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「久原穏」の「「働き方改革」の嘘 誰が得をして、誰が苦しむのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「久原穏」の「「働き方改革」の嘘 誰が得をして、誰が苦しむのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
全部をじっくり読んだ訳ではありませんが…
【一言で言うと】
「働き方改革」は、経営者寄りの考えが色濃い「働かせ方改革」
・経営者側からしたら、高度プロフェッショナルや裁量労働制の拡大は、「定額働かせ放題」で都合が良い
・仕事の進め方は労働者に裁量があっても、仕事の分量を決める裁量は、会社にある
・労働生産性が諸外国に比べて低い、という意見は意味がない(金融立国や資源国の方が有利)
・労働者を守るための労働基準法のため、表向きは「柔軟な働き方」「時間外労働に上限を設ける」と言っている
・しかし、本音では、財界と政府がズブズブで、財界の都合の良いように政策を進めている。財界はその見返りに資金や
Posted by ブクログ
★本書のメッセージ
労働者を蔑ろにした企業のための「働き方改革」などあってはならない。成長が難しいという時代背景を踏まえ、労働者の声に耳を傾けて政策策定を行うべきだ
★読んだきっかけ
受けようとしている企業が「裁量労働制」を敷いており、その制度の仕組みや実態を学びたかったため
★本の概要
政府による一連の「働き方改革」の制度は、産業界のためであり、労働者一人一人にとって価値あるものになっていないと指摘。日本はただでさえ長時間労働が問題視されているのにも関わらず、より労働時間を増やすように働きかける高プロ制度などを問題視。今までのような、売上・成長偏重の考え方から、脱却せよと指摘
★本の