作品一覧

  • 諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで
    4.5
    1巻1,210円 (税込)
    ウクライナへの全面侵攻で世界に衝撃を与えたロシア。なぜ国際法を無視し、蛮行を続けるのか? その背景には、ソ連時代に国家の根幹を掌握し、かつてプーチンも所属した諜報機関「KGB」と、ロシア連邦でそれを継承した「FSB」がある。ウクライナで近年公開されたKGBの極秘文書、反体制派やハッカーによるリーク情報、最新のインテリジェンス研究から、「諜報国家」ロシアの社会構造と行動原理に迫る。
  • プーチン暴走 世界の悪夢
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●ウクライナ戦争と国際秩序の将来 ゼレンスキーはチャーチルになれるか 細谷雄一 ●ロシアが仕掛ける 「ハイブリッド戦争」 廣瀬陽子 ●プーチン・ロシアでクーデターは起こるか? 「国家の中の国家」FSBによる浸透・統治とは 保坂三四郎 ●躊躇うアメリカ、窺う中国 「不信に支配された時代」に求められる自由主義の連帯 佐橋 亮
  • 陰謀論が世界を蝕む
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●〔対談〕魔女裁判、赤狩り、Qアノン…… 「陰謀論大国アメリカ」のゆくえ 森本あんり×渡辺 靖 ●実証研究で読み解く 「正しい知識」は防波堤になるか? 秦 正樹 ●外交戦略としてのディスインフォメーション 影響力を増すサイバー空間 小谷 賢 ●米国HIV製造説、JFK暗殺CIA説から読み解くフェイクニュース作戦 世界を欺くロシア情報機関 保坂三四郎 ●〔対談〕それはカルトか、暴力団か、政党か? 歴史を刻む“謎”組織 中国の秘密結社とは 岡本隆司×安田峰俊 ●知識社会の「パンデミック」が高学歴層を襲う日 「下級国民の反乱」が世界を揺るがす 橘 玲
  • シャープパワーの脅威
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    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、欧米で話題になっている「シャープパワー」とは、中国・ロシアが展開する“対外世論操作プロジェクト”のこと。両国はこの力を使い、国際秩序の解体を狙っている――(目次より)鼎談「習・プーチンが狙う新たな国際秩序とは」(阿南友亮×佐橋亮×小泉悠)/シャープパワー提唱者特別寄稿(クリストファー・ウォーカー)/ロシアが展開する目に見えないハイブリッド戦争(保坂三四郎)/米連邦議員からの警鐘(マイケル・マッコール)/「一帯一路空間の孔子学院」(川島真)

ユーザーレビュー

  • 諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで

    Posted by ブクログ

    ソ連は滅んだが、その諜報機関/弾圧装置は滅びなかった。

    チェキストのアクティブメジャーズと、中国の超限戦、これらを知ってしまうと、もうロシア人や中国人との共存は無理だなという結論しか出てこない…

    本書は鈴木宗男参議院議員以外全国会議員必読の書である。
    本書を自分で読んだ上で、最後のあとがきを読めば、チェキストとの孤独な戦いに挑んだ著者の意志(と哀しみ)が伝わると思う。

    0
    2025年09月20日
  • 諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで

    Posted by ブクログ

    私自身に基礎的な知識が足りず、通読になった。巻末に歴史や人物が表にまとめられているので、参照しつつ読みすすめました。
    深入り禁物がな感じがしました。

    0
    2025年07月21日
  • 諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで

    Posted by ブクログ

    ソ連時代から今のロシア連邦のFSBまでを解説する書籍。あまりにも日本と常識や考え方が違いすぎて理解するのに時間がかかった。ロシアの何を信用して何を信用してはいけないのか混乱する。それくらい諜報機関の活動は手広く全世界に広がっている事を知った。ソ連を知らない世代として本書で書かれている内容についてよく考えなければならないと思った。

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    2025年04月14日
  • 諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで

    Posted by ブクログ

    ロシアにかぶれたからこそ書ける著者によるロシアを知る為に必見な書。ウクライナとの戦争が注目されるが遡って解説してくれるので読みやすい。
    同国におけるKGBとFSBがそのままロシアの歴史であり現在でもある。権力者達の猜疑心が具象化した様な組織で情報戦の巧みさは道徳的にはともかく勉強になる。
    『ゴルゴ13』シリーズの『マンモスの牙』という作品にソ連崩壊後のKGB高官が「国の仕組みが変わってもKGBは滅びず」みたいな台詞を言っていた(記憶は正確でないので悪しからず)が本書を読むとその通りで共産主義より上に在ることが分かる。
    佐藤優先生にも言及されており色々とパラダイムシフトされそうだが手元に置いてお

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    2024年06月18日
  • 諜報国家ロシア ソ連KGBからプーチンのFSB体制まで

    Posted by ブクログ

     世界有数の諜報機関を持つロシアの原理をひも解く。KGBの前身は、1917年に誕生した反革命・サボタージュ取締全ロシア非常委員会、通称「チェーカー」である。これは富裕層(ブルジョワジー)との闘争のために、臨時的かつ超法規的に設けられた組織であり、もし革命によって敵を倒して権力を掌握したら、解散するとされていた。しかし、公式に発表したのは1922年で、実態は謎に包まれた。
     KGBは、政府に対する報告義務はなく、ソ連共産党の最高意思決定機関である政治局の指示に従う政治機関であった。ソ連崩壊後、KGBの防諜はFSBに、対外諜報はSVRに引き継がれたが、諜報の手法は依然として変わらない。前者は主に国

    0
    2024年06月03日

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