作品一覧

  • 実証研究 東京裁判 ――被告の責任はいかに問われたか

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,815円 (税込)
    従来の東京裁判論は、主に政治・外交史を基調とし、また「日本無罪論」で知られるインド代表判事パルやオランダ代表判事レーリンクによる個別反対意見をもっぱら話題とし、本来の東京判決での多数意見を軽視してきた。本書は、東京裁判の事実認定がいかになされ、責任がどう問われたのかを実証的に解明。法廷で適用された責任論や、各被告人に対する判定の根拠を体系的に分析する。判決七五周年に向けて、東京裁判を国際刑事裁判史にどう位置づけて評価すべきか、その功績と問題点とを明らかにする。【目次】まえがき/第一章 裁判の歴史的文脈と枠組み/第二章 平和に対する犯罪の争点/第三章 日本政府組織論/第四章 戦争犯罪の争点/第五章 「東京判決」――多数派判事による判決/終章 今日の国際刑事裁判にみる責任論
  • 東京裁判「神話」の解体 ──パル、レーリンク、ウェブ三判事の相克

    小説・文芸

    4.0
    1巻946円 (税込)
    東京裁判は「勝者の裁き」であり、インド代表パル判事とオランダ代表レーリンク判事の反対意見は、その欺瞞を暴き出すものだとの論が日本の国内論議で長くみられた。だが、パルやレーリンク意見には重大な誤謬と恣意性があり、東京裁判の功績と問題点の歴史的・法理学的理解を大きく歪めている。東京裁判研究者の戸谷と国際法の大家コーエンが、従来見過ごされてきたウェブ裁判長による判決書草稿を読み解き、東京裁判の過程を再検証。判決から70周年を迎えた今、知られざる真相を解明する。

ユーザーレビュー

  • 東京裁判「神話」の解体 ──パル、レーリンク、ウェブ三判事の相克

    Posted by ブクログ

     法学の立場から東京裁判を記した本書。恣意性を排し、感情を脇に置き、一つ一つ論理を積み上げている、という感がする。

     ある時間、ある場所における個人の決断と言うものを、丁寧かつ厳しく見ている。それに伴い如何に事情があろうとも、決断するという行為に付随する重みを感じる。

    0
    2019年04月28日
  • 東京裁判「神話」の解体 ──パル、レーリンク、ウェブ三判事の相克

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争とそれに続く日本が引き起こした戦争責任を問いただすために行われた極東国際軍事裁判(東京裁判)が判決を言い渡してからおよそ80年が経過した。日本に擁護的な主張をしたインドのラダ・ビノード・パルについての書籍は多くの日本人が目にしたことがあるだろう。そしてその内容に感銘を受け、日本無罪論を主張する人も多いのではないかと思う。確かに歴史の糸を辿っていくと、日本がアジア全体への侵略戦争に至った経緯の中には、日本の責だけに帰すべきものではないものもあるだろうし、良くあるアメリカにけしかけられたとする陰謀論といった極論は除いても、一定量戦争に誘導、導かれた側面が全くなかったとは言い難い。西欧諸国

    0
    2026年09月02日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET