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  • 「働き方改革」の嘘 誰が得をして、誰が苦しむのか
    3.5
    1巻836円 (税込)
    第二次安倍政権発足直後から論議が始まり、2018年6月に国会で関連法が成立した「働き方改革」。その流れをつぶさに取材してきた著者が、この間の経緯と問題点をまとめるとともに、「誰が、何のために『改革』を言い出したのか」を明らかにする。なぜ、労働問題を所管する厚労省ではなく、経営者サイドに立つ経産省主導で進んできたのか。問題の多い「高プロ」にこだわる理由は何か。副業やクラウドワークを推奨し、雇用システムを流動化させようとする狙いとは? 「働き方改革」という耳当たりのいいフレーズの「実像」をコンパクトに理解できる一冊! 【目次】はじめに/プロローグ 裁量労働制をめぐる欺瞞/第一章 高度プロフェッショナル制度の罠/第二章 働き方改革の実相/第三章 日本的雇用の真の問題は何か/第四章 雇用制度を変えるべきか/第五章 海外事例から学ぶ/第六章 これからの働き方のヒント/エピローグ 幸せを基準とする働き方へ/おわりに/主な参考文献

ユーザーレビュー

  • 「働き方改革」の嘘 誰が得をして、誰が苦しむのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全部をじっくり読んだ訳ではありませんが…
    【一言で言うと】
    「働き方改革」は、経営者寄りの考えが色濃い「働かせ方改革」

    ・経営者側からしたら、高度プロフェッショナルや裁量労働制の拡大は、「定額働かせ放題」で都合が良い
    ・仕事の進め方は労働者に裁量があっても、仕事の分量を決める裁量は、会社にある
    ・労働生産性が諸外国に比べて低い、という意見は意味がない(金融立国や資源国の方が有利)

    ・労働者を守るための労働基準法のため、表向きは「柔軟な働き方」「時間外労働に上限を設ける」と言っている
    ・しかし、本音では、財界と政府がズブズブで、財界の都合の良いように政策を進めている。財界はその見返りに資金や

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    2020年09月11日
  • 「働き方改革」の嘘 誰が得をして、誰が苦しむのか

    Posted by ブクログ

    ★本書のメッセージ
    労働者を蔑ろにした企業のための「働き方改革」などあってはならない。成長が難しいという時代背景を踏まえ、労働者の声に耳を傾けて政策策定を行うべきだ

    ★読んだきっかけ
    受けようとしている企業が「裁量労働制」を敷いており、その制度の仕組みや実態を学びたかったため

    ★本の概要
    政府による一連の「働き方改革」の制度は、産業界のためであり、労働者一人一人にとって価値あるものになっていないと指摘。日本はただでさえ長時間労働が問題視されているのにも関わらず、より労働時間を増やすように働きかける高プロ制度などを問題視。今までのような、売上・成長偏重の考え方から、脱却せよと指摘


    ★本の

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    2019年06月18日

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