瀬尾七重のレビュー一覧

  • ロザンドの木馬

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    ネタバレ

    小学生のころに図書室で読んで以来、ずっと探してた本。読んだら、当時の自分が何に惹かれたのか分かったし、今読んでもやっぱり好きだなあと思う。

    昔好きだったこと、
    ・女の子が好きなものが詰めこまれてる。六角形の家、最初に淳が迷いこむ路地、ホキがもらうプレゼントの可愛いこと。
    ・ホキはお母さんの顔を知らず、お父さんを亡くしたという「不幸」を持っている。子どもの頃は、このことに憧れていた。
    ・ホキは回りとなじまず本ばかり読んでいて、不思議なはなしをする「変わった子」だけれど、みんなに愛されている。ホキを引き取ることになった淳のお母さんはホキがする不思議なはなしを好んでいるし、淳はバカにしながらもホキをかわいがっている。本当に羨ましかった。

    今読んで思うのは、
    ・木馬が意外とクール。
    ・ホキが木馬とお別れできたのは、ホキが愛されているからなんだろうなあ。
    ・情景描写が美しくて好き。
    ・淳がものすごく男の子でとてもかわいい。

    ずっと手元に置きたいと思っていた一冊。

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    2020年02月02日
  • 銀の糸あみもの店

    購入済み

    ノスタルジー

    初めて読んだのは小学生の頃。初めて読むファンタジーなストーリーが心に残り、大人になって手に入れる事ができて嬉しいです。今の時代でも違和感なく情景が浮かびました。

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    2019年11月14日
  • さくらの花でんしゃ

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    瀬尾七重さんの童話ですね。
    絵は、新野めぐみさん。

      あたたかい はるの ひざしが、にわに
     ふりそそいでいます。
      ルツさんは、ベリンダで てがみを
     よんでいました。
      八つになる まごの アサコから、はじめて
     もらった てがみです。
      お父さんの てんきんで アサコたち一家は、
     ことしの はじめに とおい きたの くにに
     いってしまったのです。
      アサコが いった くにには さくらの木が
     ありません。
      アサコの ちいさいころから さくらの木は
     おもいでが いっぱい あります。
      でも、この さくらの木は 古い 古い
     木です。
      ルツさんは たいせつに せわを 
     してきました。けれども、としを おうごとに、
     さくらの 木は、だんだんと 
     よわってきていたのです。

      そんな ある日 ルツさんが アサコの ための
     ワンピースを ぬって いました。
      プチンと さいごの いとを きったとき、
     ルツさんは、ふと 耳を すませました。
      「おや、だれか ないているわ」
      みまわすと、さくらの 木の 下で
     女の子が ひとり、すすりないています。
      「ダンスの れんしゅうを していたら
       つるばらの かきねに ひっかかって、
       ドレスが やぶけてしまったの」
      ルツさんは、女の子が ちょうど アサコと
     おなじ としに みえたので、
      「さあさあ、なくのは おやめなさい。
       ほら、この ワンピースを きていったら
        どうかしらね」
      みるみるうちに、女の子の かおが
     かがやきました。

     やさしい温もりのあるお話です♪
     さくらの花で、花でんしゃをアサコちゃんとルツが作った思い出と、さくらの精の女の子が、ルツさんの作ったワンピースを着て、たくさんの花の精たちと花でんしゃで旅立つのが素敵なロマンに満ちています。
     今年も、桜の季節になりました。この物語を想い浮かべながら、桜のダンスを楽しみたいですね(=゚ω゚=)

     

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    2026年03月23日
  • 春はもうすぐ

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    瀬尾七重さんの童話ですね。
    瀬尾七重さん(1942年、東京生まれ)童話作家。
    絵は、ふりやかよこさん。

     カンカラ カンカラ
     カンカララ カンカララ
     しおりは、てつの フェンスに かさの
     さきを あてながら、のろのろ
     あるいていました。
     フェンスと 石べいの あいだの ほそい
     ゆるやかな さかみちです。

     カンカラ カンカラ
     カンキンコン カンキンコン
     カラララ カラララ…………
     はしると、おとは、まるで
     もっきんの ように たかく ひびきます。
     しおりは、はしったり あるいたりして
     フェンスに そっていきました。

     ツツピー ツツピー
      ツツピー ツツピー
     こだちの あいだから ことりの なく
     こえが きこえました。

     しおりは、フェンスに かさを たてかけると、
     リコーダーを ふくろから とりだしました。
     ツツピー ツツピー
      ツツピー ツツピー
     さえずりに あわせて しおりは、
     リコーダーを ふきました。

     しおりは、家ではリコーダーの練習が出来ないので、なかなか上手になれません。
     すると、不思議な少年が現れて、「ぼくは、上手に歌えない」と言って、しおりと一緒に、練習をすることになります。
     複雑な家庭の事情が描かれて、機嫌が悪そうなお兄ちゃんが、実はとても優しくて、しおりの応援をしてくれるようになります。
     小学一~三年生向けですが、PHP研究所出版ですので、考えさせる構成になっているのが嬉しいですね♪

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    2026年03月15日
  • 銀の糸あみもの店

    Posted by ブクログ

    短編集
    ほの暗いはなしが多い印象ですが、それもまた良し。
    表題作はちょっとホラーっぽい。
    「となりの家」が好き。存在しないはずの空間にある時計。
    ここではないどこか。
    あちら側との境界。

    色彩の表現がとても好き。
    「うす黄色のやわらかいうすいレース」
    「西の空が、あかむらさきから紺色にかわろうとしているとき」
    「ひだのたくさん寄った山吹色のドレス」
    やさしくて美しいと思う。

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    2021年03月09日
  • 銀の糸あみもの店

    ネタバレ 購入済み

    ちょっと……

    話としては、嫌いでは無いけれど、どこか、不気味で、心の中に、冷やっとした物を感じる、ちょっと怖い昔話か怪談のような作品だと思う。読後感が、ちょっと、重く、暗い。

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    2022年12月11日
  • 風の子ファンタジー

    ネタバレ 購入済み

    これが、児童書!?

    何だか、最後が、不気味で恐ろしい。子供達と遊んで居たのが、ゴミ箱に、打ち捨てられた、汚れた人形だったとか、冬の精?雪の精かな?に、気に入られて、取り付かれたとか、木枯らしとダンスしてくれたのが、焚き火の燃え残りとか、とても、怖い。

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    2022年12月11日