作品一覧

  • インテグラル心理学

    インテグラル心理学

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻4,840円 (税込)
    発達段階(レベル)、能力領域(ライン)、意識状態(ステート)、タイプ、自己(セルフ)、病理、スピリチュアリティ、心身、認知科学、文化、社会システム…… ≪すべてのものに正当な居場所を与える。≫ “意識研究のアインシュタイン”ケン・ウィルバーが心理学の新たな可能性を示す 【“インテグラル心理学”がもたらすもの】 1.多層的で多面的な人の「心」「意識」についての骨格・全体像 2.心理学・心理療法を学ぶうえでの良質な羅針盤 3.「インテグラル理論」の心理的な側面についての学びを深める教科書 「ティール組織」「成人発達理論」そして、「インテグラル理論」は、私たちに希望をもたらしてくれました。 それは、 「人・組織・社会は、より高次のものへと発達・変容する可能性をもっている」 というものです。 では、実際に、私たちはどのような道筋を通って発達・変容していくのでしょうか? 健全な発達・変容を促すために、一体何ができるのでしょうか? そのひとつの手がかりとして、古今東西の人の「心理」「意識」についての洞察・考察を、統合的な視点で織り上げたのが本書です。 ピアジェ、ロバート・キーガン、カート・フィッシャー、スザンヌ・クック=グロイター、クレア・グレイブス、アブラハム・マズロー、エリク・H・エリクソン、エーリッヒ・ノイマン、ドン・ベック(スパイラル・ダイナミクス)、ルドルフ・シュタイナー、ビル・トルバート、キャロル・ギリガン、ファウラー、ハワード・ガードナー、ハーバーマス、ボールドウィン等 ――こうしたさまざまな卓越した理論モデルの本質的な洞察を包含し、ひとつに結び合わせることで、心の複雑さと可能性を読み解く「統合的心理学」の可能性を示します。 【目次】 第1部 基本となる要素 第1章 段階とは何か――大いなる入れ子、構造と状態、認知の発達 第2章 ラインとは何か――統合的サイコグラフ、ヒエラルキーとヘテラルキー 第3章 自己とは何か――近接自己と遠隔自己、支点と重心、自己の機能 第4章 自己に関わる諸段階の発達――自己の発達、道徳と支点の発達、タイプ論 第2部 統合的アプローチへの道 第5章 近代とは何か――価値領域の差異化と分離 第6章 近代と前-近代を結びつける――フラットランドから「全象限、全レベル」へ 第7章 統合的アプローチへの道――近現代の先駆者たち 第3部 インテグラル心理学の概要 第8章 自己の発達――各段階での典型的な病理とセラピー、サブパーソナリティ、統合的実践 第9章 各ラインの発達――道徳、動機づけ、世界観、感情、ジェンダー、美、複数の認知、複数の自己 第10章 スピリチュアリティは段階的に発達していくか――5つの定義と5つの答え 第11章 子ども期のスピリチュアリティは存在するか――たなびく栄光の雲 第12章 社会と文化の発達――進化に関する5つの原則 第13章 後-近代とは何か――解釈と構築、文脈とホロン、非視点性 第14章 心身問題を解きほぐす――意識研究への一人称的、二人称的、三人称的アプローチ 第15章 統合的な抱擁へ向けて
  • インテグラル理論を体感する 統合的成長のためのマインドフルネス論

    インテグラル理論を体感する 統合的成長のためのマインドフルネス論

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻2,970円 (税込)
    この複雑で多様な世界のなかで、私たちの自己は、かつてないほど多様な声を聞きながら、形づくられ、反応し、変化しています。 けれども、私たちはその中で迷子になっていないでしょうか。あるいは、迷子にならないために、心や世界についての何らかの「地図」を学んだかもしれません。しかし、その地図はどれほど包括的で、どれほど普遍的で、どれほど多様な見方に開かれたものでしょうか。 本書では、さまざまな声や視点にマインドフルな気づきを向けていきます。そうすることで、自分が無意識に従ってきた地図を意識化し、これまでよりも遥かに包括的で統合的な視野から、自己、他者、世界を捉えられるようになるでしょう。
  • インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

    インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

    ビジネス・実用

    4.7
    1巻3,080円 (税込)
    本書の著者であるアメリカの思想家ケン・ウィルバーが提唱した「インテグラル理論」は、人・組織・社会・世界の全体像をより正確につかむフレームワーク。「インテグラル(統合的)」であるとは、差異の中にある共通性を大切にすること、多様性の中にある統一性を尊重することを意味します。多様化、複雑化した世界を読み解き、人・組織・社会というあらゆるセクターで存在している課題に向き合うにあたり、大きなヒントを与えてくれるものです。現実的に、私たちが生きている社会は、複雑化の一途をたどっています。昨今目覚しい発展を遂げているAIやブロックチェーン技術の台頭は、新たな恩恵をもたらす一方で、新たな課題を生み出しているのもまた事実です。こうした現実に直面した私たちに対して、「インテグラル理論」が与えてくれる示唆のひとつは、「個人の内面、そして社会・文化の発達度合い」という視点です。哲学、心理学、人類学、社会学、宗教、生物学、システム科学など多様なテーマ、ジャンルを統合的に捉えることを通して、「人・組織・社会の健全な発達のモデル」を示しました。人材開発、組織開発、事業構想、社会課題の解決・・・・・・本書が示す成長モデルは、VUCA時代のリーダーに大きな示唆を与えてくれます。

ユーザーレビュー

  • インテグラル理論を体感する 統合的成長のためのマインドフルネス論

    Posted by ブクログ

    邦訳で読める最新のインテグラル理論。
    構造と状態について,新しい理論体系が提示されている。
    これまで重視されていなかったように思われる状態について,その重要性が強調され,状態ー構造という概念が提示された。これによって,目覚めの実践が発達の初段階とは別の取り組みとして位置づけられる。発達の先に目覚めがあるのではなく,目覚めはどの発達段階でもあり,ただ,発達段階(=隠れた地図)によって,限界付けられるものとなる。これまでの理論では曖昧だった部分が肉付けされ具体的なものになった印象。
    プラクティカルな実践の書なので,従前の理論書とは全く異なる語り口なのも印象的。こういう文章も書けるんですね。
    久しぶりにウィルバーでワクワクしました。

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    2022年01月16日
  • インテグラル心理学

    Posted by ブクログ

    700ページを超える大著。

    「無境界」と「インテグラル理論」というウィルバー自身における入門書は読んだけど、本格的な著作はこれがはじめてかな?

    これは、入門書というより、教科書みたいな位置付けなのかな?インテグラル理論の4象限、レベル、ラインを始め、キーワードが丁寧に説明される。

    といっても、ウィルバーの議論はとても壮大かつ抽象的で、ある程度、丁寧な説明を読んでも、まだまだ腑に落ちる感じにはならないけど、これはメタ理論だからね〜。

    なかに入っているものより、それをいれるフレームワークについての理論なんだよね。

    それでも、ほんとにたくさんの気づきがあったし、自分のなかにあったさまざまな混乱がしかるべきフレームワークで整理できつつある感覚がある。

    ウィルバーは、ポストモダーンに対して、批判的な視点であるとこれまでの著作から感じていたのだが、この本の説明を読むと、その良いところはしっかりと評価しつつ、問題を明確にしていく感じで、あ〜そうそうと共感した。

    ウィルバーのだした解答にかならずしも完全に合意するわけではないが、やっぱインテグラル理論はしっかり学ぶ必要はあると思った。

    巻末のさまざまな理論をレベルで位置付ける表が延々と続くところが圧巻だな〜。

    0
    2021年03月29日
  • インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

    Posted by ブクログ

    人間成長について書かれた本。様々な発達段階理論を統合的にまとめる試みをしており、キーガンの理論・本などと比べると理解が難しい。
    一方で、インテグラル理論の考え方自体には共感する部分も多く、最近自分自身でも感じていた「分化から統合」の考えとも似たものだったので、スッと頭に入ってきた。

    内面(美)を成長させるには、文化(善)や社会システム・科学(真)が連関していることを認識し、同時に発達させる必要がある。言い換えると、内面だけの発達を志してもそこには限界があるということ。

    また、自分がオレンジorグリーンの段階にいるためか、「全ての発達段階に意味があり、高次の発達段階の人々も、皆最初は低次の発達段階からスタートしている。大切なのは各発達段階を否定する(オレンジ)わけでも、そのままで良いとする(グリーン)わけでもなく、各発達段階が健全な発達スパイラルにある状態になることを支援すること」という考え方。

    また数年後に読み返したい。

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    2021年01月04日
  • インテグラル理論を体感する 統合的成長のためのマインドフルネス論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間の発達段階全部12段階ある
    第一層(隠れた地図を探求する):無色→マジェンダ→レッド→アンバー→オレンジ→グリーン→
    第二層(統合的段階):テイール→ターコイズ→
    第三層(超統合段階)インディゴ→ヴァイオレット→ウルトラヴァイオレット→ホワイト
    その中でも3つのステージに分かれている。
    本書はこの発達をしていくために、四象限で把握する必要があると述べている。I、WE、IT、IT'Sである。
    四象限で発達をしていくために、悟りの道(ウェイキング・アップ)意識にそなわる多様な視点(ショーイング・アップ)→発達のさまざまなライン(多重知能を探求する)ことが大事だと言っている。
    まとめで、すべてはワンテイストであるとも述べている。

    1,悟りの道で行うこと
    主体と客体の区別をなくす、自分自身を次々縮小、収縮させていく。
    ①成長の道において、自分にできる限りの行動を起こし、統合段階へと向かって発達をしていくこと
    ②目覚めの道において、少なくとも2つの状態-全景画を純粋に目撃する状態、及び、全景画とひとつになる状態を訓練する

    2,意識にそなわる多様な視点で行うこと
    ①4つの領域で瞑想をする
    (1)私の領域
    (2)私達の領域
    (3)相手の私の領域
    (4)相手の私達の領域
    「乗り物」(今の自分と認識しているもの)を通して自ら体現をしていくことが大事、どんな四象限のどんあな領域(I~IT's)に対して意識を向けることが大事、さらにその文化的背景にも意識を向けることが大事。そうすることでホールネスを実現することができる。
    ①8つの発達ライン
    (1)認知的知能:視点をとる能力
    (2)感情的知能:周りの人の中にどんな感情が生じているかに気づく能力
    (3)内省的知能:明晰にそして、効果的に、自らの内側をみつめる能力
    (4)身体的知能:自分の身体が伝えている知能を読み取る能力、身体が今どんな状態にあるかに気づく能力、そして自分の身体を上手に活用する能力
    (5)道徳的知能:道徳的(その文化の中では何が「よい」ことなのか)に正しいこととは何かを知る
    (6)精神的/霊的な知能:私達がどんなことを究極的な関心としているか、何を最も重要なことであるとみなしているか、究極のスピリットについてどう考えているか
    (7)意志のちから:物事を前に推し進めるための精神的な力
    (8)自己のライン:私達の相対的で有限な自己に関わるライン
    この8つラインで瞑想をすることが大事。
    (1)自分自身の意識そのものに意識をむける
    (2)今ここで自分自身が感じていることを、ただ率直に感じてみる
    (3)今ここで、ただありのままに、自分自身の内側を見つめてみる
    (4)自分自身の身体を、直接に、ただちに、感じてみる
    (5)「この状況で、自分はどうするのが正しいのだろう?」と自らに問いかけたときのことを思い出す
    (6)自分にとっての究極的な関心事は何であるかということを、極めて注意深く、考えてみる
    (7)時計の針を15秒見つめる。自分の心を固定化する。見失うことなく特定の領域に注意を向け続けるという自分の能力に気づきを向ける。
    (8)自己収縮の感覚に気づく。今ここで、自分自身の中にある、ごく小さな緊張の感覚に気づく
    それらをすべてワンテイストでることに気づく、意識をしていく。

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    2020年04月03日
  • インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

    Posted by ブクログ

    "A Theory of Everything"の新訳。

    大昔に大学に入って最初に興味をもったのが人類学。そこでは「文化相対主義」というのを習った。そして、レヴィ・ストロースの構造人類学を学び、クリフォード・ギアツの解釈人類学を学んだ。人類学のなかでは、この2人のスタンスは大きく違うものとされたが、「文化は違うだけで、いいとか、わるいとかそういうものではない」という思想においては共通のものであったと思う。

    わたしにとって、「文化相対主義」とは、自文化中心主義のエゴにとらわれないこと、他の文化に対して謙虚な気持ちになること、文化の違いのなかから学び続けることを意味していた。

    ところが、いわゆる解釈学とかポスト構造主義とか、社会構成主義などに対する批判として「相対主義」という言葉が否定的に使われているのを知って驚いた。

    「相対主義」は、結局のところ、すべての価値の意味をなくし、ニヒリズムに陥る。あるいは、自分の価値観、自文化に独善的にひきこもるようになり、道徳的にも、社会的にも、国際政治的にも有害である、と。。。。

    これと同じような議論が、卑近なところでは、職場のダイバーシティでも起きているのかも。

    「違いを力に」とか言っているのだが、結局のところわがままがはびこってしまうんじゃないかというおそれ。

    多様性を尊重しようという立場は、「多様性はいやだ」という「違い」にどう対処すればいいのか?「ダイバーシティ推進はいいことである。意見の多様性もいいけど、タイバーシティ反対は許さない」ということなのか????などなど。

    「インテグラル理論」は、そんなお悩みにアプローチするためのヒントを与えてくれるものかもしれない。

    あと「ティール組織」を読んで、モヤモヤした人にもオススメしたい。

    ウィルバーの本は難しいものが多い。これは本人が書いた入門書という位置付けだが、以前の翻訳「万物の理論」は結構難しかった記憶がある。それに対して、今回の訳は、読みやすく、なるほど「入門書」らしい。

    「入門書」といっても、本質的なところがぎゅっと詰まっている感じで、とくに理論編の最初の3章くらいまでは、繰り返し読み直したい濃い内容。

    「ティール組織」は面白いのだが、組織の進化段階を色で単純に仕分けするところに違和感があった。あと、いくらティールな組織が素敵でも、そこにたどり着くための道がよくわからなかった。ティール組織で実践されている取り組みをできるところからやってみましょう、というような話ではないんじゃなかろうか?という疑問。

    「インテグラル理論」は、その辺のもやもやを理論的に整理してくれた。つまり進化のレベルは前のレベルを内包しているということ。

    そして、すべての象限、レベル、ライン、ステート、タイプの組み合わせで物事をみて、その全てに働きかけるということ。

    この本を読むと、自分自身がやっていることを含めて、身の回りに「あるある」だらけだ。

    では、わたしが「インテグラル理論」に完全に納得したかというと、進化の概念のモヤモヤは微妙に残る。わたしのなかではグリーン的な価値観が根強く、横の多様性はwelcomeだが、縦の多様性は躊躇がのこるかな。

    とくに進化や発達という概念が個人レベルだけでなく、組織や社会の発達度合いということになると、「文化相対主義」からスタートしているわたしはつい警戒してしまうわけだ。

    方向性はなんとなくわかるのだが、なんかエッジが立つ。第1層と第2層の間の谷を前にして、ちょっと心理的な恐れもあるのかな?

    ここの転換は、ウィルバーも3年間苦しんでうえで見出した答えということなので、わたしも腑に落ちるまでもう少しかかるのかもしれない。

    その辺はもう少し考えてみたい。

    でも、いいなと思ったのは、「さあ、みんなそろって、第2層に行きましょう!」みたいな話ではないこと。

    社会の段階はたとえばグリーンでも、そこには、オレンジの人も、レッドの人もたくさんいるし、人間の個体の成長の多様なプロセスもあるので、そういう多様な人たちに応じたアプローチをしようということ。

    取り組みもインテグラルなんだね。

    なので、グリーンやオレンジ的な方法論、スキル、ツールも必要に応じて使えばいいということになるのかな?

    ちなみに、インテグラル理論は、メタ理論なので、これを知ったからといって具体的になにかができるようになるのではない。より具体的な状況に対応するための具体的な理論なり、ツールなりを理解して使っていくことはやっぱり必要ということは、いうまでもない。

    0
    2019年06月27日

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