作品一覧

  • ロザンドの木馬

    ロザンドの木馬

    小説・文芸

    5.0
    1巻605円 (税込)
    ホキが淳にいさんからもらった誕生日プレゼントは、一頭の木馬でした。その日からホキは、その木馬の背に乗り、案内されて万華鏡を通りぬけ、夜毎ふしぎな世界、妖精の国へと旅立つことが、できるようになりました。やがて、木馬の秘密を知ったホキは……。人間のやさしさとはなにか、ほんとうの愛とはなにかを語りかける、さわやかな都会ふうセンスの、詩情に満ちた、不思議でロマンチックな、ファンタジー童話。
  • さくらの花でんしゃ

    さくらの花でんしゃ

    小説・文芸

    4.0
    1巻999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ルツさんが孫のアサコのために可愛い桜の花びらのようなワンピースを縫っていると、庭の年老いた桜の木の下で女の子がひとり、すすり泣いていました。ルツさんはアサコを思い出して、その女の子に泣いている理由を尋ねると……。
  • 春はもうすぐ

    春はもうすぐ

    小説・文芸

    4.0
    1巻999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 音楽の時間に、しおりはリコーダーをうまくふけませんでした。一生懸命ふいているのに、班のみんなからおくれてしまうのです。「しおちゃんがいると、あたしたちの班、いちばんへたっぴいになっちゃう」「家でもっと練習してこいよ」といわれてしまいます。でも家でふこうとすると、中学生のお姉ちゃんは勉強のじゃまになるといってうるさがるし、寝たきりのおばあちゃんがかわいそうでしょうといってお母さんがおこります。家であまりしゃべらない高校生のお兄ちゃんも迷惑そうな顔をします。ある日の学校帰り、しおりがひろい公園のわきを通ると、木立ちのあいだから小鳥の鳴く声が聞こえてきました。それを聞いているうちにしおりは、自分もリコーダーをここで練習しようと思い立ちます……。家族の大切さがあたたかくつたわってくる作品です。
  • 銀の糸あみもの店

    銀の糸あみもの店

    小説・文芸

    4.0
    1巻605円 (税込)
    親友の葉子から突然、「サホコ タスケテ」と隅のほうに編み込まれた、レース編みのスカーフが送られてきた。さほこはびっくりして、葉子の勤める編み物店をたずねたが……。編み物に魅せられた少女の運命をえがいた「銀の糸あみもの店」のほか、「西明かりのときに」「電話」「うす黄色のかさ」「透見めがね」など、斬新で都会の香りあふれるファンタジー短編を、11話収録した傑作童話集。
  • 風の子ファンタジー

    風の子ファンタジー

    小説・文芸

    3.0
    1巻550円 (税込)
    自然を失った都会で、ふと私たちに季節の変化を呼びさましてくれる様々な「風」。その「風」を背景として、日常生活の中に妖精や自然の使いを登場させたこのファンタジーは、読者を幻妙な世界にいざないます。「火事」「雪の朝」「紙ふぶき」「青銅のライオン」「銀のローラースケート」など、新鮮で都会的な短編10話収録。
  • 小さな公園のふしぎな森

    小さな公園のふしぎな森

    小説・文芸

    -
    1巻1,200円 (税込)
    ある町の片隅の、草ぼうぼうで木々の生い茂る小さな公園。さみしい時やつかれた時、この公園に行ってみてください。きっと素敵な、そしてちょっぴり不思議な気分になれるはずです……

ユーザーレビュー

  • ロザンドの木馬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学生のころに図書室で読んで以来、ずっと探してた本。読んだら、当時の自分が何に惹かれたのか分かったし、今読んでもやっぱり好きだなあと思う。

    昔好きだったこと、
    ・女の子が好きなものが詰めこまれてる。六角形の家、最初に淳が迷いこむ路地、ホキがもらうプレゼントの可愛いこと。
    ・ホキはお母さんの顔を知らず、お父さんを亡くしたという「不幸」を持っている。子どもの頃は、このことに憧れていた。
    ・ホキは回りとなじまず本ばかり読んでいて、不思議なはなしをする「変わった子」だけれど、みんなに愛されている。ホキを引き取ることになった淳のお母さんはホキがする不思議なはなしを好んでいるし、淳はバカにしながらもホキをかわいがっている。本当に羨ましかった。

    今読んで思うのは、
    ・木馬が意外とクール。
    ・ホキが木馬とお別れできたのは、ホキが愛されているからなんだろうなあ。
    ・情景描写が美しくて好き。
    ・淳がものすごく男の子でとてもかわいい。

    ずっと手元に置きたいと思っていた一冊。

    0
    2020年02月02日
  • 銀の糸あみもの店

    購入済み

    ノスタルジー

    初めて読んだのは小学生の頃。初めて読むファンタジーなストーリーが心に残り、大人になって手に入れる事ができて嬉しいです。今の時代でも違和感なく情景が浮かびました。

    0
    2019年11月14日
  • さくらの花でんしゃ

    Posted by ブクログ

    瀬尾七重さんの童話ですね。
    絵は、新野めぐみさん。

      あたたかい はるの ひざしが、にわに
     ふりそそいでいます。
      ルツさんは、ベリンダで てがみを
     よんでいました。
      八つになる まごの アサコから、はじめて
     もらった てがみです。
      お父さんの てんきんで アサコたち一家は、
     ことしの はじめに とおい きたの くにに
     いってしまったのです。
      アサコが いった くにには さくらの木が
     ありません。
      アサコの ちいさいころから さくらの木は
     おもいでが いっぱい あります。
      でも、この さくらの木は 古い 古い
     木です。
      ルツさんは たいせつに せわを 
     してきました。けれども、としを おうごとに、
     さくらの 木は、だんだんと 
     よわってきていたのです。

      そんな ある日 ルツさんが アサコの ための
     ワンピースを ぬって いました。
      プチンと さいごの いとを きったとき、
     ルツさんは、ふと 耳を すませました。
      「おや、だれか ないているわ」
      みまわすと、さくらの 木の 下で
     女の子が ひとり、すすりないています。
      「ダンスの れんしゅうを していたら
       つるばらの かきねに ひっかかって、
       ドレスが やぶけてしまったの」
      ルツさんは、女の子が ちょうど アサコと
     おなじ としに みえたので、
      「さあさあ、なくのは おやめなさい。
       ほら、この ワンピースを きていったら
        どうかしらね」
      みるみるうちに、女の子の かおが
     かがやきました。

     やさしい温もりのあるお話です♪
     さくらの花で、花でんしゃをアサコちゃんとルツが作った思い出と、さくらの精の女の子が、ルツさんの作ったワンピースを着て、たくさんの花の精たちと花でんしゃで旅立つのが素敵なロマンに満ちています。
     今年も、桜の季節になりました。この物語を想い浮かべながら、桜のダンスを楽しみたいですね(=゚ω゚=)

     

    0
    2026年03月23日
  • 春はもうすぐ

    Posted by ブクログ

    瀬尾七重さんの童話ですね。
    瀬尾七重さん(1942年、東京生まれ)童話作家。
    絵は、ふりやかよこさん。

     カンカラ カンカラ
     カンカララ カンカララ
     しおりは、てつの フェンスに かさの
     さきを あてながら、のろのろ
     あるいていました。
     フェンスと 石べいの あいだの ほそい
     ゆるやかな さかみちです。

     カンカラ カンカラ
     カンキンコン カンキンコン
     カラララ カラララ…………
     はしると、おとは、まるで
     もっきんの ように たかく ひびきます。
     しおりは、はしったり あるいたりして
     フェンスに そっていきました。

     ツツピー ツツピー
      ツツピー ツツピー
     こだちの あいだから ことりの なく
     こえが きこえました。

     しおりは、フェンスに かさを たてかけると、
     リコーダーを ふくろから とりだしました。
     ツツピー ツツピー
      ツツピー ツツピー
     さえずりに あわせて しおりは、
     リコーダーを ふきました。

     しおりは、家ではリコーダーの練習が出来ないので、なかなか上手になれません。
     すると、不思議な少年が現れて、「ぼくは、上手に歌えない」と言って、しおりと一緒に、練習をすることになります。
     複雑な家庭の事情が描かれて、機嫌が悪そうなお兄ちゃんが、実はとても優しくて、しおりの応援をしてくれるようになります。
     小学一~三年生向けですが、PHP研究所出版ですので、考えさせる構成になっているのが嬉しいですね♪

    0
    2026年03月15日
  • 銀の糸あみもの店

    Posted by ブクログ

    短編集
    ほの暗いはなしが多い印象ですが、それもまた良し。
    表題作はちょっとホラーっぽい。
    「となりの家」が好き。存在しないはずの空間にある時計。
    ここではないどこか。
    あちら側との境界。

    色彩の表現がとても好き。
    「うす黄色のやわらかいうすいレース」
    「西の空が、あかむらさきから紺色にかわろうとしているとき」
    「ひだのたくさん寄った山吹色のドレス」
    やさしくて美しいと思う。

    0
    2021年03月09日

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