作品一覧

  • 想いであずかり処 にじや質店
    3.5
    1巻726円 (税込)
    満月の夜だけ開店する「にじや質店」。そこはある条件を満たせば、お金を貸してくれる代わりに「願いを一つだけ叶えてくれる」質屋だという。そんな不思議なお店で働くことになった女の子・いろはと、どうしても叶えたい願いを抱えるお客たちが織りなす、優しく温かい物語。
  • 小学館世界J文学館 あしながおじさん
    -
    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 孤児院出身の少女が得た、自立する喜びと、生きる楽しみ。 天涯孤独な主人公ジェルシャー・アボットのお話は、憂鬱な水曜日から始まる。その日は孤児院に寄付をしてくれる篤志家の評議委員たちが視察に来るため、朝からギッチギチに行儀良くしていなければならないのだ。ところがその憂鬱な水曜日に、ジェルシャーは優秀な成績により特例として孤児院から大学へと進学できることが決まった。条件は毎月、援助してくれる資産家に手紙を書くこと。たまたまその援助を申し出てくれた資産家の細長いシルエットを見ていたジェルシャーは、勝手にあしながおじさんと命名。ここから物語は、ジェルシャー改めジュディからあしながおじさんへの手紙を読む形で進んでいく。ジュディの大学生活は、毎日が新しい発見と驚きの連続。生き生きとした文面から、どんな場面で何をしてどう感じたか、まるで親友の話を聞いているかのようにリアルに感情が伝わってくる。ジュディと一緒にハラハラどきどきしたり、時にはツッコミを入れたり。あしながおじさんが出してくれるお金を少しでも早く返済しようと頑張る姿に思わず応援をしてしまうはず。そして迎えるハッピーエンドまでいっきに読み進まずにはいられない! ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 小学館世界J文学館 イギリス昔話集
    -
    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 ジャックと豆のつる、親指トム…時代をこえて愛される昔話の原典。 誰もが知っている有名な童話が入った昔話集。レンガで家を作った末っ子の子ブタがオオカミをやっつける話や、空までのびた豆のつるを登ったジャックが人食い鬼の家へ入っていく冒険話。知恵を使って巨人をやりこめる女の子の話などなど。一度は聞いたことのあるお話と、あまり翻訳されてこなかっためずらしい話が一緒に入っている。どれも心地よいリズムの文体で、読み聞かせにもピッタリ。次はどんな展開になるのか、ワクワクしながら聞きほれてしまう。お話は全部で23話。 1.カササギの巣、2.ものぐさジャック、3.まほう使いと弟子、4.妖精のぬり薬、5.ミアッカじいさん、6.ジャック・ハナフォード、7.ジャックが運をためしいった話、8.トウモロコシパン、9.ビノリー川、10.三匹の子ブタのはなし、11.三人のまぬけ、12.ビネガーのだんな 13.ロバとテーブルとこん棒、14.マー伯爵の娘、15.魚と指輪、16.モリー・ワッピー、17.世界の果ての井戸、18.三匹のクマのはなし、19.いくさずきん、20.トム・ティット・トット、21.親指トムのはなし、22.ジャックと豆のつる、23.巨人殺しのジャック ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 新宿の猫
    値引きあり
    3.8
    1巻396円 (税込)
    何をやってもうまくいかない「ボク」は、明日が見えない闇のなかでもがいていた。そんなある夜、ぶらりと立ち寄った小さな飲食店で、さまざまな猫の特徴がしるされた一枚の紙に心をうばわれる。それは店で料理をつくる夢ちゃんが描いた「猫の家族図」だった。行き場を失った猫に寄りそう彼女は、「ボク」に猫と自分の秘密を打ち明け、ふたりは大切な約束をする――。夜の底からあふれだす優しさ、胸に灯る温かないのちの物語。
  • ぼくがスカートをはく日
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    今度、学校で演劇のオーディションが開催される。ぼくは、女神の役をやりたい。「男子が女子の役をやるんだって!」と言われるだろう。けれど、ぼくは自由に自分らしく生きたい。本物の女の子になりたい。――12歳のグレイソンは、一歩、進みはじめる。

ユーザーレビュー

  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    洋書で読みました。
    主人公の心情の変化、本当はこうでありたいけどこの気持ちは押し殺さなきゃ、という気持ちがすごくよく描かれていて、当事者でなくても非常に同情(という言葉が適切か自信がないですが)できる本でした。
    難しいトピックだな、と思いつつもっとこういう本を通して幼いうちから考え方を広げていくべきだなとも思いました。

    0
    2025年03月09日
  • 新宿の猫

    Posted by ブクログ

    一時暮らしていたことで好きになった新宿が舞台の作品を本屋で見つけて読んでみた。

    読んで良かった。見つけられて良かった。

    途中に出てくる詩が自分にはぐっと刺さるものがあった。それは小説の構成も影響してかもしれないけれど、細かい細工が終始成されていてあっぱれと言いたくなる作品だった。

    宝物にしたいような作品。

    0
    2024年11月13日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『むらさきのスカートの女』(今村夏子)を思い出すために読もうと、キーワードで選んだ『ぼくがスカートをはく日』(エイミ・ポランスキー)。

    今回は【トランスジェンダーの小学生6年生が持つ苦悩の話】でした。

    偶然ハトシェプスト興味で選んだ『碧いホルスの眼』(犬童千絵)を並行して読んでいる事もあって、

    「この事で悩む人は昔からいるんだな」って思ったかな。

    さらに主人公の場合、自身の考えを尊重してくれた両親を交通事故で早くに亡くしており、心情はさらに複雑なもの。

    先日読んだ『違国日記』(ヤマシタトモコ)では高校生主人公も似たような境遇にあった事を思い出し、読後こんな近日中に類似ストーリーを読む

    0
    2023年10月01日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    まだまだ心と体の性について理解されない世の中。
    もっと自由に生きられるようになるのはいつになるんだろうか。
    12歳の主人公の気持ちが苦しかった。
    最後は良かった。

    0
    2022年07月20日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    トランスジェンダーの女の子が家族やクラスメートの無理解に悩まされながら、信頼できる先生と出会って成長していく物語。希望を持てる前向きなストーリーなのがとてもよいです。

    0
    2022年08月20日

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