作品一覧

  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿
    4.5
    1巻1,144円 (税込)
    未曽有のパンデミックが世界をのみ込んで1年が過ぎた。各国は感染抑止のため、軒並みロックダウンを実施。多くの国が似たような対策をとってきた。一方で、各国首脳の中には、無根拠な楽観論を振りかざす大統領もいれば、市民の連帯を繰り返し呼びかける首相もいるなど、その言動には大きな違いが。そして、その違いはコロナ禍の行方すら左右していた――。7人の海外在住ジャーナリストが綴るリーダーたちの素顔。
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情
    3.7
    1巻935円 (税込)
    夫婦同姓が法律で強制されているのは今や日本のみ。本書では、夫婦別姓も可能な英国・米国・ドイツ、通称も合法化したフランス、別姓が原則の中国・韓国・ベルギーで実体験を持つ筆者達が各国の歴史や法律から姓と婚姻、家族の実情を考察し「選べる」社会のヒントを探る。そして、一向に法案審議を進めない立法、合憲判断を繰り返す司法、世界を舞台とする経済界の視点を交えて、具体的な実現のために何が必要なのかを率直に議論する。多様性を認める社会の第一歩として、より良き選択的夫婦別姓制度を設計するための必読書。
  • フランス人の性~なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか~
    3.9
    2017年にはじまった「#MeToo」ムーブメント。数々の有名人、権力者たちが糾弾・告発される中、フランスでは女優カトリーヌ・ドヌーヴら100人の女性たちが反対声明を発表した――。この時代にいったい、なぜ? 出生率2.01人の子どもを産み、育てやすい国。たとえ高齢者であってもセックスレスなどあり得ない国。大統領も堂々と不倫をする国。「性」におおらかな国・フランスの現在を、在仏ジャーナリストが描く。

ユーザーレビュー

  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿

    Posted by ブクログ

    実に興味深い。コロナ禍で各国のリーダー達は、どう指揮したのか。あの時は外国にまで目がいってなかったので、新たに知れた。

    0
    2025年01月07日
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情

    Posted by ブクログ

    夫婦同性を強要する国は、今や日本だけとなってしまったが、世界各国は家族観や氏制度がどのように捉えらているのか?主要国ごとにまとめられている。

    別姓にも、(絶対に)別姓だったり、創作姓だったり、色んなタイプがあるのだなあと思った。また子どもの名字も考えなければならない点など、制度を変えるとなると考慮する必要があるポイントもたくさんある。

    伝統を継承するといったように曖昧な結論で終わらせるのではなく、時代が進んだ今、多様化する家族観に対して名字はどのように適応していくべきなのか考えていかなければならない。

    0
    2021年11月23日
  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿

    Posted by ブクログ

    各国の首脳によって対応や姿勢が全く違うのが興味深い。フランスのマクロン大統領は信頼を失った一方で、ドイツのメルケル首相はむしろ支持率を取り戻した。

    他国の事例と比べると、いかに日本政府への信頼感がないかが身に染みてわかる。ドイツやベルギーは感染拡大の押さえ込みに成功していない(ドイツなんて何回もロックダウンしてるし)にもかかわらず、国民が現政権を支持しているのは、リーダーが優れたリーダーシップを発揮できているからだろう。

    quote:ベルギー首相の会見
    日夜この危機の最前線にいる方々のご苦労に感嘆しています。例えば医療関係者のみなさんの。でも彼らだけではないのも知っています。みんなで、連帯

    0
    2021年02月18日
  • フランス人の性~なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか~

    Posted by ブクログ

    筆者の実際の経験と、
    歴史、文化的な考察のブレンドが
    絶妙。考えるヒント多数。

    フランスの性教育、
    プランニング・ファミリアルの存在、
    中高の保健室にコンドームがさりげなく
    置かれ、モーニングアフターピルも
    もらえる。

    性的他者の感受性を想像する授業。

    フランスでも女性の進出は遅かった。
    キリスト教の影響。
    ガラントリーの存在、
    ベーズマンのルール

    2015フランス最高裁判決
    不倫は特にモラルに反するとは言えないから、
    噂を立てられても名誉毀損にならない

    キリスト教の禁欲とリベルタン。
    シャトレ侯爵夫人とヴォルテール。

    モンテスキュー ペルシア人の手紙
    自分の妻を本気で愛したりする

    0
    2019年01月19日
  • フランス人の性~なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか~

    Posted by ブクログ

    歴史が現在に紐付いてる様を見せつけられると、価値観うんぬんかんぬんは脆く弱いものなのではと弱気になってしまうな..

    0
    2018年10月08日

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