瀬尾七重のレビュー一覧

  • ロザンドの木馬
    小学生のころに図書室で読んで以来、ずっと探してた本。読んだら、当時の自分が何に惹かれたのか分かったし、今読んでもやっぱり好きだなあと思う。

    昔好きだったこと、
    ・女の子が好きなものが詰めこまれてる。六角形の家、最初に淳が迷いこむ路地、ホキがもらうプレゼントの可愛いこと。
    ・ホキはお母さんの顔を知ら...続きを読む
  • 銀の糸あみもの店

    ノスタルジー

    初めて読んだのは小学生の頃。初めて読むファンタジーなストーリーが心に残り、大人になって手に入れる事ができて嬉しいです。今の時代でも違和感なく情景が浮かびました。
  • 銀の糸あみもの店
    短編集
    ほの暗いはなしが多い印象ですが、それもまた良し。
    表題作はちょっとホラーっぽい。
    「となりの家」が好き。存在しないはずの空間にある時計。
    ここではないどこか。
    あちら側との境界。

    色彩の表現がとても好き。
    「うす黄色のやわらかいうすいレース」
    「西の空が、あかむらさきから紺色にかわろうとし...続きを読む
  • 風の子ファンタジー

    これが、児童書!?

    何だか、最後が、不気味で恐ろしい。子供達と遊んで居たのが、ゴミ箱に、打ち捨てられた、汚れた人形だったとか、冬の精?雪の精かな?に、気に入られて、取り付かれたとか、木枯らしとダンスしてくれたのが、焚き火の燃え残りとか、とても、怖い。
  • 銀の糸あみもの店

    ちょっと……

    話としては、嫌いでは無いけれど、どこか、不気味で、心の中に、冷やっとした物を感じる、ちょっと怖い昔話か怪談のような作品だと思う。読後感が、ちょっと、重く、暗い。