ジョン・ケネス・ガルブレイスの作品一覧

「ジョン・ケネス・ガルブレイス」の「[新版] バブルの物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • [新版] バブルの物語
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    なぜ、金融バブルは繰り返されるのか。17世紀オランダで起きたチューリップバブルから、1929年の世界大恐慌、さらには1980年代末の日本のバブルに至るまで、古今東西で起きた「熱狂」とその崩壊過程を描く。バブルを希求する人間の本質と、資本主義経済の根幹に迫った名著がついに復活!

ユーザーレビュー

  • [新版] バブルの物語

    Posted by ブクログ

    星6個ぐらいつけたい、良質な一冊と思います。

    金融、特に金融資産の販売や運用に関わる人には、特に読んでほしい良書だと思います。

    金融に関する記憶は極度に短い、せいぜい20年しか続かない、とのこと、確かになぁと思います。なぜならリーマンショックから20年も経ってませんが、すでに忘れ去られようとししていると感じているからです。
    てこ=借金(負債)であり、革新的に見える金融商品も例外なしに全て、既成のやり方を少し変えてみただけのもの、というのも確かに!と思います。第三世界の債務が問題になるのも新しい現象ではない。
    とにかく、金融関係者には特に必読の書です。

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    2025年07月08日
  • [新版] バブルの物語

    Posted by ブクログ

    金融の歴史、特にバブルについて書かれている本を探しているなかで購入しました。この手の本の中ではとてもコンパクトに収まっており、バブルの発生する際の特徴、バブル崩壊前後の経緯が概観できる良書です。「歴史の教訓を知らない人は、過去の歴史を繰り返すように運命づけられている。」この言葉が、そっくり金融業界にあてはまっています(だからこそ、バブルと崩壊を何度も繰り返している)。個人的には星6つでもいいと思います。投資に興味ある人は絶対に読んでおくべき書だと強く感じました。

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    2014年09月10日
  • [新版] バブルの物語

    Posted by ブクログ

    私が読んだのは旧版でしたね。オランダのチューリップ投機の話が印象的でしたが、随分と変わってるのかな。

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    2013年01月04日
  • [新版] バブルの物語

    Posted by ブクログ

    これまでに何度も起きてきたバブルの発生とその崩壊までを詳細に追う。「自信過剰」「過剰レバレッジ」「新奇さ」など、様々なバブルにはそれに共通する点があり、今になって思えばサブプライムバブルにもばっちり当てはまる。前回のバブル崩壊の痛手が人々の記憶から消え去り、再びバブルが起こるまでには通常20年が必要とのことなので2030年位に再び読み返せるようにしたい。

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    2010年10月31日
  • [新版] バブルの物語

    Posted by ブクログ

    1929年の金融市場崩壊を描いた『大暴落 1929』が日経BPクラシックで再刊されて売れているカルブレイスさんによる、過去に発生したバブルとその崩壊の物語をまとめた小品です。日本語版は土地神話がまだ生きていた1991年に書かれたものですが、やがて来る日本の土地バブル崩壊にしっかり警告を出しています。

    序文から。「以上に述べたことは、アメリカにおける当期と、それが日本を含む世界に影響を与えずにはおかないということである。私が見るところでは、アメリカ人は格別に投機痴呆症にかかりやすい心理を持っており、今述べたような報いを受ける度合いもまた大きい。... アメリカ人というのは、自分たちが成功して

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    2009年12月26日

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