う場所
    3.5
    1巻2,464円 (税込)
    コロナ前は、年に120ものライブで歌っていた中川五郎。50年にわたり一線で活躍する彼が綴った、自伝的にっぽんフォーク史。

ユーザーレビュー

  • ぼくが歌う場所

    Posted by ブクログ

    90年代から笠木透さんたちと一緒に日本各地で「歌」を作っているフォークシンガーたちと出逢う時期があった。
    その時に、
    ーああ 日本のそれぞれの地域には、
    それぞれの思いを抱いて、自分たちのの言葉で
    自分たちの歌を歌っている人たちがちゃんと
    居るのだ!
    を 実感させてもらった。

    そのベースになっておられるミュージシャンのお一人が中川五郎さんである。
    先日、その中川五郎さんのLIVEに出逢うことができました。
    今も、きちんと その志を持ち続けて、歌っておられる五郎さんの姿に感動してしまった。

    「自分の歌」をきちんと生きておられる76歳のフォークシンガーに感動しました。

    0
    2025年10月30日
  • ぼくが歌う場所

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    受験生ブルースのか作詞者として知られる著者。まだ歌っていた。ほぼ60年。すごいことだ。もっともずっと歌い続けてきたわけでなく、時々歌えなくなって10年単位で別のことをやるときもあった。ただし翻訳やライター遠やっていたようだ。そして復活すればレコードを出す。そういう事情を詳しく語る。一気に書かれた訳ではなく、雑誌に連載していた。すごい長さだ。素晴らしい。
    先日のコンサート中川出ていた。生で聞くのは初めて。合間にこの本のことを語っていたのでつい購入。すぐに読んだ。続けた人の話は読むに値する。ただしごめん、古本でした。

    0
    2025年09月09日
  • グッバイ、コロンバス

    Posted by ブクログ

    新訳出たので再読。清々しい感じ。初めて読んだときは星5つつけた気がするけど、歳取ったせいかまあまあな感じ。

    0
    2021年04月30日
  • グッバイ、コロンバス

    Posted by ブクログ

    1965年の作品が新たな翻訳で登場。とても読みやすく今読むと「古く良きアメリカ」を感じてしまう。そしてラストの男の身勝手さを。

    0
    2021年04月29日

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