作品一覧

  • 終末のアリア
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    2021年9月11日午前8時46分、国会議事堂に無人偵察機が墜落・炎上した。 同時多発テロから20年後のこの日、誰が何を目的にテロを起こしたのか? そしてなぜターゲットは日本なのか――。 奇しくも同じ日、アメリカが国際指名手配するイスラム過激派テロリスト・赤星瑛一が警視庁に出頭してくる。このままではCIAに暗殺される、身の潔白を証明させてほしいと保護を求めてきたのだ。 警察はテロ犯の疑いをもって赤星の身柄を拘束するも、その後に次々とサイバーテロが発生、取調室の赤星は「神の裁き」だと繰り返すばかりで犯人像はまったく掴めない。 首相官邸、防衛省、警察庁は一枚岩になりきれず右往左往、具体的な対策を打ち出せないでいるうちに、東京の電力供給がストップし、国民生活にも被害が及び始める。 大混乱の最中、追い打ちをかけるように北朝鮮のミサイル発射を知らせる警報が鳴る・・・・・・。 突如訪れた国家と世界の危機に、「平和の国」日本はどう立ち向かうのか。
  • エンドレス・スリープ
    4.0
    1巻935円 (税込)
    大井の港湾倉庫で火災が発生。湾岸署の刑事・矢島は、被害のあった現場の冷凍庫から身元不明の5体の死体を発見する。そして、死体の中でいちばん最初に身元が判明したフリーライター・如月啓一の遺稿には、6人の名前が記されていた……。死体は、何のためにわざわざ冷凍保管されたのか? 死に直面した人間の絶望と再生への執着を描いた意欲作。
  • インソムニア
    4.0
    1巻770円 (税込)
    アフリカのある国に派遣された陸上自衛隊PKO部隊の七人が現地の武装勢力に襲われ、一人が死亡。帰国後、さらにもう一人が自殺する。現地でいったい何が起きていたのか? 自衛隊のメンタルヘルス官・神谷啓介と自衛隊病院の精神科医・相沢倫子は真相を探るが、残された五人の証言はすべて食い違い、さらに防衛省の上層部からも圧力がかかる……。
  • エーテル 5.0~麻薬取締官・霧島彩~
    3.2
    1~3巻715円 (税込)
    囮捜査を仕掛け、薬物パーティに潜入した霧島彩は、薬物をネットで売買する男を逮捕する。さらに、被害者と思っていた依存症の少女も実は売人で、彼女が持っていた薬物を調べると、規制薬物ではない物質が検出された。「エーテル」と呼ばれる拮抗薬の背後に警察が追いかけていた薬物常習者の連続怪死事件も絡み……。

ユーザーレビュー

  • インソムニア

    Posted by ブクログ

    章ごとに主人公が入れ替わり、視点も移り変わっていく。そして真実に近づいていく。
    しかし、真実とは何か、真実とは所詮は概念なのではないか。だとしたら真実を知ることや晒すことにいったい何の意味があるのか、を考えさせられた作品。

    個人的には、かつて小泉純一郎が「どこか武装地域でどこか非武装地域か、私に聞かれても分かるわけがない。」と開き直った答弁をしていたことを思い出した。
    そんな地域に送り込まれた自衛隊と、自衛隊を送り込んだ地域はあくまで戦地ではないと言い張る防衛省のスタンスの対比が見事に描かれていた。

    0
    2025年08月18日
  • エンドレス・スリープ

    Posted by ブクログ

    終末医療と銘打って患者に希望を持たせる。
    犠牲者は藁にもすがる思いだっただろう。
    エンドレス・スリープ、果てなき眠りという思惑は瓦解する。
    扱ったテーマは重く考えさせられるものだった。星4つです。

    0
    2025年11月20日
  • エンドレス・スリープ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大井の港湾倉庫で火災が発生。湾岸署の刑事・矢島は、被害のあった現場の冷凍庫から身元不明の五体の死体を発見する。
    そして、死体の中でいちばん最初に身元が判明したフリーライター・如月啓一の遺稿には、六人の名前が記されていた……。
    死体は、何のためにわざわざ冷凍保管されたのか? 死に直面した人間の絶望と再生への執着を描いた意欲作。

    0
    2025年11月06日
  • レッドデータ~麻薬取締官・霧島彩III~

    Posted by ブクログ

    麻薬取締官・霧島彩シリーズ第三弾。今回は危険ドラッグの撲滅を目指す戦いが描かれた。誰が味方で、誰が敵か、面白い展開だった。元上司の娘・辰巳直、あの大西情報官の娘・大西唯が登場。若い娘さんには危険すぎる職場だなー。

    0
    2025年02月08日
  • ブラックリスト~麻薬取締官・霧島彩II~

    Posted by ブクログ

    女性麻薬取締官・霧島彩シリーズ第二弾。今回は中国から密輸された覚醒剤の摘発、ルート解明に乗り出す。しかし相手は中国マフィア。強敵である。味方とおもったら敵で、敵と思ったら味方と、スリリングな展開。まさか大西情報官が、、、

    0
    2025年01月29日

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