作品一覧

  • カジノ列島ニッポン
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    2030年秋、大阪の万博跡地でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業が予定されている。初期投資額だけでも1兆円を超える、この超巨大プロジェクトは年間来場者数約2000万人、売り上げは約5200億円を見込んでいる。カジノ・IRに関しては大阪のほか、市長選の結果により撤退した横浜をはじめ、長崎、和歌山でも開設の動きがあり、そして本丸は東京と見られている。20代から海外にわたってカジノを経験してきたジャーナリストが、国内外での取材を踏まえ、現在進行形の「カジノ列島ニッポン」に警鐘を鳴らす。
  • 12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    東京・新宿でバーの経営や人気イベントを手がけ、経営者や漫画家として活躍していたモカさんは、鬱病を悪化させ、29歳の時、マンションの屋上から飛び降りた。奇跡的に生還後は、社会への「貢献」を意識し、600人以上の「生きづらさ」を抱える人に無償でお悩み相談をしている。デザイナー、プログラマー、元男性のトランスジェンダーでもある彼女の多才かつ献身的な活動を、取材する記者がまとめる。本人の描き下ろし漫画も。

ユーザーレビュー

  • 12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと

    Posted by ブクログ

    モカさん本人が書いておらず、記者が書いている。記者の冗長な文書が時々ありこれはいらないなと思う文章はあった。

    当時の日記やマンガにかなりのリアルさがある。漫画は陰を描いている部分がリアルすぎる。

    発想が良く面白い考えを持つ人がいるんだなというのを強く感じた。
    この本の好みが分かれる理由は記者の文章の好みや関係者へのインタビュー形式だろう。

    ただし、この記者の余暇活動の中で生まれた本書がなければモカさんを知ることはなかった。もともとモカさんのファンからみたら、もっとモカさん自身が書いた文章に触れたかっただろうと思う。ただ、わたしのようにLGBTにも性にも新宿2丁目にも特に関心がないわたしが

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    2021年11月15日
  • 12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと

    Posted by ブクログ

    記者のエッセーと主要人物(モカ)の漫画が両方入っています。モカの今までの人生と現在の活動が描かれています。書かれている文章はちょっと硬いですが、内容は興味深いです。

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    2020年10月27日
  • 12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと

    Posted by ブクログ

     タイトルの通り、12階から飛び降りて一度死んだモカさんが、その後、人の相談にのって生きていることを記した本。
     モカさんの語る言葉が、とてもフラットで、この人の目に映る世界ってどんなものなのだろうと思ってしまう。
     まったくの興味本位でモカさんに会いたくなる。

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    2019年10月12日
  • 12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと

    Posted by ブクログ

    モカさんの事は何も知らずに手に取ったけれど、共感した。
    死にたい、というより、愛されたいとか満たされていない、というより、消えてしまいたい…。
    死んだはずが生きている、その自分。元々の色々。それからの色々。

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    2022年08月11日
  • 12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すらすら読んだ。内容は個人的には面白かった。
    確かにライターの高野さんが中立性に欠けるので、痛そうな描写があるものの、自殺企図を美化しているように読めないか懸念もわく。
    無償で死にたい人の相談に乗り続けるのは通常困難だと思うが、多くの人は「モカさんだから」という理由で相談する=ラポールができやすいのだと思うので、民間団体の相談事業とは違って、明確な助言や一回の相談でポジティブに向かわせる方法でもうまくいきやすいのかなと思った。
    あと会話の中で「自殺を体験させる」ような手法は経験者にしかできないので、これには驚いた。一見危険に思えるが、相談者にはカタルシスになるのだろうか。ライターさんの批判的な

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    2020年09月15日

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