ジョン・ケネス・ガルブレイスのレビュー一覧

  • [新版] バブルの物語

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    星6個ぐらいつけたい、良質な一冊と思います。

    金融、特に金融資産の販売や運用に関わる人には、特に読んでほしい良書だと思います。

    金融に関する記憶は極度に短い、せいぜい20年しか続かない、とのこと、確かになぁと思います。なぜならリーマンショックから20年も経ってませんが、すでに忘れ去られようとししていると感じているからです。
    てこ=借金(負債)であり、革新的に見える金融商品も例外なしに全て、既成のやり方を少し変えてみただけのもの、というのも確かに!と思います。第三世界の債務が問題になるのも新しい現象ではない。
    とにかく、金融関係者には特に必読の書です。

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    2025年07月08日
  • [新版] バブルの物語

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    金融の歴史、特にバブルについて書かれている本を探しているなかで購入しました。この手の本の中ではとてもコンパクトに収まっており、バブルの発生する際の特徴、バブル崩壊前後の経緯が概観できる良書です。「歴史の教訓を知らない人は、過去の歴史を繰り返すように運命づけられている。」この言葉が、そっくり金融業界にあてはまっています(だからこそ、バブルと崩壊を何度も繰り返している)。個人的には星6つでもいいと思います。投資に興味ある人は絶対に読んでおくべき書だと強く感じました。

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    2014年09月10日
  • [新版] バブルの物語

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    私が読んだのは旧版でしたね。オランダのチューリップ投機の話が印象的でしたが、随分と変わってるのかな。

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    2013年01月04日
  • [新版] バブルの物語

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    これまでに何度も起きてきたバブルの発生とその崩壊までを詳細に追う。「自信過剰」「過剰レバレッジ」「新奇さ」など、様々なバブルにはそれに共通する点があり、今になって思えばサブプライムバブルにもばっちり当てはまる。前回のバブル崩壊の痛手が人々の記憶から消え去り、再びバブルが起こるまでには通常20年が必要とのことなので2030年位に再び読み返せるようにしたい。

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    2010年10月31日
  • [新版] バブルの物語

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    1929年の金融市場崩壊を描いた『大暴落 1929』が日経BPクラシックで再刊されて売れているカルブレイスさんによる、過去に発生したバブルとその崩壊の物語をまとめた小品です。日本語版は土地神話がまだ生きていた1991年に書かれたものですが、やがて来る日本の土地バブル崩壊にしっかり警告を出しています。

    序文から。「以上に述べたことは、アメリカにおける当期と、それが日本を含む世界に影響を与えずにはおかないということである。私が見るところでは、アメリカ人は格別に投機痴呆症にかかりやすい心理を持っており、今述べたような報いを受ける度合いもまた大きい。... アメリカ人というのは、自分たちが成功して

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    2009年12月26日
  • [新版] バブルの物語

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    歴史上起きたバブルについて解説してくれている本。分かりやすかった。これからもバブルが訪れては崩壊するのだなーと思った。

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    2014年11月02日
  • [新版] バブルの物語

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    80
    陶酔的熱病は繰り返し起こる現象であり、それにとりつかれた個人、企業、経済界全体を危険にさらすものだ。のみならず、予防の働きをする規制は明らかな形では全く存在しないのであって、個人的、公的な警戒心を強く持つこと以外に予防策はあり得ないのである。

    あらゆる人は、最も幸福なときに最も騙されやすいものだ。

    最低の良識を持ち続ける上で何よりも大切な自己反省ということを怠りがちになる。

    「私は物体の運動を測定することはできるが、人間の愚行を測定することはできない」ニュートン

    金融史において確実に繰り返し見られるところの金融上の記憶の病理的な弱さ。

    唯一の矯正策は高度の懐疑主義である。

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    2011年07月01日
  • [新版] バブルの物語

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    訳が下手で分かりづらい部分も多かったが、原文の内容がそこまで複雑でなかったため、内容は簡単に理解できた。

    要するにバブルとは人々の無能と傲慢と強欲が引き起こすものであり、それは時代や場所を選ばず必ず同型の失敗が見られるという話。

    これも社会保障論の課題なので、レポート書くよ〜

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    2012年10月17日